夜中に起きてしまう娘が、体内時計を調節してくれるホルモン「メラトニン」と同じ成分のクスリ「メラトベル」を服用するようになって、220日ほどが経ちました。
「途中で起きずに7時間以上寝てくれたら合格」という基準で今朝までの成績を発表しますと…「117勝105敗」となっています。
一応勝ち越しているとはいえ、よわよわ中高年の親としては最低でも「1回起きた日があったら、2回寝てくれる日がある」というダブルスコアを希望しています。なのに、遠く及ばない成績です。
眠りが深い、だけじゃない?
中途覚醒でいちばん多いのは「21時30分 就寝・3時30分 中途覚醒」。ここまでで6時間寝ているので、経験上娘の体調に問題がない「トータル7時間睡眠」まであと1時間。そのあと「5時30分 二度寝・6時30分 起床」でトータル7時間。まあいいか、というのが「これまで」のパターンでした。
でも最近は「トータル6時間」が定番化してきました。21時30分に寝て3時30分に中途覚醒したら、そのまま朝を迎え、支度をして学校へ行きます(7時ごろに二度寝しようとする時は、支度が間に合わなくなるので阻止します)。
「中途覚醒まで6時間寝ない」と併せて困るのが「中途覚醒の時間が長くなった」ことです。
たとえば昨夜は「20時30分 就寝・1時 中途覚醒」なので、そこまでで4.5時間睡眠。そのあとやっと二度寝してくれたのはなんと5時!トータルでは6時間寝ていますがかなり眠そうで、無理やり起こして、殴られ引っかかれで、なんとかスクールバスに乗せてきました。
というわけで、最近では21時30分に寝て中途覚醒が3時30分だったら「二度寝はしないな」と思うし、2時30分や1時30分の時は「頼む、最低でも6時には二度寝してくれ」と祈るようになってしまいました。
やっぱり起こされる
以前のレポートで「中途覚醒しても親を起こしに来ない」と書いたのですが、ほぼ来る状態に戻ってしまいました。娘の部屋でガタン!と音がすると間もなく寝室のドアがブワッ!と開き、娘がベッドにダイブしてきます。ホラー映画のようで、心臓が痛くなります(T_T)。
「狭いから出ていけ」とわたしがベッドから追い出されてリビングのソファーで横になっていると間もなく娘ものっしのっしとやってきて、わざわざわたしの顔の上でiPadを見たり、食べ物の催促が始まります。
冷蔵庫も開けられる
娘がリビングにいると困るのは「冷蔵庫を開けっぱなしにすること」。それさえ防げばまあいいだろう、放っておいて寝ていよう、という試みもあったのですが、冷蔵庫が開かないようにするストッパーは、力が強くなった娘に壊されるようになってしまいました(でも一定の効果はあるので、買い替えて装着は続けています)。
ということで、結局いまも親がリビングのソファーで仮眠するという形で冷蔵庫対策をしなければならないことが続いています。ただしリビングでの娘対応はママとの日替わり交代制。当番じゃない方は寝室にカギをかけて眠ります。
娘がうるさいのであまり眠れませんが、リビングよりは遥かにマシ。親が2人ともなんとなく起きていて共倒れになっても意味がないので、どちらかはとりあえずの睡眠時間を確保できるようにしました。
本当は「8時間以上寝たい?」
最近は6時間眠れば問題なく過ごせる娘…ではありますが、やっぱり8時間以上寝てくれた日は明らかに機嫌がいいです。
なにしろ神秘だらけの脳みそで生きている自閉っ子。真夜中の異常なテンションは脳みそからの指令がバグっているだけで、身体は、いや脳みそだって本当は8時間以上寝たいんじゃないかと思うんです。
もうちょっとしたらエアコンの季節も終わりですね。涼しくなって娘の「眠り」がどう変わっていくか、楽しみでもあり恐怖でもあります(^_^;)
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