【旅レポ】野尻湖・琵琶島めぐり、15分1本勝負! tanoshimasan 2012.09.10 2 2,094 0 国内では珍しい湖上の離島、琵琶島 片道8時間・・・やっと着いた。 長野県の北部、斑尾山と黒姫山の合間に位置する野尻湖。その野尻湖をのんびりと移動する大型遊覧船「雅」の上で、僕はひとりあれこれ悩んでいた。 野尻湖には、琵琶島という湖上の離島がある。島と言えば、海
長期滞在と帰路の船(西表島)【旅レポ】 tanoshimasan 2013.01.10 0 2,069 0 2か月半ほど西表島に滞在した。「普通の人が経験しないようなことをしよう」と思って、なんとなく西表島を選び、大学を休学して訪れたのだ。 帰る日の朝は晴れていた。 たかが2か月半と言えど、振り返ると濃い。宿のスタッフとして住み込みで働きながら色んな人に会った。
毎日サファリパーク!戦慄の西表島【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.04 4 2,020 0 「南国の島で非日常を体感したい。まぁいい経験になるでしょ。」 そんな気持ちで、気軽に考えて始めたのが西表島の宿での住み込みスタッフ。21歳の時のことである。社会人経験もないような青二才だったが、飲食店をはじめとしたサービス業のアルバイトはそこそこにこなしてい
開放感抜群!平内海中温泉に癒される【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.25 0 2,016 0 一見すると海と温泉の境目がわからないほど、海が近い。水平線はどこまでも続き、さながら海水浴気分である!なのに、お湯はじんわりあたたかい。中でもあったかいポイントがあり、そこから源泉が噴き出ているのがわかる。あぁ、これはヤミツキになるかも知れない・・・。 実
地ボタルを見に行く(西表島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.18 0 1,974 0 地ボタルってなんですか? 地ボタルを見に行こうと言う。西表島で同じ宿に泊まっていた常連のお客さんが誘ってきたのだ。「地ボタル」なんて聞いたことがない。地ボタルってなんですか?「こっちの飛ばないホタルだよ」 へぇ、こっちには飛ばないホタルがいるのか。当時無知で
おばあとピーチパインでゆんたく(西表島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.06.07 1 1,967 0 おばあとピーチパインでゆんたく 西表島のとある宿に住み込みで働いていた。滞在日数に直せば2ヶ月半程度だったが、ゴールデンウィークをまたいで忙しかったこともあり、西表島のことはあまり詳しくならないまま、月日だけが過ぎていた。もっとも、遊び半分で働いているつも
片道分のチケットで島を訪れ、そこでお金が尽きた赤い男【旅レポ】 tanoshimasan 2013.06.05 2 1,964 0 彼と初めて会ったのは2007年2月、父島へ向けて出港したおがさわら丸の船内だった。600人近くが乗船した船のなか、その存在は明らかに目立っていた。赤装束とでも言えそうな赤ずくめの服。赤と言っても、黒に近いほどの濃い赤から、ピンクに近いような薄い赤まで様々で、それら
一人旅の小学生【旅レポ】 tanoshimasan 2013.06.11 3 1,961 0 夏真っ盛りの小笠原。父島の宿で働いていた僕は、島のサマーフェスティバル目当てのお客さんを乗せた船を出迎えに向かった。船は満席らしい。900人近いお客さんを乗せた船は「難民船」と呼ばれるほどで、出てくる人出てくる人、すでに疲れた様子なのが印象的だった。港が大い
非オススメ!白谷雲水峡への無謀な挑戦(屋久島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.04.20 4 1,952 0 離島好きの私であるが、その原点とも言うべき島を挙げるなら屋久島である。 大学生当時所属していた部活動が「ユースホステル部」という部活で、春夏の長期休暇を利用しては男女、学年の垣根を越えて10泊前後の合宿旅行に出かけていた。その初参加が1年生時の夏休みであった
竹富島、昼の顔と夜の顔【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.12 0 1,913 0 西表島の宿で長期的に働いていたことがあった。多忙を極めたGWを乗り越え、ほぼまる1ヶ月休みなしで働いた僕は、まとめて3日の連休をもらうことになった。うち、2日間を黒島で過ごし、最終日の3日目は西表島からも近い竹富島を訪れた。 短時間でサクッと楽しめる竹富島 八
足もとにも“満天の星空”。西表島(いりおもてじま)で地ボタルを見る【旅レポ】 tanoshimasan 2013.06.17 1 1,911 0 天気の良い日の夜に空を眺めること。これが西表島でのライフワークだった。周辺に高い建物も、明るい建物も無いこの島では、星空が当然のように綺麗で、何かにつけて眺めたくなる。 けれど、西表島は何も空ばかりが綺麗じゃないらしい。地面を見ても、星空のようなホタルの光
青パパイヤとシーチキンの石垣島ラー油和え【旅レポ】 tanoshimasan 2013.05.23 0 1,820 0 青いパパイヤの皮をむいて、スライサーでささがき。 そこに塩をまぶして水けを絞ったっけか。 シーチキンは缶を開けてほぐし、油をきっておく。 そうしたところに例のあれを入れて完成。 気まぐれでコーンが入ることがあったような、なかったような・・・。 肝心の作りかたは
船浮集落 - その1.「無形の価値」溢れる船浮【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.27 0 1,754 0 「無形の価値」溢れる船浮 この場所に初めてきたとき、その雰囲気に感動した。月並みな感想だが、こんな場所があるんだと思った。西表島の船浮集落は、大原、上原といった中心集落から道路が通っていない。陸続きでありながら、船でしか渡れない“陸の孤島”なのだ。 聞いたとこ
2週間に1回のペースで西表島にやってきたおっさん【旅レポ】 tanoshimasan 2013.06.06 1 1,753 0 その人は自分のことを“おっさん”と呼び、僕にも“おっさん”と呼ぶことを強制してくる。もう60代半ばと言うのに、その“おっさん”はやたらと無邪気な人だった。 強制的に外へ連れ出すおっさん 2008年の4月ごろ、西表島の宿で住み込みで働くことになった。大学を休学していた当時
船浮集落 - その2.陸の孤島で音楽祭「船浮音祭り」【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.27 0 1,722 0 ←その1.「無形の価値」溢れる船浮 陸の孤島で音楽祭「船浮音祭り」 ちいさな集落にたくさんの人が集まった。 4月下旬のこの日はGWの1週前にも関わらず、多くの観光客で賑わっていた。あとで新聞で確認すると、東京や大阪といった遠方からのファンも駆けつけていたそうだ。
群馬のペンションで体感した一期一会【旅レポ番外編】 tanoshimasan 2013.03.15 0 1,713 0 2008年の冬ごろ、僕は群馬県みなかみ町のペンションで働いていた。僕は一人旅の道中だったのだが、「せっかくだから寒い時期は寒い場所にいたい!」と思い、なんとなくみなかみ町をチョイス。泊まった宿が素敵な宿だったこともあり、なりゆきで2ヶ月ほど働かせてもらうことに
三重県某島、”島民の足”に見る”大らかさ”【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.20 1 1,589 0 地図を必死で読む観光客 三重県某島にて下船した。初めて降りる島。下船したものの、地図と風景を照らし合わせて「ここはどこ、どこへ行こう、方角は・・・」と考える。『話を聞かない男 地図が読めない女』なんて本もあったが、僕は男のくせに地図を読むのが得意ではない。読