【今週の一冊】 脳と言葉を上手に使う NLPの教科書_前田 忠志

Vermeer

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脳と言葉を上手に使う NLPの教科書
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人は自分のことしか考えていない

この本では、コミュニケーション、問題解決、目標実現について書かれているが、特に私が気になったのは、人とうまく関わるコミュニケーションの部分だ。

人によって、ものの見方が違うことに気付かずに、問題が起きた時に自分の視点からだけでしか見ることができないと、「自分は正しい。相手が間違っている。」と相手だけを悪く見てしまう。

相手を変えることは難しいのに、自分が正しいと思ってしまうと自分も変えられない。

これではコミュニケーションがうまくいかなくなって、ストレスがたまるばかりだ。

しかし、「自分の視点」「相手の視点」「中立の視点」という3つの視点を持つことができると、相手の考え方や気もちに気付いたり、中立的な視点で双方の関係性に気付くことができる。

人間関係は一方的な関係ではありません。相手の行動や言葉は、自分のコミュニケーションの成果です。

脳と言葉を上手に使う NLPの教科書(P.117)

人間関係に問題が起きると、相手に原因を求めてしまうけれど、相手の言動は自分にも原因があることに気付いた。

自分の視点だけでなく、自分以外の視点を持つことがとても重要なことだということがこの本で分かった。

最終更新:

コメント(2

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  • B

    BNR32

    人間、切羽詰まってくると自分ことしか考えられなくなるよなーと、読みながら思いました。そうならないためにも、心の平穏が必要ですね。

    ところで、NLPって何の略ですか?

    • V

      Vermeer

      たとえ切羽詰まっているときでも、自分以外の視点があることを知っていると、生きていきやすくなるように思いました。

      その時は自分のことしか考えられなくても、落ち着いたときに相手の視点で考えることもできると思うからです。

      でも心が平穏じゃないと、なかなかいいコミュニケーションが取れないんですよね。

      NLPはNeuro-Linguistic Programmingの頭文字をとったもので、「神経言語プログラミング」と訳されているそうです。