「高層」災害公営住宅から見た気仙沼の今 iRyota25 2016.02.19 2 3,385 0 とても高い場所、鳥でもなければ届かないくらい高い場所から見た気仙沼の風景です。鳥じゃない人間がここまで登って行けたのは、それはそこに大きな高い建物が、それも震災の後に建設された災害公営住宅が建っているからです。 気仙沼の町、とくに以前南気仙沼駅があったあた
【復興支援ツアー2015】ツアー実施後のリポート一覧 iRyota25 2015.12.31 2 1,718 0 【復興支援ツアー2015】《リポート》 防災を学び伝える旅 by kozaitsu あれから5年たちました。 女川駅前だけが驚異の復興を遂げましたが、その他三陸沿岸部はいまだ土地の整備の途中です。 町を再建してそれで復興が完了なのか? 現地の方たちが今一番必要としているのは何か
山田町に現れた「新しい町」パーマネントな商店街 iRyota25 2016.02.03 2 2,980 0 山田町の45号線のコンビニに入ったら、そこはまさに新しい街並みが生まれようとしている場所。仮設とか本設という言葉の代わりに、最近ではコンテンポラリーとパーマネントという言葉を聞くことがよくあるが、この商店街はまさにパーマネントな施設として誕生したものだった。
【復興支援ツアー2015】カーナビは使えず、吹雪で視界は3メートル。「見えない」ということからsKenjiさんが実感した災害 iRyota25 2016.03.03 1 1,819 0 sKenjiさんのリポートはユニークです。「防災・減災」をテーマに地域の現状を見て回った結果、「見えなかったことで逆に見えてくるものがあった」という深い教訓を伝えてくれる旅行記になっています。 釜石では、明かりが見えない所が被災した場所だと教えてくれます。 ホテル
【遺構と記憶】南三陸の防災庁舎2016年 iRyota25 2016.02.05 2 5,170 1 南三陸町、志津川の町を車で走ると、別の世界に来たような気持ちになる。夜中に走っていると、まるで海の上を走っているかのような錯覚に囚われてしまう。それくらい、町のかさ上げは高い。かつて町があった場所には、まるで中央アメリカのピラミッドを思わせるような高い盛土
御蔵山から見た山田の町並み iRyota25 2016.02.03 2 3,842 0 御蔵山(おぐらやま)は年貢米を貯蔵する蔵のあった場所だという。岩手県山田町の港から西へ200メートルほどの場所にある小高い丘だ。この地に年貢米を貯蔵する蔵があったことは江戸時代初期の古い記録にも残されているそうだ。 丘に上ると正面に山田湾が一望できる。もちろん
田老駅の今と昔。未来への鼓動を探して iRyota25 2015.11.16 2 2,236 0 田老駅のいまと昔ということで、3年前の写真と今年の写真を並べてみようと思ったのですが、あんぐり口が開いてしまうような不思議な感覚なのです。下は2015年9月に撮影した田老駅。そしてもう一枚下の写真は2012年10月のもの。 以前撮影した写真を見ながら、同じように撮ろう
宮古市鍬ヶ崎「記憶の街」 iRyota25 2016.02.23 1 2,583 0 岩手県宮古市の「シーピアなあど」に、宮古の港町、鍬ヶ崎(くわがさき)の町の模型が展示されている。シーピアなあどは道の駅とみなとオアシスを兼ねる全国でも珍しい施設。観光拠点としてイベントが開催されることも多く、休日には多くの人が集まる場所だ。 会場に展示され
【復興支援ツアー2015】エントリーの一覧 iRyota25 2015.11.12 3 2,429 0 ぽたるページを運営するJP21では、社員を対象に復興支援ツアーを実施しています。今年のテーマは「次世代へつなぐ防災減災の学び」。被災された多くの方々の経験を受け止め、共有し、次の世代へ伝えていくためのツアーです。 参加を希望する社員自身がそれぞれにツアーのプラ
ロシナンテスの健康農業が未来を変える iRyota25 2015.12.17 4 6,182 0 ロシナンテス東北事業部の岡部さんからいい話を聞かせてもらった。 クルマで走っていたら健康農業に参加しているおばあちゃんが2人連れで歩いていたので、どうしたの? と尋ねると、 「だって、バスを待ってるより歩いた方が早いからね」 お年寄りたちにとっての仮設生活 それ
陸前高田の坂道をのぼれば iRyota25 2016.02.26 1 2,830 0 陸前高田の町中を覆うかさ上げの土地に新しい道ができた。クルマを停める場所もなく、歩道もほとんどない道なので、友人にクルマを運転してもらって後部座席から写真を撮った。 この道は、高田第一中学の坂の下、かつて酔仙酒造の工場があった辺りから、駅前通りに直交し、大
不可能と言われた「朝日のあたる家」のDVD化が決定 iRyota25 2016.02.24 1 1,642 0 映画「朝日のあたる家」予告編 NO1 出演/並樹史朗、斉藤とも子、平沢いずみ、橋本わかな、藤波心、いしだ壱成、山本太郎。監督は「ストロベリーフィールズ」「青い青い空」の太田隆文。 太田隆文監督は『製作日記』で「残念ながらDVDにはなりません」と明言していた。しか
大槌町の澄み切った湧水の未来 iRyota25 2015.11.20 2 2,669 0 カモの仲間やチドリやセキレイなどなど、野鳥が飛び交い、にぎやかな鳴き声をあげているのは有名な飛来地の池ではありません。ここは、岩手県の大槌町。 池のように見えるのは、かつては町だった場所。どうして野鳥の楽園になっているのかというと、大槌町は震災のずっと以前
