【世界一周の旅・南米編 Vol.5】個性豊かな動物たちの楽園・ガラパゴス諸島

sKenji

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南米エクアドルのガラパゴス諸島は、同国本土の西方約1000キロメートルの太平洋上に浮かんでいます。

ガラパゴスとはスペイン語で「カメ」を意味しており、正式名称は「コロン諸島」。大小無数の島からなる群島で、最も大きな島はイザベラ島です。

一度も大陸と地続きになったことがないことから、島の生物は独自の進化を遂げています。同諸島を訪れたイギリスの博物学者、チャールズ・ダーウィンが島に棲む鳥やカメから進化論のヒントを得たのは有名な話です。

ガラパゴス諸島は、現在、1,000以上ある世界遺産の中でも一番最初に登録された貴重な人類の遺産です。しかし、登録後、観光客及び住民の増加や外来生物の流入により、独自の生態系が失われる危機に瀕し、2007年、ユネスコの危機遺産リストに登録されました。指定は2010年に解除されたものの、環境に対しての配慮が特に求められることに変わりがない世界遺産です。

チチカカ湖を訪れた私は、プーノからバスでナスカへ移動し、地上絵を見るとリマを経由してエクアドルへ入国しました。そして、同国最大の都市・グアヤキルから空路、ガラパゴス諸島へ向かったのです。

群島のほとんどは無人島で、約2万5千人と言われる島民の多くはサンタクルス島に住んでいます。飛行機はそのサンタクルス島の北に、幅約400メートルほどのイタバカ運河を挟んで浮かぶバルトロ島の空港に着陸しました。

ガラパゴス諸島は、自然保護の観点からサンタクルス島などの一部の島を除いて宿泊施設がない上に、公認ガイドの同行がなければ上陸することはできません。そのため、私も空港についたその足でガラパゴスの島々を巡る8日間の現地ツアーに参加したのです。

ツアーは定員20名ほどの船に乗って見て回るクルージングツアーです。宿泊や食事は全て船内で済ませます。アメリカ、イスラエル、スイス、ノルウェーなど、世界各国から旅行者が集まっていました。船は豪華とは言えませんでしたが、それなりに快適なものでした。

しかし、このツアー、客とガイドが度々何やらもめていたために、8日間のうち1日を無駄にしてしまったいわくつきのものでした。

さらに不運なことに、晩ご飯に食べたセビッチェという魚介のマリネがあたったのか、乗船1、2日ほど前から体調を崩していました。そして、追い打ちをかけるように船酔いにも苦しめられ、食べ物がほとんど喉を通りません。無理矢理食べた少量のパンもすぐに戻してしまい、ツアーの最後の方はフラフラな状態でした。

普通ならば寝込んでいる状況だったのですが、それでも島への上陸やシュノーケリングなどのツアープログラムに参加していたのは、ガラパゴスが持つ魅力によるものでした。

ガラパゴスはまさに野生動物の楽園です。ゾウガメやイグアナ、他では見ることのできない鳥たち。動物好きでなくとも興味を抱いてしまう生き物ばかりです。

ガラパゴスアメリカグンカンドリ
ガラパゴスアメリカグンカンドリ

訪れるまでは陸上に棲む動物のイメージが強かったガラパゴスですが、実は海にも驚きの世界がありました。

船上からハンマーヘッドシャークや何匹もの巨大なマンタを見ることができたのです。さらにシューケリングプログラムで入った海の中では、ウミガメやサメなどが悠然と泳ぎ、私のすぐ近くをウミイグアナやアシカなどが元気よく泳ぎ回ります。

何よりもびっくりしたのは、ペンギンです。シュノーケリングをしていると、近くをガラパゴスペンギンがものすごいスピードで飛ぶように横切って行ったのです。あの時の驚きと喜びは忘れることができません。

「東洋のガラパガス」、「ガラパゴス化」などと特殊なものを指すときによく使われる「ガラパゴス」ですが、本場は考えていた以上に個性的な動物たちばかりでした。南米エクアドルのガラパゴス諸島。体調の良い時にもう一度訪れてみたい野生動物の楽園です。

<「【世界一周の旅・南米編 Vol.6】赤道にて、北半球と南半球をひとまたぎ♪」 へ続く>

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ガラパゴス諸島

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