娘が、体内時計を整えるホルモン「メラトニン」と同じ成分のクスリ「メラトベル」を服用し始めてから200日近くが経とうとしています。
「中途覚醒なし、連続7時間以上寝てくれたら合格」という基準で行くと、今朝の時点で103勝89敗となっています。
7月はなかなか寝てくれなくて星を五分に戻されそうでしたが、8月に入ってから1週間を5勝2敗か6勝1敗のペースで過ごしているので、だいぶ貯金を作ることができています。
それは先週のことだった
先週8月19日(木)のこと。
寝かしつけをするママがまだ家事をしていたので、娘の部屋にはわたしが一緒に入り、いつも娘がせがむように娘の目のあたりにわたしの腕を乗せようとすると、腕を払いのけて天井を見つめています。
そしてしばらくすると娘はわたしの肩を押したのです。「部屋を出ていけ」と。
これまでだったらそれは「まだ寝ない。遊ぶ」の意思表示で、娘は部屋を出る親と一緒にリビングへ戻ってきて再びiPadを触り始めるはずなのですが、この日の娘は部屋の電気を点けたあと、自分はベッドへ戻ってゴロゴロしています。
じゃあわたしもゴミのまとめなど諸々を済ませてしまおう、と娘をそのまま放っておいて、30分もした頃でしょうか。
部屋のドアを開けると、電気を点けたまま、娘はスヤスヤと寝ているではありませんか。
「ひとりで寝た!!!」
ママとふたりでびっくりです。中途覚醒後の2度寝やお出かけ後の昼寝など、ベッドでゴロゴロしながらいつの間にか寝ていることはありますが、「夜の本気の就寝」の時に添い寝なしで眠りにつくなんて初めてのことなのです!
仮説・パパだからかなあ
添い寝をするとき、一緒に寝落ちしてしまうのはわたしもママも同じですが、わたしの場合は「いびきをかく」という難点があります。
川の字で寝ていた頃には「うるせえんだよ」と言った感じでヒョードル選手のような氷の眼差しをした娘に拳を振り下ろされたこともあるわたしのいびき。娘はこれがイヤでわたしを押し出したのかなあと思っていたのですが、いつもどおりママが添い寝をしようとした翌20日、なんとママも
「追い出された。出てけって(@_@)」
と言ってリビングへ戻ってきました。そして30分ぐらいした頃に娘の部屋をのぞいてみると…
「精魂尽き果てた」を絵に描いたようなきれいなポーズで爆睡する娘。見事ですね。
ちなみにおととい土曜の夜はいつもどおりママが添い寝したうえで眠りにつきました。しかしきのう日曜の夜はまたしてもママが追い出され、30分後に見に行くと娘はひとりでスヤスヤzzzz。。いったい彼女の心の中ではなにが起こっているのでしょうか?
メラトベルの効果に関して「眠りに入る時」と「眠りの質」ではハッキリと手ごたえを感じていますが、この「ひとりで眠りにつく」こととの関係はわかりません。
最近わが家に大きな変化があったといえばあったのですが、まさかね…理由はどうあれ、ひとりで寝ちゃうなんてなんだか寂しいなあ…と未練を引きずりつつ、もう少し検証を続けてみたいと思います。
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