ニュースでも報じられていますが、14日午後9時26分ごろ熊本県を震源とする大きな地震が発生しました。最大震度は「7」。東日本大震災以来、そして九州では統計を取り始めた1923年以降、最も激しい揺れとのことです。

この地震で4月15日11時現在の報道によると9名の方が亡くなり、怪我をされた方は少なくとも860人以上、避難されている方がおよそ4万4千人ほどいるといいます。犠牲になられた方のご冥福をお祈りすると共に一刻も早い、怪我をされた方のご回復及び、避難されている方々のご帰宅を願います。

今回の地震の規模はマグニチュードは6.5。同程度の地震の規模に比べて揺れが大きかったのは震源が浅く直下型の地震であることが理由と言われています。今後、気がかりなのは余震。震源が浅いと余震も多く発生するといいます。すでに震度6強の地震を始め、100回以上発生しています。

たとえ最初の大きな揺れに耐え、見た目には問題なさそうな住宅でも、耐久性が低下しており小さな余震で倒壊する恐れもあります。

また、地震により地盤が弱くなっている箇所では、大雨が降ると土砂災害が発生することも懸念されています。

熊本では明日土曜日の夜から雨が降る予報となっており、日曜日は降水確率が90%と非常に高くなっています。余震と共に土砂崩れへの警戒も必要です。

詳細な情報がまだ少なくわからないことが多いですが、今後、速やかに救出活動が行われ、被害がこれ以上拡大しないことを心より願います。