2016年7月11日の一本松 iRyota25 2016.07.11 4 1,957 0 東日本大震災から5年4カ月となる今日。平日にも関わらず多くの人が奇跡の一本松を訪れている。 下の写真で黄色い傘をさしているのは、栃木県からのお客さんを乗せてきた観光バスのバスガイドさん。巨大なベルトコンベアでかさ上げ工事を進めていたこと、その施設もすでに解体
行列のできる「やぶ屋」の天ざる iRyota25 2016.09.12 4 2,037 0 4人がけの座卓に5つも並んだ天ざる蕎麦が壮観だ。いつもなら冷やしたぬき蕎麦とミニカツ丼といったボリューム満点の組み合わせに走りがちな若者たちも、夏祭り前の景気付けにと揃って天ざるを注文。お隣と肘がぶつかるのを気にしながらも美味しくいただいた。 蒸篭から蕎麦が
夏を彩る「みつわ」の冷やし中華 iRyota25 2016.09.12 4 2,241 0 今年の東北の夏の暑さは異常なほどだった。8月から9月にかけて4つも接近・上陸した台風が過ぎ去って秋空がようやく見られるようにはなったものの、晴れた日中はまだまだ暑い。お盆を過ぎればもう秋、と言われる東北地方では冷やし中華の季節は短いが、今年ばかりはまだまだ続
東北、この一枚。(4)増水した女川町中心部 iRyota25 2013.07.23 4 2,146 0 この日、宮城県東部には大雨警報が発令されていた。 女川から海沿いにブルーラインを通って雄勝まで行く計画だったが、道路状況の不安からすでに断念。でも女川までは行けるだろうと、国道398号を石巻方面から東へ向かった。しかし、浦宿の先の坂道を下り始めたあたりから、道
消えゆく震災遺構 ~南三陸町防災対策庁舎~ sKenji 2013.11.05 4 3,567 0 11月3日付河北新報社が、「宮城県南三陸町の防災対策庁舎での慰霊祭」について報じています。 東日本大震災で43人が犠牲となった宮城県南三陸町の町防災対策庁舎で2日、慰霊祭があった。祭壇を前に泣き崩れる人、骨組みとなった建物を見つめ続ける人。尊い命と街並みを一瞬
この人と語りたい。第2回「本柳真一さん@久之浜」 iRyota25 2013.07.09 4 2,452 0 まだ成長するのなら、火を吐くとか尻尾が生えるとか空飛べるとかしてくれねーかなぁ。人外で構わんから。 人外っていうのは、人間に似てるが人間とは違うキャラクター。 昔風に言うなら、こんな意味か。 たとえ鬼神と化そうとも、我、なすべきことをなすのみ。 車窓の向こうに
「ちょっと寂しさも」陸前高田のコンベア解体 iRyota25 2016.02.19 4 4,814 0 ずっとその場所にあるような気持ちでいた。風が吹けば顔面に細かい砂粒がぶつかってくるし、かつての町なかだった場所に1時間もいれば、クルマはサンドイエローに塗装されたかのように汚れる。髪の毛はホコリでぼさぼさになるし、心なしか鼻毛まで少し伸びるような気がする。
だって孫っこが… hometown_of 2017.04.11 4 1,204 0 最近では震災当時の話を聞くことは少なくなった。何度も繰り返し同じ話をしてきたから、当時の話をしたからといってどうにもならないから、あまり思い出したくないから…。理由はいくつもあるだろう。震災後しばらくは、わたしのように外から来た人に震災の話をしてくれる人が
さあ3月、俺たちがやんねばねぇこと iRyota25 2014.03.02 4 1,547 0 もう3月。 俺たち、私たち、ボクたちにできること、単純明快。 みんながつながっている東北の友だちの声を、ガンガン、ガツンガツン、広めよう! シェアしよう! あの震災から3年。もうすぐ3月11日がめぐってくる。メディアはたくさん入るだろう。そして、「三年目の区切り」
大船渡から魂の熱唱!LAWBLOW「家に帰ろう」 iRyota25 2013.12.11 4 2,996 0 その晩、僕は避難所にいました。津波で家に近づくことができなかったから。僕は避難所にいたけれど、でも結局その晩は眠ることはできませんでした。避難所は保育園で、そこには家族が迎えに来られなかったこども達もたくさんいました。眠ることができなかったその日の夜中、叫
国道45号線のえびす様 iRyota25 2017.02.13 4 1,761 0 なんとえびす様に出会ってしまった。 えびす様が鎮座されているのは国道45号線の沿線。ほぼ直線の道路が少しカーブした先に赤いガソリンスタンドの看板が見えるくらいだから、ここは引きちぎられた道路案内表示のポールから東に1kmちょい走った場所。 そしてこの場所は、コン
東松島の新名物! ~げんちゃんハウスにて~ sKenji 2013.08.05 4 2,860 0 これ、なんだと思いますか? 多くの方が、 「そば!」 と思われたかもしれません。 しかし、「うどん」です! その名も「海苔うどん」。名前の通り、海苔が入ったうどんです。 東松島でも数か所で食べることができますが、私は、宮城県東松島市宮戸島にある「げんちゃんハウス
[防潮堤問題]東北の叫び:全国のみなさん、これが被災地の現実です iRyota25 2014.04.23 4 3,104 0 ビーチ再生や行方不明者の海中捜索、震災を経験したこどもたちの支援活動などエネルギッシュに進める勝又三成さんからの情報を元に書いた昨日の記事。 【ぽたるページ】こどもたちが再生したビーチが海岸堤防で消える危機 「これじゃ防潮堤の問題の根深さがいまいち伝わらない
