【ぽたるニュ~ス】金環日蝕に向けて高まるワクワク

Rinoue125R

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2012年5月21日、日本の南岸沿いの広い範囲で見られるのではと期待される金環日食。東京では天保10年9月1日(*)(現代風に言うと1839年09月08日)以来、173年ぶりの天体ショーを3日後に控え、各地でさまざまな動きが出てきた。  注:(*)高杉晋作が誕生する19日前のことでした。

エレベーターホールには、『金環日食に対するご注意』なるこんな張り紙が登場。文面にはこうある。「テレビ等でも報道されている通り、5月21日(月)午前中に日食が起こります。日食の時間中は、平常時と比べて共用部分が暗くなることが予想されますので、歩行の際には足元等にご注意いただきますようお願いいたします。皆様のご理解ご協力をお願いいたします。」

管理人さんのドキドキが伝わってきそうです。

東京・神楽坂の日本理科大での動きは、産経新聞が次のように伝えた。

当日は都内などの小学校3校で出張教室を開き、児童ら計460人に正しい見方などを教える。同大は「金環日食は科学好きになるいい教材。これをきっかけに将来、科学者になってくれれば」と期待する。

(産経新聞『金環日食 大学が子供向けイベント』2012年5月18日)

金環日食で科学者を増やそうとは、ステキにアンビシャスですな。理科大だけに将来の入学希望者の募集活動という意味合いもあるのかも。

同じ記事にはこんな記載もあったので引用します。

空を見上げながら事故に遭わないよう登校時間をずらす小学校も少なくない。相模原市は一部の市立小で1時間遅らせ、家庭での観察ができるようにした。
一方、東京都教育委員会によると、都内全62区市町村のうち52区市町村の小中学校で始業時間繰り上げなどの対応をとり、千代田区では全小学校で希望者を対象に登校を約1時間早めて観測会を開催する。

うっかりしてました。空を見ながら歩いていたらクルマにぶつかったり、田んぼに落ちたり、側溝の蓋の穴にヒールを引っかけてしまったりする恐れがありますもんね。当日は注意しなければ。

で、今から心配されているのは、日食の太陽を直接見たり、品質の悪い観察グラスを使って目を傷めないかという問題。

必ず前日までに、正しい観察方法をしっかりチェックしておきましょう。安全な観察方法は、≪国立天文台・金環日食の観察方法のページ≫で確認できます。

観察グラスを掛けているからって、望遠鏡を覗くのはアウトですよなど、ドクロマーク入りでわかりやすく解説してくれていますから必見です。

◇参考ページ:金環日食。観察用グラスにご注意!(Kazannonekko452さんのページです)

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