先日の5月26日、皆既月食が日本でも見られる?ということで話題になりました。しかも、今回はいわゆる「スーパームーン」が皆既月食になるということで我が家でも密かな(?)盛り上がりを見せました。
おまけに18時45分ころから月が欠け始めるということでなんていい時間帯!
寒くもないし暑くもなく、これ以上子供達と眺めやすい時間はないといった感じです。
見に行ってきました!
南東の空はというと・・・
家の近くで最も暗いと思われる、畑のあぜ道に子供達と向かいました。
南東の空を見上げると・・・。
うーん、曇っています・・。
空一面雲に覆われているというわけではなくて、おそらく月が見えるであろう南東の方角にのみ雲がかかっている感じです。
ただ、これは風で雲が流れたら見えるんじゃない?と子供達も期待を抱きます。
そのうち、あたりにたくさんの人が集まってきました。
18時半から待つことおよそ45分・・・。
今にも雲がどこかにいきそうな雰囲気をずっと醸し出しながらも南東の雲はどいてくれることがありませんでした。
残念ながらタイムオーバーとなり、今回はあきらめることになりました。
次のスーパームーン皆既月食は2033年の10月。必ずやリベンジをしたいと思います。
こうやって空を見上げて待ったのは20年ぶり
それにしても、夜空を見上げてひたすら待つという感覚を自分は久しぶりに体験しました。
前回は2001年の双子座流星群。その時はアルバイトの先輩と共に神奈川から静岡の下田まで車を走らせ、寒い中待ち続けました。それほどたくさんの流れ星を見ることはできなかったのですが、一つとても明るい流れ星が現れて流星痕(りゅうせいこん)と言われる、流星が通ったあとに残る光の筋も見ることができました。
その時と比べると今回はちょっと残念な結果でしたが、子供達と今か今かと
待ち続けた時間はなかなかに楽しかったです。月食は見ることができませんでしたが、月食観測はできたと言えそうです。
次の2033年の時も子供達と一緒に見られるでしょうか。その時は彼らもだいぶ大きくなっているでしょうから、親父とは見てくれないかもしれません。もし再び一緒に見ることが出来たら、その時どんな話をするのでしょうか。2021年がどんな年だったかを思い出すのかもしれません。
空を見上げて宇宙の事を考えると、自分の人生はほんの一瞬であることにつくづく気づかされます。12年後なんて本当にあっという間。子供達にもぜひそのことに気づいて、1日1日を大切に過ごしてほしいです。
特別な天体ショーが見られる日だけではなく、もう少し空を見上げる頻度を上げて、今という時間を子供達と大切にしていかなければ、と思います。
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