明日を目指すお店リポート:石巻「雄勝硯(おがつすずり)生産販売協同組合」 iRyota25 2013.01.23 4 4,079 0 石巻市雄勝町は日本一の硯(すずり)の産地。その歴史は古く、およそ600年前の室町時代から続くといわれています。雄勝硯を有名にしたのは、仙台藩の伊達正宗。牡鹿半島に鹿狩り訪れた際に献上された硯を正宗はいたく賞賛し、硯の生産を保護・奨励したとされます。と、ここま
明日を目指すお店リポート「雄勝硯の伝統継承を応援しよう!」 iRyota25 2013.02.26 3 2,347 1 雄勝石(玄昌石)を使った食器が人気です! 600年の伝統を誇り、世界的にも評価の高い雄勝硯。震災前には国内生産の約9割を占める産地でした。伝統工芸品として指定されているのみならず、グッドデザイン賞受賞歴もある雄勝硯の漆黒の風合いが、食器としても人気を集めていま
東日本大震災・復興支援リポート「600年の歴史。雄勝硯の伝統を守り続けていくために」 iRyota25 2013.02.26 4 5,519 1 工房は意外な場所にあった。 津波で大きな被害を受けた後、解体に向けての片付け作業が進む石巻市雄勝総合支所1階の奥、ボイラー室と小さく表示された鉄のドアの先だ。 硯の工房として以外、常駐する人もない廃墟の一室で、ボイラーの代わりに大きなストーブと工作機械が唸り
海辺の地をゆく「石巻市・雄勝」2013年1月30日 iRyota25 2013.02.08 2 6,129 4 2013年1月30日(692日目)の石巻市雄勝町呉壺地区~雄勝地区 東日本大震災の巨大津波からもうすぐ2年。震災後しばらくの間は、陸地に乗り上げた漁船をたくさん目にしました。それは津波被害の大きさを物語る光景でした。1年目を過ぎた頃から、陸に上がった船の多くが片付けら
東日本大震災・復興支援リポート「石巻・雄勝町船越浜の怒りと笑顔」 iRyota25 2013.01.24 3 2,800 0 取材後記ならぬ「編集前記」を最初に書いておかなければならない。中里さんに最初に会ったとき、取材を断られた。「何も話すことはありませんから」と。次の日もう一度お会いしたら、「作業しながらしゃべるのを聞くっていうのなら断る理由はないですよ」と一応の承諾をもらえ
東日本大震災・復興支援リポート「雄勝硯の伝統を守る工人・遠藤市雄さん」 iRyota25 2013.01.24 7 4,497 2 工房も道具も津波で流されて、硯を彫るノミも廃業した人から譲ってもらった (2012年11月24日) 遠藤市雄さん。東日本大震災で町の中心部が壊滅する被害を受けた石巻市雄勝町で、伝統工芸品「雄勝硯(おがつすずり)」を手掛ける工人(職人)さんです。 2012年11月24日、石巻
海辺の地をゆく 「石巻市・南浜」2012年11月21日 iRyota25 2013.01.17 2 3,518 0 2012年11月21日(622日目)の宮城県石巻市・南浜 見たところ、ただ美しいばかりの砂浜だが、ここは宮城県石巻市。被災地のシンボルのひとつとしてたびたび紹介される門脇小学校から歩いて行ける浜辺。写真の角度から180度振り返ると、日和大橋が旧北上川を越えて湊地区へ続く
海辺の地をゆく「石巻市・雲雀野町」2015年8月2日 iRyota25 2015.08.03 3 2,594 0 2015年の「石巻・川開き祭り」の翌朝(あの日から数えて1,606日目)、門脇・南浜地区の海岸線沿い、雲雀野町の浜辺にには砂地に巨大な鋼管が並んでいた。 鋼管は砂に垂直に埋められて、互いにジョイントで繋がれているのだけれど、真横から見るとモアイ像が並んで海を見つめて
「被災地・女川」観光ガイド(2013年2月) iRyota25 2013.02.13 3 10,452 2 再起に向けて立ち上がった人たちを応援しに「女川」へ行きましょう! 見る・食べる・買う・泊まる・アクセス・モデルプラン・安全情報 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で大きな被害を受けた女川町。沿岸部は高台にある町立病院(女川町地域医療センター)を除い
東日本大震災・復興支援リポート 「被災地に広がる不思議な光景」 iRyota25 2012.12.03 2 1,932 0 ピラミッドのような山は何のため?(2012年11月21日) 新北上大橋の近く、針岡というあたりの田んぼで、こんな光景を目にした。 石巻市雄勝町から大川小学校の方へ向かう国道398号線。坂道を下っていくと小さなピラミッドのような土の山が無数に並ぶ。いくつあるのか数えるこ
息子へ。被災地からのメール(2012年11月23日) iRyota25 2012.11.27 2 1,658 0 2012年11月20日~23日 ◆ 11月20日・石巻の夜 ~ 11月21日・雄勝町 ~ 11月22日・福島県本宮市 ~ 11月23日・石巻&女川町 で、黒ずくめの彼と父さんが次に行ったのは、すぐお隣のアートギャラリー。それも震災後に新しく解説されたギャラリーで、そこはただ単に絵を飾ったり販
東日本大震災・復興支援リポート 「心の瓦礫はまだまだ残ったままなんだ」 iRyota25 2012.11.05 5 2,957 0 復活は見えない。それでも雄勝で“海の仕事”に戻る 大津波の後の町の様子を見たことがある人なら、雄勝という地名を聞いただけで胸が締め付けられるような気持ちになるかもしれない。それほど被害は大きかった。海沿いの住宅も公共施設もほとんどが壊滅した。津波被害の後の雄
