3月3日、南三陸さんさん商店街がオープン

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ショップリストはスミを吐き出すタコのデザイン。なんとも可愛らしい。

仮設での営業を終えた南三陸さんさん商店街が、3月3日、防災対策庁舎近くのかさ上げ土地に本設店舗としてオープンした。翌4日にも、商店街はたくさんの来場者の熱気に溢れていた。

マーチングバンドの演奏が始まるとたいへんな人だかり。

マーチングバンドから離れた場所でも、買い物客たちがぶらり町歩き。

お店の中もこの混雑ぶり。品切れも続出。

だけど、商店街から見える防災対策庁舎に興味ありそうな人はあまりいない。下の写真の遠景に、庁舎の頂上部分が写っているだが。

観光協会に雇われたスタッフなのか、来場者へのアンケートをとっている人に聞いてみると、「あくまでもわたしの印象ですが、99.5%は町外からのお客様だと思います」

駐車場に並ぶ車のナンバーも、「仙台」が多い。県外ナンバーも少なくない。

「昨日の夜、さんさん商店街オープンのニュースがたくさん流されましたから、ちょっと行ってみようという来場者が多いのかもしれません」とはアンケートをとっている女性の弁。

町の外からたくさんの人が来て、たくさんショッピングしてくれれば町の活力になるのだからいいことに違いない。ただ、どうしてもう少し地元の人が来ないのかなとも思う。商店街の事務所に貼り出された新聞には「地元民にも愛されたい」との見出し。

とは言え、新しいさんさん商店街がある場所は、かさ上げ工事現場の真ん中で、住宅地として整備されている高台移転先のどこからも遠い。

住宅地からのアクセスを見直さなければ、地元民「に」愛されるのは難しいかもしれない。

南三陸さんさん商店街

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