だいぶ間が空いてしまったのでちょっと振り返りからでスミマセン。
娘の体重が増え続けていることへの対策として昨年「糖質オフ作戦」をご紹介し、それは継続しています。しかし残念ながら最初の1カ月を除いて体重は「順調に」増えてしまっており、中学生になった4月から今月までで5㎏以上も増加…。
興奮を抑えるくすりは食欲も出てしまうということで、ただでさえ食べ盛りの中学生の食欲と体重をコントロールすることなんてできるのか。
くすりの影響かどうかは不明ですが、甘えが強くなったというか大人と同じこのサイズで密着してきたり体重をかけてきたりするのがすごく重い(痛い)ので、ちょっと途方に暮れているというのが正直なところです。
上の投稿が今年の1月。で、結局は昨年4月からことし3月までの中学1年次で娘の体重は7kgぐらい増えてしまいました。
その後「まず野菜かスープ」「お風呂に入って(つまりちょっと時間を置いて)そのあとメイン」という食事パターンを継続した結果、中学部2年生になってから娘の体重(9月時点)は
なんと!
驚きの!
3.6kg減!
という快挙を達成しています。ちょっとすごくないですか?!
最近では帰宅してすぐに食べ物を強く欲しがることはなくなり、まずはiPadをもって自分の部屋に直行。
やがて「お風呂わいたよ」と声をかけると、わざとダラダラしたあとお風呂に駆け足。そのあと親子3人そろって夕食という、柿田川のように清く美しい流れです。
いちばん最初に食べ終わる娘がわたしたちの分まで取ってしまうのも想定済み。総合的な量は中学2年にしてはごく普通でしょう。
とにかく食べ盛りのこの時期に、最重度知的障害で本能のままに動く娘の体重を減らすことができたのは、ママのアイデアと根気の賜物だと思います♪
くすりの量はそのまま
娘がよく寝るようになったのも、底なしの食欲になったのも「2つめの抗精神病薬」が関係しているのではないかと推測しました。そこで今年の春、
そもそもが調剤してくれる薬剤師さん泣かせの微量なのですが、そのさらに微々たる量である2割を減らすことに
した結果
食いしん坊は相変わらずでも、のけぞって暴れるようなことはほぼなくなり
ました。さらに冒頭で書いたように今は帰宅してすぐに食べ物を強く欲しがることもなくなったのです(爆睡した朝はお腹が空きすぎていきなり怒っていますが)。
週に4~5日は良く寝てくれて、おおむね機嫌のよい状態は、1学期いっぱい、さらに夏休みも続きました。学校と放課後等デイサービス両方の連絡帳には「絶好調」「ニコニコでした」というやりとりがたくさんありました。
しかも夏休み中にパニックらしいパニックは1度もなし!休み中に放課後等デイサービスへ行く前のルーチンである「源兵衛川の散歩」が増水によりできなかった影響もなく、娘の快進撃は続きました。
加えてダイエットにも成功したなんて素晴らしいじゃありませんか。
食事シーンの写真がほとんど麺類なのは「介助なしでひとりで食べられるから(親が写真を撮る余裕がある)」です。モチロン麺類だけじゃなく、ちゃんとママが和洋中印東南亜沖縄などなど、毎日いろんなごはんを作ってくれてますよ。
それを美味しく楽しく食べて3.6kg減!最高です。
なんでもが なんでもなくないかも
くすりの影響だけでなく、身体の成長もありますし、脳の成長もメチャゆっくりだけどあるように思います。
気候だって毎年違いますし、わたしたちの対応の仕方にも多少の成長はあると信じたいです。なので娘の変化の原因はとても複雑。「ズバリこれだ」という答えなんかずっと見つからないでしょう。
だからこそ、なんでもないようなことでも書き残していこうと思います。これからまたお付き合いください。
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