あなたの車のガソリン、どのくらい入っていますか iRyota25 2014.03.28 4 1,698 3 「燃料はいつも半分以上入れておく」 「燃料計の針が半分になると不安になる」 震災の後、よく聞かれるようになった言葉です。東北の沿岸部はガソリンの値段が比較的高めなので、1円でも安いスタンドがあれば給油しておく。そんな意味がないわけではありませんが、本当の理由
石巻STAND UP WEEK 2014、はじまるよ~ iRyota25 2014.07.04 4 2,508 0 精霊流しが川面をうめる。花火があがる。町が人で満ちていく 昼間はパレードだ。金華山からはありがたい蛇踊りもやってくる 震災の後にこころがつながった沖縄のエイサーもやってくる 川開きは石巻の夏祭り。古くからの商売の町で、人々が手作りしてきた夏祭り 今年も7月31日
あの日、双葉町であったこと「あって良かった持ち出し品」 iRyota25 2014.05.09 4 2,015 0 ●第4回 あの日、双葉町であったこと「実体験的地震対策」 次に災害時の一時持ち出し品について。これ、私自身が「あって良かったな」っていうものを紹介します。 手回し式ラジオ&懐中電灯 まず携帯ラジオとか懐中電灯。いま、手回しのタイプがありますね。ちょっと労力は使う
板挟みのような感覚。復興は成ったのか iRyota25 2016.10.31 4 2,302 0 東京の友人にこの写真を見せたら、「これどこ? いつの写真?」と驚いていた。写真の場所は岩手県山田町、船越半島にある大浦漁港で、撮影したのはつい先月。 津波で防潮堤が破壊されたところには、新しい防潮堤が高い壁のように築かれているが、残った防潮堤とはまだつながっ
久しぶりのサン・アンドレス公園 iRyota25 2016.11.15 4 3,418 0 大船渡の魚市場近くにあるサン・アンドレス公園。異国情緒が感じられるネーミングは1611年にスペインの探検隊が大船渡を訪れたことにちなむという。タワーが印象的なこの公園は東日本大震災の津波をもろに受けたものの、タワーは生き残った。大船渡の町の変化を見渡すことがで
【災害に遭う前に】ツナ缶ランプを実験してみた Kazannonekko452 2015.03.22 4 4,349 0 Facebookにツナ缶をランプにする記事が載っていたので試してみました。 マグロやカツオのオイル漬けは、文字通り魚を植物油に漬けたもの。油があるから燃えるのは当然なのですが、実際にやってみるまでは半信半疑でした。 第1回目は失敗。その原因は… Facebookの記事で見た写
地震動のサッコンって、どんなもの? Rinoue125R 2013.05.22 4 2,599 0 【まえ説】 世界三大がっかりと言えば、マーラ●オン、人●姫、小便●僧と相場が決まっているけれど、わが国の天然記念物「地震動の擦痕」も相当なもの。名前のものものしさとのギャップには唖然とするほかないのだが…。でも、よくよく見てみると、この天然記念物には、震災遺構
スーパームーン前後のこと iRyota25 2016.11.17 4 1,436 0 68年ぶりのスーパームーン、全国的には曇りがちでなかなか見えなかったらしいが、三陸沿岸ではけっこうよく見ることができた。 もっとも小さく見えた時よりも面積で3割増の満月ということで、少し前から話題になっていたが、地震との関係を心配する声もあった。 そんな矢先の1
東日本大震災・復興支援リポート 被災した女川で聞いた言葉 iRyota25 2012.12.05 4 2,383 0 女川で震災直後からガソリンスタンドを再開してきたKさんに話を聞いた。 「オレの考えの方がおかしいのかな?」と、いつもの決め科白を織り交ぜながら今回も辛口の言葉が飛び出した。 商売ってのは、山が高いほど谷も深くなるものなんだ 漁船の共同購入だって?そんなもの、長
東日本大震災・復興支援リポート「被災地で聞いたゆうれいの話」 iRyota25 2013.01.27 4 3,678 10 復興屋台村気仙沼横丁の大漁丸さんでのこと。 「ところで今日はどこに泊まるの?」 と尋ねられてホテルの名前を答えたところ、 「あら、よかったわね。××ホテルは出るのよね」 出るって何がと尋ねると、 「ゆ・う・れ・い。有名なのよ。見たって人はみんな同じ場所、同じ時間
蛤浜でツリーハウスの開始式 iRyota25 2014.03.04 4 1,952 0 石巻の高橋マサさんがいい記事をアップしてくれました。 Cafeはまぐり堂がある蛤浜で、ツリーハウス建設の開始式が行われたとのこと。 はまぐり堂の亀山貴一先生と、ツリーハウスの仕掛け人糸井重里さんのツーショット。わくわくが加速します。 蛤浜ツリーハウス開始式。 糸井
海辺の地をゆく「陸前高田市・脇之沢」2016年6月12日 iRyota25 2016.06.20 4 2,418 0 陸前高田といえば「奇跡の一本松」のイメージが定着している。一本松の背後には現在、巨大な防潮堤の工事が進められている。気仙川から浜田川に至る約1.9kmの第二線堤と呼ばれる防潮堤の工事はすでに最終盤だ。 一本松を西側、気仙川の対岸から眺めると、一本松の海沿いに高い