天皇陛下より1歳年下の桜並木 hometown_of 2017.04.28 1 1,557 0 釜石市唐丹には桜の名所がある。かつての唐丹村の南から北までずらりと2000本以上も植樹された桜並木だ。 花びらが散り始め、若葉の緑が目立つようになっても、その美しさには息を呑む。この時期の平日でも、桜を愛でにやってくる人の姿がぽつりぽつりと見られる。 幹の雰囲気
【キャッセン大船渡】オープン前の開店 hometown_of 2017.04.28 1 1,997 0 大船渡市大船渡地区に誕生する新しい中心市街地キャッセン大船渡。そのグランドオープンは4月29日の予定だが、すでにオープンしている店も。 20日過ぎにオープンセールに行ってきたなんて噂を聞いてマサカと思っていたのだが、23日の地元紙に先行オープンした店舗がある旨記事
早く帰ってきてね、伊里前の南三陸町観光協会 hometown_of 2017.04.28 1 2,165 0 「おかえりポストくん」が置かれていた伊里前の南三陸町観光協会。 【東北の風の道】「おかえり」を言いたい(第3号) そこには、太平洋を漂流して帰ってきたポストの他にも興味津々な品物が目白押し。たとえばこれ。 東北楽天ゴールデンイーグルスと埼玉西武ライオンズの選手
【キャッセン大船渡】オープンまであと10日 hometown_of 2017.04.21 1 2,542 0 大船渡の新しい中心市街地として4月29日にオープンするキャッセン大船渡。開店10日前の様子をご紹介。 キャッセンには全国的な知名度を誇る「黒船」も入店する。でも周囲はご覧の通りの工事中。 ついこの間まで工事中の何かの建物にしか見えなかったが、テナントの看板が設置
【道の駅たろう】オープン9カ月のいま hometown_of 2017.04.21 4 3,681 0 田老の町の新しい中核施設として期待を集めて、昨年(2016年)7月31日にオープンした道の駅たろう。なかなか行く機会がなかったのだが、9カ月目にしてようやく訪ねてみると。 キット、サクラサク野球場に隣接して建設されたはずなのだが、道の駅らしき施設が見当たらない。前
気仙沼の床屋さん「鹿折軒」で聞いた意外な話 hometown_of 2017.04.21 3 3,916 0 不屈の床屋さん。鹿折軒さんはそんな形容が似合う床屋さんだ。震災当日は家族全員が命からがらで生き延びた。店はもとより商売道具もすべて失ってしまったが、理容業界の仲間からの支援を受けて、避難所でいち早く理容のボランティアを始めた。店があった場所は津波浸水域で、
陸前高田のマイヤ竹駒店が閉店 hometown_of 2017.04.21 2 3,803 0 陸前高田の地元スーパー、マイヤ竹駒店が閉店した。 かさ上げされた土地につくられる新しい中心商店街アバッセのキーテナントとして入居することになったからだ。店内には「閉店→アバッセたかた内へ4月27日オープン」と誇らしげに貼り出されていた。 最終日に閉店セールが行わ
大船渡に桜咲く。何事もなく無事にとの祈りとともに hometown_of 2017.04.21 1 1,601 0 大船渡の高台にある加茂神社にて。 薄い雲間から差し込む光を受けて、花開いたばかりの満開の桜が輝く。 幾重にも重なる桜の花の間からは、大船渡湾が見下ろせる。 眼下の世界ではまちづくりが急ピッチ。新たに誕生する中心市街地キャッセン大船渡のオープンは4月29日。静かに
桜満開の大船渡 hometown_of 2017.04.21 2 1,446 0 1本だけ満開という状態が続いていた大船渡「桜の開花宣言標準木」が、三陸鉄道の線路側にあると知ってから、三鉄と桜のツーショットを狙っていたのだが、なかなかいいタイミングで三鉄が走って来てくれない。「時刻表を見て列車の時間に合わせてここに来ればもれなく撮れる」
大船渡の時計台、この場所では最後の桜? hometown_of 2017.04.21 1 1,623 0 「朝起きたらいきなり満開。一度に咲いたのでびっくりしちゃった」 被災した時計台が仮置きされている大船渡公民館前の公園を歩いていたら、散歩中の地元の方から声をかけられた。 前日までぱらぱらっと咲いているばかりだったのが、一夜にして花盛り。まだ花びらを一枚も散ら
仮設住宅に咲く桜 hometown_of 2017.04.21 1 1,479 0 4月16日、大船渡の桜がようやく咲き始めた。午後になると花の数も増え、夕方にはご覧のように五分咲きに。 滑り台やブランコなどの遊具が見えるこの場所は、大船渡市猪川にある前田仮設。前田公園の敷地を利用して建てられたから、仮設住宅の周りには大きな桜の木が点在する。
桜咲く春の吹雪 hometown_of 2017.04.14 2 1,490 0 大船渡市長が桜の開花宣言というニュースが流れたのは4月7日頃のこと。翌日の新聞にはしっかり写真入りで掲載されていたので、大船渡に行くたびに桜を探して回ったのだが、開花宣言の標本木は見つからず。それどころか、桜の見所として知られる土手沿いも、町に点在する桜の木
国道6号線で起きた事故 hometown_of 2017.04.21 1 3,275 0 富岡町から帰還困難区域に向かう途中の道で、サイレンを鳴らして急行する消防車に出会った。写真には撮れなかったが警察のパトカーも同じ方向に走っていった。 そこから少し北上して帰還困難区域の入口近く、国道に設置された線量計には「1時間当たり2.505マイクロシーベルト