3月11日、〈東北復興支援社内イベント2016〉を実施しました ~前編~ sKenji 2016.03.16 2 2,530 0 東日本大震災の発生から5年となる先日3月11日、犠牲になられた方々への追悼と震災の風化防止、次に来る災害への備えを目的として、勤務先の会社で社員全員参加のもと「東北復興支援社内イベント」を行いました。今日はその内容を共有させていただきます。 東北復興支援社内イ
今の女川の復興工事を物語るもの sKenji 2016.02.19 4 2,450 0 今月上旬、宮城県の女川町に行ってきました。以前、町の郊外までは行ったことがあったものの、駅周辺の中心部を訪れるのは今回が初めてです。 女川には南三陸町から雄勝町を経由して入りました。しかし、町に着いた時はすでに夜。あたりは真っ暗で様子がよくわかりません。と
【復興支援ツアー2015】《リポート》防災のこころをもう一度確かめる旅 by iRyota25 iRyota25 2016.02.05 2 8,316 0 1日目(1月9日) 新幹線で一関へ、一関からは大船渡線で気仙沼へ。1日目のアテンドをお願いしたHさんと合流。陸前高田の知り合いたちがソウルフードだと言う「みつわ飯店」さんで遅めの昼食。 みつわ飯店さんは陸前高田の町の真ん中にあった中華料理店。美味しいのはもとより
【復興支援ツアー2015】防災を学び伝える旅 by kozaitsu kozaitsu 2015.11.11 1 2,556 2 あれから早5年。復興についての報道もめっきり減り現地の状況も入りにくくなりました。 1年半前に石巻訪れた、女川、雄勝の復興状況はどうなっているのか?facebookなどでチェックしていますが現地の情報は数少なく、実際の復興はどうなのか非常に気になっています。 さて今回
【うっとり♡】サン・ファン号のライトアップは大晦日まで。お見逃しなく yumenoshippo01 2015.12.15 3 1,862 0 石巻市渡波(わたのは)の入江に、いまぞ太平洋へ出航せん! って感じで佇むサン・ファン・バウティスタ号。年末恒例、ロマンチックなライトアップは大晦日、12月31日までですよ~♡ 今回ご紹介する写真は昨年2014年12月30日に撮影したものです。ライトアップが行なわれるのは
【復興支援ツアー2015】防災・減災につなげる東北旅行 by sKenji sKenji 2015.11.11 0 2,193 2 昨年に引き続き今年も実施される「復興支援ツアー」。昨年は東北の復興に少しでもつながってほしいという思いから東北の魅力を探しに行きました。今年は東北旅行を通して、次に来ることが予想される大災害の被害を少しでも減らすことにつながるものを見つけたいと思います。
さぶろうたが見た東北【その1】 ~復興支援ツアー2014 saburouta 2014.06.18 8 3,901 2 訪れた先々で貴重なお話をいろいろ聞かせていただきました。自分なりにいろいろ感じることができました。詳細は後日、別ページに書きたいと思います。 6月7日、いよいよさぶろうたの復興支援ツアー2014が始まりました! 今年の東北地方は例年よりも、1週間も早く梅雨入りした
石巻市の45年作戦 iRyota25 2015.10.23 2 2,019 0 石巻市は人口約15万人。宮城県では仙台市に次ぐ第二の都市だ。地元の石巻日日新聞が10月8日版のトップ記事に掲げた見出しを見て、少なからずショックだった。そこに記されていたのは「45年後10万人維持へ総合戦略」という見出し。ごく限られた大都市圏を除いて、全国で人口減
初めての姉妹会は東北で! jina 2014.06.01 6 7,326 1 かねてからの夢だった三姉妹だけで行く女旅。東北も被災地も初めての姉と妹に、美しい東北、人と人がつながる東北、そして東日本大震災の爪あとを自分の目で見てそして感じて、これから私たちにできること、そして子供たちに伝えていくべきことを一緒に考えたい。 長女 くっ
息子へ。東北からの手紙(2015年9月20日)自分に突き付けられた「風化」 iRyota25 2015.09.24 3 1,938 0 9月20日の日曜日、陸前高田市の海沿いの高台にある仮設住宅に行くと、集会所はチリ中部沖地震の津波注意報と土曜日未明の大雨警報の話題で持ちきりだった。津波注意報や大雨警報が解除されて1日以上たっているのにだ。 「津波注意報は解除されるまで長かったねえ」 「まる1日
歌が聞こえてくる「新北上大橋」のいま iRyota25 2015.09.11 3 3,121 0 ここに来ると歌が聞こえてくるような気がする――。そんな話を以前からよく聞いた。 聞こえてくるのは岸辺の葦のリードの調べか。あるいは海からの風が橋梁を鳴らしていくのか。それとも津波に奪われた魂の歌声なのか。 新北上大橋は東北の大河・北上川の河口から約4kmに掛けら
8月11日、1622日目のキャンドル iRyota25 2015.08.11 0 970 0 今月の今日も東北で、日本中で。 8月11日、1622日目。大船渡で灯された明かりのこころを受けて、空へ。 岩手県野田村・田野畑村・宮古市田老・大槌町・釜石市唐丹・大船渡市越喜来、宮城県気仙沼市・石巻市雄勝・仙台港、福島県いわき市久之浜、そして北海道、東京、岡山、鳥
あえて「棄民」について考える iRyota25 2015.06.18 3 5,487 0 棄民。非常にイヤな言葉である。しかし、この棄民というものを正当化しようとしているとしか考えられないことが、今の世の中いろいろなところで推進されている。 放射能汚染地域への「帰還」の閣議決定 6月17日の報道で、市町村全域の避難解除として初となる楢葉町の避難支持