【遺構と記憶】小さな震災遺構を探して iRyota25 2016.02.17 1 2,576 0 少し前のことですが、大川小学校の校舎保存をめぐる意見交換会が行われたそうです。遺族の人たちによる小さな命の意味を考える会のホームページから一部を引用させていただきます。 12月13日に、校舎保存についての意見交換会が行われました。 校舎を保存するかどうかは、校舎
【遺構と記憶】震災遺構の保存、地元と市民に意識の差 iRyota25 2015.12.25 1 4,175 0 鹿折の道を走っていると、どうしてもその船を目が探してしまう。もう解体されてから2年以上になるのに、どうしてなのかその船を探さずにはいられない。 あの日、渦巻く怒濤となって鹿折の町を呑み込んだ津波に乗って、何十艘もの漁船が町に流れ込んだ。巨大な漁船は津波ととも
大船渡港で今だけ見られる迫力の景色 iRyota25 2015.10.15 2 2,770 0 ビルではない。工場でもない。もちろん城郭などでもない。いま大船渡港の海岸沿いに点々と並ぶのは巨大な屋外アートのように見える。 東北を代表する重要港湾のひとつで、クルーズ客船「飛鳥II」も寄港する大船渡のことだから、まるで太平洋へ旅立つ船のマストと船首を象った
【遺構と記憶】国道45号線沿いに残された高田松原の被災松 iRyota25 2016.01.28 1 2,361 0 震災遺構としての保存が本決まりになっているかつての道の駅「Tapic45」(陸前高田市)。その敷地の片隅に被災した松の根や幹が並べられている。 決して捨て置かれているわけではない。なぜならちゃんと説明パネルも設置されているから(コンパネにカラープリントを貼り付けた
[21世紀 日本の風景]南三陸防災庁舎のいま iRyota25 2015.08.06 3 2,636 0 かさ上げ工事が急ピッチで進められ、土地がどんどん高くなっていく南三陸町志津川地区。写真の片隅に写るのが何だかわかりますか? かさ上げされた土地の向こうに見えているのは南三陸町の防災庁舎。高台にある志津川幼稚園から撮影したので、上から見下ろす角度になっていま
新しい復興ツーリズム「もっと自然に東北へ」 iRyota25 2015.09.01 5 2,171 0 8月29日土曜日の日経新聞が夕刊トップで宮城の復興ツーリズムを特集していたので、概要をご紹介。 記事で紹介されたのは「南三陸町観光協会」による津波避難や避難所生活を体験する防災キャンプ、「名取市環境物産協会」が進めるメガネ型ウェアラブル端末で震災後と現在の被災
2016年3月4日 今日の東電プレスリリース fnp1monitor 2016.03.04 1 6,954 0 3月4日(金曜日)に公開された「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」。前日からの変化や変更点から、事故原発がおかれている状況を考えます。 福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年3月4日 【まとめ】今日の東電プレスリリース「ここがポイ
石巻海さくらのハイブリッジ「マサさん」テレビに登場! iRyota25 2015.07.23 4 1,494 0 な~んかナチュラルな感じがたまらなくいい。カッケー、カッケーとテレビに向かって喋りかけてしまった いぎなりキレイな宮城の海を見に来てほしい 宮城・石巻編「君に見せたい東北がある」おいで、東北|NHK東北 久しぶりにNHKでいい番組(クローズアップ現代:もう一度咲
海辺の地をゆく「石巻市・雲雀野町」2015年8月2日 iRyota25 2015.08.03 3 2,594 0 2015年の「石巻・川開き祭り」の翌朝(あの日から数えて1,606日目)、門脇・南浜地区の海岸線沿い、雲雀野町の浜辺にには砂地に巨大な鋼管が並んでいた。 鋼管は砂に垂直に埋められて、互いにジョイントで繋がれているのだけれど、真横から見るとモアイ像が並んで海を見つめて
【遺構と記憶】旧・野蒜駅ホームが震災遺構に iRyota25 2015.07.31 3 6,606 0 5月30日に全線で運行が再開されたJR仙石線。とくに津波被害が大きかった野蒜(のびる)駅と東名(とうな)駅は、500m~600mも山側に移動し、該当区間の線路も移設された。もう二度と列車がやってくることがなくなった旧・野蒜駅だが、東松島市はこの駅のプラットホームを震災
いまだけの風景「がんばろう!石巻」のど根性ひまわり iRyota25 2015.08.19 2 2,408 0 石巻「川開き祭り」の日の「がんばろう!石巻」看板です。看板のまわりに咲き乱れているひまわりは「ど根性ひまわり五世」。 震災からちょうど1カ月後、津波に負けない強い心を町の人達に届けたいとの願いから掲げられた「がんばろう!石巻」看板。その傍らに、偶然流れついて
夏の海 津波が来たらどう逃げる? iRyota25 2015.07.23 5 3,006 0 海の日も過ぎ、日本の広い範囲で梅雨も明け、まだ明けていない東北地方でも真夏のような暑さが連日続く。夏といえば海! でもビーチで地震に見舞われたらどうするか? 問題:この坂道を上っている人の足元の標高は? 熱海のビーチから駅がある高台へ向かう細い路地。国道沿い