【東北の風の道】(6号)さよなら三月、また来て四月 hometown_of 2017.04.14 2 1,720 0 3月に入ると気が早い人たちはもう春だ、春だと語り合うようになった。伊豆の河津桜のニュースを見た人が、「高田にも河津桜があるのよ」と教えてくれた。「下和野の浄土寺の境内よ」というので何度か探してみたのだが見つからない。 それもそのはず、教えてくれた人は、「早く
福島第二原発の近くで軌陸両用車を目撃 hometown_of 2017.04.21 1 2,316 0 国道6号線、帰還困難区域からはまだ距離がある東京電力福島第二原発の近くで車外に出てみると、第二原発に続く高架橋の下のJR常磐線に軌陸両用車の姿を見つけた。 軌陸両用車とは、鉄道用の車輪とキャタピラの両方を持つ鉄道工事の専用車両。ある時は鉄道のレールの上を走り、
山菜の季節になると思い出す理不尽なこと hometown_of 2017.04.21 2 2,691 0 ようやく東北にも春が来て、花の便りとともに聞かれるのが山菜の話。もうそろそろばっけ(ふきのとう)は終わりだが、次はここみだ、わらびだ、しどけ(モミジガサ)だ、そしてタケノコだと地元のお茶っこでも盛んに話題になっている。 そんなある日、岩手県が発行している広
はまってかだって高田のプチツアー hometown_of 2017.04.19 4 1,738 0 出発地点の陸前高田市コミュニティホール前には20人近い人が集まっていた。今日は町歩きのプチウォーク。晴れているのにぱらっと小雨がぱらつく、変化しやすい春らしい空模様だったが、「大丈夫だぁべ」といざ出発。 「もし歩けなくなったら、キクチさんが背負ってくれるって
年度を越えても帰れない。残された帰還困難区域 hometown_of 2017.04.21 1 4,436 0 3月31日から4月1日の年度末年度始めの慌ただしい中、東京電力福島第一原子力発電所事故で、避難指示の対象となっていた地域の避難指示解除が行われた。3月31日には福島県浪江町、飯舘村、川俣町山木屋地区、4月1日には富岡町の居住制限区域と、避難指示解除準備区域の避難指示
新・野蒜駅前のライトアップ「希望の虹」が終了 hometown_of 2017.04.21 1 2,003 0 東松島市のJR野蒜駅前に、虹色のライトアップがきらびやかに輝いていた。 ほぼ月遅れのリポートにはなるが、その模様を写真でお伝え。 津波で被災した旧野蒜駅から、高台に路線事移転したJR野蒜駅。駅舎を出ると右手の岡に虹がかかっていた。風に揺れながら、虹色の光は少しず
生きているということ hometown_of 2017.04.11 1 1,270 0 ここに写っているの、たぶん私なのよ。 陸前高田のコミュニティホールのエントランスで行われた津波写真展で、避難所となった体育館の写真を指差しながらAさんは話し始めた。数えきれないほどの人がいる体育館の写真の片隅。Aさんとはとても判らない小さな人影を指差しながら
三島から経由してマスターに託したもの hometown_of 2017.04.14 2 1,505 0 3月末に開催された手芸の展覧会で、展示場所を少しだけ借りて、三島の仲間からお預かりしたクラフト作品を飾らせてもらった。 「静岡県三島市の佐野比呂子さんが作ったアイデア小銭入れです。平行四辺形に切った革をスナップで止めて三角形にしています。小銭入れにもいいし、
今日は喫茶店の日。マスターの笑顔のわけ hometown_of 2017.04.13 2 1,395 0 最近マスターはいつも機嫌がいい。いや、もともと優しい笑顔がトレードマークのマスターなんだが、最近はとくに表情が輝いている感じがする。 マスターがご機嫌なのは、毎朝のラジオ体操の参加者が増え続けているからだ。8月に入居が始まった岩手県内で最大規模の公営住宅、県
戻ってこない上鹿折駅 hometown_of 2017.04.14 2 2,702 0 線路は雑草に覆われて、続く先を見通すことができない。 ここは津波の被害を受けた場所ではない。気仙沼から陸前高田方面に山越えするJR大船渡線の途中駅「上鹿折駅」。気仙沼と陸前高田、そして大船渡の低地での津波被害が大きかったため、鉄路としての復旧を断念してBRTのバ
「あいをつなぐ」タピック45の広場でのキャンドルナイト hometown_of 2017.03.12 3 1,864 0 絆はいまも損なわれることなく、ここにある。 震災遺構として保存されることになっているタピック45(陸前高田市)に、キャンドルの灯がともされた。 巨大な防潮堤のすぐ近く。海風が強いこの場所で、夕暮れ前から多くの人たちが灯火の準備を行っていた。 話を聞いてみると、
さくらを植える。花は咲く hometown_of 2017.03.30 10 2,551 0 いわき市久之浜の河津桜が見事に咲いた。諏訪神社境内の桜は3月18日にはすでに満開。同じ頃、川沿いや高台の桜にはまだ固いツボミのものもあったから、ちょうど今頃、久之浜は花盛りかも。 久之浜に桜を植える活動を行っているのは、静岡県三島市と富士市の有志による「Team