避難ルートを実際に歩いてみました。~熱海・初島2021~

pamapama

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新型コロナウイルスの感染が拡大してからは県境をまたがず、伊豆の知っている近場をぐるぐるするだけのドライブを繰り返していましたので「初めて立ち寄った海辺の町」は昨年9月の松崎町・雲見が最後。なので「津波から避難するルートを確認する作業」もそれ以来していません。

しかし、既に避難ルートを知っている場所でも「この表示は新しく設置されたようだな」と思ったことは何度もありました。今回はそのうちのひとつ、熱海市の初島で見つけた避難ルートをご紹介します。

美味しい魚ときれいな海を味わうエリア

前回この初島の避難ルートをご紹介した2017年は

避難ルートを実際に歩いてみました。~熱海・初島編~ by pamapama
 避難ルートを実際に歩いてみました。~熱海・初島編~ by pamapama
potaru.com
2017年当時、初島-熱海港を往来するフェリーに掲示されていたもの
2017年当時、初島-熱海港を往来するフェリーに掲示されていたもの

このように、港でフェリーを降りて「ようこそ初島へ」の案内看板(地図上の数字「1」あたり)をくぐって正面にある坂道を登り、初島小中学校を通り過ぎ、さらに高台を目指すというルートをご紹介しました。

上の写真ではそのほか船着場から左(西)にある避難ルートが案内されていますが、数字「1」の右(東)側の避難ルートは現地でも特に案内がなかった気がします。

初島には毎年足を運んでいるものの、そのエリアにも津波避難ルートの案内表示があることには、ことし10月の訪問で初めて気づきました。

食堂街の真ん中あたり

上の写真の地図で数字「1」の右(東)側には海岸に向かって10数軒が並び立つ食堂街があります。テレビで紹介されることも増え、人気店は行列必至。

予約のみの営業になっていたり入店人数を制限している可能性もありますから、行ってみたいお店にはぜひ予約を入れて足を運ぶことをおすすめします。

そんな食堂街の真ん中あたりに、案内表示を見つけました。

この矢印の先には、初島小中学校の校舎東側に昇ることができる階段がありました。これでいったん校庭(海抜およそ11m)まで逃げて、さらに高台を目指すのがいいと思います。

娘もかれこれ20回ぐらい行っている「みやした」さん
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別の水槽には活イカやメジナ、カサゴ、伊勢エビなどもスタンバっています
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初めて食べる人には「期待の10倍」うまい「のり丼」は冷めても美味しいので毎回テイクアウトしてホテルへ帰ってからも食べます。
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今回ピカイチだった「オジサンの煮付け」。「オジサンの魅力」を見せつけてくれました。
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ダイビングスポットのちょっと先のあたり

食堂街の向こうはダイバーで賑わうダイビングスポットになっています。そこをさらに東へ進み、島の反対側に行ける遊歩道の途中にも案内表示を見つけました。

今回は時間の都合でここを登ることができなかったので、どのあたりの高さまで行けるのかはわかりませんでしたが、Googleストリートビューで確認できる2011年10月当時よりかなり道がキレイに整備されているのはさらなる安全確保を求めてのことでしょう。いざという時はここを通ってひたすら高いところを目指しましょう。

この日の初島はコロナ以前よりもすごい人出でした。昼間は大勢の人で賑わう食堂街とダイビングスポットだからこそ、津波から逃げられる場所を確認しておくのが大事ですね。

意思表示ツールである「PECSカード」で「ラーメン」を注文する気マンマンの娘(「PECS」のことは別の機会にご紹介します)
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「夜は何を食べるか…」のうみそをフル回転させる娘
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名物のアシタバは至る所に自生しています
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