放射線は怖くない (2) suyasuya 2013.07.12 4 1,876 0 低すぎる食品放射能基準値 原発事故で放射性物質が拡散して、食物にも影響が出ました。厚生労働省から放射能暫定基準値が1Kgあたり食物で500Bq(ベクレル)、水が200Bqと決められましたが、この数値は高すぎるとの批判が相次ぎ、平成24年4月に新基準値は1Kgあたり
除染から3年後、トン袋の中身はどうなっているか。 iRyota25 2013.07.11 3 5,129 0 暗闇の中から、大きな黒い塊の群れがヘッドライトに照らされて現れる。 それは道沿いに並べられたトン袋。 福島県双葉郡川内村、日没後の国道399号。集落の道路脇に、除染で出た廃棄物がずらりと並べられていた。おそらくは、搬出先が決まるまでとの条件で。 たくさん入る。ク
ガレキと呼ばないで(富岡町のクルマたち) iRyota25 2013.07.11 3 6,001 0 震災から約2年間、立ち入りが制限されてきた福島県双葉郡富岡町。 避難指示解除準備区域として昼間の限られた時間の立入が可能になった町には、 津波で被害を受けたクルマが多数残されていた。 もしも、自分が運転している時にクルマが津波に巻き込まれたら…。 青い初夏の空の
ガレキと呼ばないで(クツ) iRyota25 2013.07.10 2 1,975 0 長く警戒区域に指定され、自由な立ち入りが制限されてきた富岡町を歩くと、いろいろな場所でクツを見かけた。 震災と原発災害に見舞われるまで、誰かがきっと履いていたクツ。人が歩くためにつかってきた身近なアイテム。 被災地でクツを見かけるたびに持ち主のことが気にかか
ガレキと呼ばないで(富岡町の町なかで見たもの) iRyota25 2013.07.10 2 2,773 0 がらんとした住宅造成地の真新しい道の先に、ガレキの仮置き場がありました。 富岡町は、今年の3月まで警戒区域として立入が厳しく制限されてきたため、被災した建物やクルマなどの撤去はまだほとんど手付かずです。 津波の被害を受けた建物が点在するだけの平面的な空間には
海辺の地をゆく「いわき市薄磯・豊間」 2013年6月22日 iRyota25 2013.07.09 3 3,107 0 2013年6月22日(834日目)の福島県いわき市薄磯・豊間 塩屋埼灯台。 美空ひばりファンならきっと訪れたことがあるだろう。「みだれ髪」の歌が流れるスピーカー内蔵の歌碑や、永遠のひばり像が建てられた観光スポット。木下惠介監督の映画「喜びも悲しみも幾歳月」の記念碑もあ
クーポン提供で被災地支援「社会が子供たちを支え、それを実感できる仕組みを」 tanoshimasan 2013.07.09 7 2,269 0 「“愛情をかければ子供は育つ”という考えの人もいると思いますが、僕はそうは思いません」 100人近い聴衆を前にこう言ったのは、東日本大震災で被災した家庭に支援活動を行う一般社団法人チャンス・フォー・チルドレンの代表理事・今井悠介さん(26)。 同団体は、国内の子供
この人と語りたい。第2回「本柳真一さん@久之浜」 iRyota25 2013.07.09 4 2,452 0 まだ成長するのなら、火を吐くとか尻尾が生えるとか空飛べるとかしてくれねーかなぁ。人外で構わんから。 人外っていうのは、人間に似てるが人間とは違うキャラクター。 昔風に言うなら、こんな意味か。 たとえ鬼神と化そうとも、我、なすべきことをなすのみ。 車窓の向こうに
この人と語りたい。第1回「伊藤泰廣さん 大曲浜獅子舞保存会会長」 iRyota25 2013.07.09 2 3,900 0 揃いの法被に赤い鉢巻をぎゅっと締め上げた一団から、伊藤泰廣さんが進み出て挨拶する。 「私たちの舞いをご覧になって、どうぞ元気をお持ち帰りいただきたい。」 キリリとした笛の音に勇壮な太鼓の響き。 獅子舞がはじまる。 大曲浜獅子舞保存会(東松島市)。大曲浜の町は津
こころのつぶやき Vol.2 ー震災当時を振り返って sKenji 2013.07.08 1 1,759 0 東日本大震災から時間が経ち、記憶の風化が進みつつあると思われる今、震災当時のこと忘れないためにも、そして、記録として残すことの必要性からも自分自身の震災当日のことを改めて振り返ってみようと思う。 地震発生時 2011.3.11。地震発生時、新宿にあるビルの地下1階で仕
放射線は怖くない suyasuya 2013.07.05 7 1,801 0 放射線への過剰反応 原発事故から2年余り経過しましたが、被災地では復興が進んでいません。復興を遅らせている最大の原因は、放射線に対する過剰反応だといえます。 放射線は目に見えず、その影響は将来、ガンになったり、子孫にも及ぶと聞かされれば誰でもそんな所には住め
震災記録写真・富岡町から南へ ~その4(豊間)~ sKenji 2013.07.05 1 1,459 0 豊間(2013.6.22) 福島県いわき市薄磯から南へ2キロも行かない場所に豊間はある。 まず目に入ってきたのは、きめが細かさそうな美しいビーチ。海ではサーファーが気持ちよさそうに波乗りをしていた。 しかし、陸に目をやると、残された家の基礎と大きな土嚢があちこちにある
