うちのアスペ君 Part5

baikinman

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わが家の息子(9歳)はASD(自閉症スペクトラム)です。

今では使いませんがより分かりやすくということで、心理療法士の先生は「アスペルガー」という言葉で息子を表現されていました。

今回は病院の苦手な息子のお話です。

息子、歯科へ行く!

歯が生えてから、定期的に歯科でケアしていた息子。

特に泣くこともなく、半年に一回のペースで通っていました。

小学校2年生で虫歯ができたため、いつも通っている歯科で治療をしました。

いつも一人で大丈夫なのに、その時は診察台で騒ぎ出す息子。

暴れて騒ぐ息子を、看護婦さん4人と私で押さえつけて、お医者様が治療をしました。

半狂乱のパニック状態で、終わってからも暴れており、お医者様からは「もう一つ虫歯があるけれど、もう少し大きくなってから来てください」と言われてしまいました・・・。

歯科を変えてみる

『大暴れされるから歯科に連れていきたくない・・・。』とは思っても、虫歯は治さなければいけないので、後日息子に暴れた理由を聞きました。

すると息子からは、「僕が待ってって言っても待ってくれなかった。何をされるか分からなくて怖かった。」との答えが。

成長して、何が起こるか分からないことに恐怖が芽生えるようになったようです。

そこで、大暴れする息子でも対応可能な歯科を探すことにしました。

知人に紹介してもらった歯科で、息子の今までの様子や、事前に治療内容を説明してほしいことをお話して、ドキドキしながらいざ診察へ!!

新たな歯科では、歯の写真を撮って息子にどういう治療をするか説明してくださいました。

ちょいちょい「待った」をかける息子に対して、急ぐこともなく、「よくなったら言ってね」といって、コミュニケーションを取りながら進んでいきます。

恐怖の歯科でしたが、説明さえあれば何とか乗り切れることが分かり、一安心でした。

息子、小児科へ行く!

歯科は何とかクリアしましたが、冬になるともう一つ息子が大暴れする出来事が・・・。

それはインフルエンザ予防接種です。

注射も歯科と同じく、幼児期は泣くこともなく楽なものでしたが、2年生の冬は違いました。

やる前から「嫌だ」と言って逃げて、注射の最中は私と看護婦さんで押さえつけて何とか接種完了。

終わった後は半狂乱で大暴れ。

私に暴言を吐き、殴る蹴るを30分ほどしていました・・・。

『もう二度と一人では連れていかない。。。』と心に決めました。

今年の予防接種は・・・

そして今年も冬がやってきました。

3年生になった息子には、事前に予防接種を受けることを伝え、夫にも一緒に行ってほしいと伝えます。

しかし、毎週のように休日出勤する夫は、「今週も仕事だ。。。」とまたもや言ってきます・・・。

『マジか・・・。予防接種をこれ以上先延ばしにできないし、私が一人で連れて行くしかないのか・・・。』

あの悪夢がよみがえります(泣)

ただ連れていくだけでは不安なので、いくつか対策を立てました。

1.事前に夫と息子で話し合いをして、暴れないように諭してもらう
2.終わってからご褒美(お菓子)をあげる約束をする
3.がんばって予防接種してほしいと、私も息子に頼み込む
4.注射は10秒ほどで終わる事を伝える
5.注射をせずに高熱になるとどんなデメリットがあるか伝える

いざ小児科へ行くと、待合室では「やりたくない」とぐずる息子と「すぐ終わるよ」諭す母。

息子をぎゅっと抱きしめて、お医者様の注射が終わる瞬間を待ちます。

注射中は我慢する息子。

終わっても我慢する息子。

泣き叫び暴れませんでした!!!!!

終わってからは学校の知り合いもいて、落ち着いて待つことができ、母は胸が熱くなりました。

まとめ

特性だからなのかは分かりませんが、息子は恥ずかしいという気持ちがずれており、小学校低学年の頃は人前で大暴れをすることもよくありました。

しかし、彼なりに成長して『嫌だけど恥ずかしいからやらない』という気持ちが少しずつ芽生えてきたようです。

また、『先が分からない不安』には事前に説明して、彼のタイミングに合わせることさえすれば、歯科治療もなんとかこなすことができることが分かりました。

もっと上手くやれたかもしれないと思うこともありますが、息子が何に困っているのかを理解して、出来なかったことも工夫しながら再チャレンジして、少しずつ苦手を克服していきたいと思います。

最終更新:

コメント(9

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  • J

    jina

    年々、成長しているのですね。
    ママも一緒に成長しているのを感じます。

    歯医者は、虫歯にならないように歯磨きを徹底するのが一番よいと思います。

    バイキンを動画で見せてくれる歯科もありますので、バイキンの存在と虫歯になるとどうなるかをシェアするのがオススメです。

  • C

    cha_chan

    自分も幼少期は注射が大嫌いで、注射が終わるまで大泣きして母はものすごく大変だったと言っていました。公園に連れて行ってあげる、と言われて注射に連れて行かれたのは未だにトラウマです(笑)
    baikinmanさんのように、子どもの特性をしっかり考えて、丁寧に説明して心の準備をさせておいてあげるのは、注射や歯の治療に限らずとても大切だと思いました。

    • B

      baikinman

      私も以前、別件で息子にだまし討ちのようなことをしたことがあります。
      そしてひどい目にあいました・・・。
      その時に、しっかり納得させるしかないと思いました。

    • A

      akaheru

      >出来なかったことも工夫しながら再チャレンジして、少しずつ苦手を克服していきたいと思います。
      きっとこういったことの積み重ねが前に進んでいく大きな推進力になるのではないかと思います。

      思うようにいかず大変な時は周りに相談をして、みんなで考えて取り組んでいきましょう。

      • B

        baikinman

        困ったときは記事に書いて、相談します(笑)

        当初は息子のことを書くことに抵抗もありましたが、共有することで一人でも多くの困っているお母さんの力になれればいいと思います。

      • O

        orangeoor18

        お疲れ様でした。我慢した息子さんも息子さんのことを考えていろんな対策をしているbaikinmanさんもすごいと思います。振り返ると自分も同じくらいの頃は注射の前に暴れだして部屋から逃げ出すこともあったそうです。歯医者も未だに恐怖心があり、治療中は体が硬直してしまいます…。

        • B

          baikinman

          orangeoor18さんも息子と同じだったんですね!!
          なんだか同じ仲間がいると思うと勇気をもらえます。

        • P

          pamapama

          注射を我慢できたんですね。すごいすごい!息子くんの特性を理解して良い方向へ丁寧に促しているのが素晴らしいですね。子供が大きくなるにつれてパニック時の対応は大変になってきますもんね。通院に関してはわが家も恐怖の連続です(^_^;)

          • B

            baikinman

            子どもの力が強くなると、パニック時は母ではちょっと無理だと感じます・・・。
            先を不安に思っても仕方ないので、とりあえず事前説明をしっかりやっていくことで、なんとか乗り切ります!!