哲学、倫理学、心理学、認知科学、物理学、システム論、幸福学、倫理学、宗教学など様々な視点から死について考えた本です。
特に脳神経化学からの「私達が感じるこの意識全てが幻想である」という見解は衝撃的でした。
自分に心があってやっているのではなく、そうだと思い込んで錯覚しているだけ。。。
脳の神経回路がそう感じているように幻想させている。
では意識はなんのためにあるのか?
それについては、体験をエピソードとして記憶するために作り出された機能ではないかとのことでした。
心はある前提で物事を考えていたので、全てが幻想であるという捉え方を知ると、何もかもが重みのないものに感じてしまいます。
これは決して悲観しているのではなくて、軽くなる感じです。
意識が幻想だと思うと、ちょっと世界が変わって見えます。
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