震災記録写真・富岡町から南へ ~その3(薄磯)~ sKenji 2013.07.05 1 1,776 0 薄磯地区2013.6.22) 福島県いわき市久之浜から車で薄磯地区へ向かう。 途中、夏井川河口で大規模な防潮堤復旧工事が行われていた。夏井川河口は、希少な渡り鳥・コアジサシの営巣地があり、福島県内で確認されている営巣地はここだけであった。また、福島県はウミガメ産卵地
ガレキと呼ばないで(楢葉町木戸周辺の変化) iRyota25 2013.07.05 1 2,484 0 2013年6月22日、2カ月ぶりに楢葉町に入った。 最初に木戸駅周辺に来たのは今年の3月7日、次は4月19日。 ガレキと呼ばれるのを拒んでいた被災した物やクルマ、そしてあの貨車はどうなっているのだろうか。 伸びる夏草のほか、恐ろしいほど変わらない光景 想像していたことだが
こころのつぶやき Vol.1 ー被災地に咲く花 sKenji 2013.07.04 3 1,763 0 被災地に咲く花 福島出張から戻った後に、何度も被災地を訪れている知り合いから取材した久之浜の震災後についての話を聞いた。 久之浜は五重の苦難に直面した町とのことだった。 地震、津波、火災、原発、そして盗難。 自然災害である地震、津波、火災の後に、原発の放射能問
震災記録写真・富岡町から南へ ~その2(久之浜)~ sKenji 2013.07.04 2 1,749 0 楢葉町から久之浜へ (2013.6.22) 楢葉町からいわき市久之浜地区に移動する。 車を降りて最初に目についたのは、家の基礎部分だった。今朝から見てきた震災の爪痕だった。薄曇りの天気がさらに圧し掛かってくるようだった。 海岸線を歩いてみた。女子学生が二人いた。 学校帰
東北の友人たちが言うことには。その11「聞きたくない話」 iRyota25 2013.07.04 5 2,006 0 今年の春、被災地からこども達の受け入れ活動のお手伝いをしていた時のこと。 バスの到着を待つ間、東北から付添で来ていたNさんと、5分間ほど立ち話しした。 いま住んでいる町のこと、商店街の先行きのこと、昔住んでいた町の再開発のこと。話しているうち、震災直後の話にな
震災記録写真・富岡町から南へ ~その1(楢葉町)~ sKenji 2013.07.03 3 2,751 0 福島県双葉郡富岡町から海岸沿いに車で南下して、楢葉町、いわき市久之浜・薄磯・豊間を写真取材する。 広大な草地の所々に壊れた車が放置されたままの光景と家の基礎だけが無残に残る被災地。 海岸線の開けた土地という、通常なら人が住んでいるはずの立地にも関わらず、家屋
震災記録映像 ー富岡町2(富岡駅→海岸) sKenji 2013.07.03 2 1,592 0 福島県双葉郡富岡町のJR富岡駅から海岸までの区間の動画を撮りました。 富岡町は福島第一原発から約10㎞に位置し、2013年3月に警戒区域が解除された町です。まだ、震災直後のような状況が残ったままです。 富岡町 (富岡駅→海岸) 撮影日:2013年6月22日 場所:富岡町(富岡駅
震災記録映像 ー富岡町1(月の下交差点→富岡駅) sKenji 2013.07.03 1 2,019 0 福島県双葉郡富岡町の「月の下交差点」から「JR富岡駅」までの区間の動画を撮りました。 富岡町は福島第一原発から約10㎞に位置し、2013年3月に警戒区域が解除された町です。まだ、震災直後のような状況が残ったままです。 富岡町(月の下交差点→富岡駅) 撮影日:2013年6月22
いわき市からのショートステイ。田植え体験へようこそ! iRyota25 2013.07.02 5 2,857 0 6月22日からの土日を使って、伊豆の国市にこども達がやってきました。 いわき市の久之浜第一小学校から。 今回のショートステイは、福島から静岡に避難している県外生活者をサポートしている「はままつ東北交流館」の佐藤大さんと、伊豆を拠点に被災地支援を続ける「伊豆どろ
浜風商店街 ーからすや食堂 sKenji 2013.07.02 3 2,291 0 浜風商店街は、福島県いわき市久之浜にあります。もともと、久之浜の海沿いにあった商店街が被災して、現在は少し内陸側に移動しています。 浜風商店街 – 久之浜町商工会 浜風商店街 小学校のすぐ隣にあります。駐車場有。 日本福島県いわき市久之浜町久之浜糠塚15 商店街は
宛名書き大作戦 sKenji 2013.07.02 5 2,017 0 会議室のドアを開けると何かを黙々と書いている男性達がいた。 ここは、株式会社東北イノベーターの会議室。東北イノベーターは、福島県いわき市久之浜にある企業で、本業はプラントエンジニアリングの会社だが、原発事故の影響を受けている農家の方々を支援もしている。 今回
時間が止まった町・富岡町 ~その3~ sKenji 2013.07.01 3 1,732 0 海岸沿いを歩いた後、富岡駅に移動する。 途中、アスファルトの道路が所々で陥没している。スクラップのような無残な姿の車があちこちにあり、駅周辺にある建物の一階部分の窓やドアは、ことごとく津波で壊されている。 家屋の中には、津波により流された、ありとあらゆるもの
息子へ。被災地からの手紙(2013年6月22日) iRyota25 2013.07.01 4 2,584 0 2013年6月22日 福島県いわき市久之浜~富岡町 伊豆への短期ツアーに出かけるこども達を乗せたバスを見送った後、久ノ浜の駅前広場で佐藤大さんと長く話した。 大さんは第一原発の5・6号機がある双葉町の出身で、彼自身も原発で働いていて、巨大地震の瞬間は敷地内の事務棟にい