【今週の一冊】哲学的な何か、あと科学とか_飲茶

Vermeer

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自分が固定された思考の中で生きていることに気付ける本です。

不完全性定理の説明では、すべての理論が証明不可能で、公理をもとに理論的思考が作らるとのことでした。平行線も交わるなんて考えたこともありませんでした。私が絶対だと思っていたことが証明されていない法則なのだそうです。

量子力学の説明では、この世界は「波であり粒子であるなにか」からできているとのことでした。説明できなくてもそれが現実であるようです。

クオリアの説明では、自分と同じように他人が感じていない可能性を知りました。

すべての科学理論は反証が不可能なので、「決断」によって疑いを止めて理論を構築しないと成り立たないそうです。

その他にも当たり前過ぎて疑ったことすら無いことが、当たり前ではなくなっていきます。

霞を掴むようななんとも理解しがたい世界が、今私達の生きる世界なんだと思いました。

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