今日は「防災の日」。防災グッズを考える

sKenji

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今日9月1日は「防災の日」です。ご存知の方も多いかもしれませんが、1923年のこの日、関東大震災が発生したことから定められました。今日は災害に備えた防災グッズについて考えてみたいと思います。

防災の日は、防災用品を確認する日

防災の日は、防災グッズをチェックする日にしています。特に非常食や乾電池などの消費期限や使用期限は切れている可能性もあるので、確認しておきたい項目のひとつです。

そして、今年は防災の日を迎えるにあたり、はたしてこの防災グッズでいいのだろうか。ほかにも役に立つものがあるのではないかと思い、考えてみました。

その結果、1点を見直して、新たに2点の防災グッズを追加したのでご紹介します。

【見直しグッズ】乾電池から充電池へ

災害発生時にヘッドランプ(懐中電灯)やラジオなどで使用するために単三と単四の乾電池を非常用持ち出し袋に入れているのですが、これを充電池に変更したいと思います。

乾電池と同じ規格の充電池が発売された当初、充電してしばらく放っておくと自然放電してしまい、使えなくなっていることが多々ありました。

しかし、最近の充電池はメーカーにもよりますが、満充電した場合に1年後で残存容量が約90%、5年後でも約70%もあり、十分使用できるものになっています。(※ちなみに乾電池の自然放電は3~5%ほどと言われています)

充電池に変更する理由は、使い切った後に充電すれば再利用できるという充電池の特性にあります。

東日本大震災発生当時、千葉県に住んでいたのですが、しばらくの間は計画停電が続きました。その際にいろいろと気づくことがありましたが、なかでも重要だと痛感したのが夜の灯りでした。

灯りはヘッドランプや懐中電灯などを使用していたのですが、当時、乾電池はお店に行っても売り切れ状態で入手することが難しく、電池の消費量を気にしながら使っていました。

乾電池は使い切ったらそれで終わりですが、充電池ならば電気が使用できる時間帯や場所で充電することができます。巨大地震の震源地に近いところでは完全な停電になるかもしれませんが、復旧段階での計画停電も考えられるので充電池の方が良いと考えました。

ちなみにメーカーのWEBサイトによると、充電池を長期保存する際は1年毎の再充電をすすめています。毎年防災の日に継ぎ足し充電するのが良さそうです。

【追加グッズ】ソーラーチャージャー

そして、今年新たに防災用品のラインアップに加わるのが太陽光を電気に変えるソーラーチャージャーです(※一昨日、注文したので手元にはまだありませんが・・・)。

購入したのは小さな太陽光パネル(14cmx 23cmほど)が3枚ある、折りたたみ式のタイプで出力はUSBで9W (5V/1.8A)です。

災害発生時には懐中電灯やラジオ、スマホ、携帯電話などが重要であり役に立つことは言うまでもありませんが、使用する際の課題は電源(充電)です。手回しで発電できるラジオや懐中電灯などがありますが、充電したものを利用した方がはるかに楽です。

その点、太陽が出ている必要はあるものの、停電時に自前で手軽に充電できるメリットは大きいものがあります。

ソーラーチャージャーは避難する際に持ち出す一次防災用品ではなく、自宅に備えておく二次防災用品としての使用を考えています。前から気になっていたアイテムではあったのですが、今年の防災の日を迎えるにあたり購入してみました。

【追加グッズ】USBから充電できる充電器

ソーラーチャージャーと共に新たに防災グッズのラインアップに加わったのが、単三&単四充電池をUSBから充電できる充電器です。

コンセントから充電できるものはすでに持っていますが、ソーラーチャージャーがUSB出力であるので購入しました。

USBから充電できる充電器は、残念ながら充電池最大手のメーカーでは生産打ち切りになっています。しかし、他にも日本の大手メーカーが販売しているので今回はそちらを買ってみました。

この充電器の良い所は、USBから単三&単四充電池を充電できるだけではなく、充電した電池やアルカリ乾電池をセットして出力モードに変えるとモバイルバッテリーとして電気を出力できる点があります。

災害時、ソーラーチャージャーと共に活躍してくれるのではないかと期待しています。

今年から新たにMy防災用品に加わる「ソーラーチャージャー」と「USBから充電できる充電器」。まだ手元にはありませんが、届いて使用したらその感想をレポートしたいと思います。

ソーラーチャージャーで単三充電池を充電し、それを使用したLEDランタンの灯りで晩御飯を食べてみるのが、ちょっと楽しみです♪

忘れた頃にやってくるのが・・・

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」

自分の防災意識について考えた時、耳に痛い言葉です。大きな災害が発生してしばらくの間は防災対策について真剣に考えるものの、何事もなく時間が経過すると気づかぬ間に防災意識が低下してしまっています。

防災の日はもう一度災害に対する備えを確認し、意識を高める日にしたいと思います。

そして、よく「災害は忘れた頃にやってくる」と言います。発生してから後悔しないように防災の日の今日、みなさんも自分のため、家族のために、備えてある防災グッズのチェックをしてみてはいかがでしょうか。

参考WEBサイト

 【ぽたるページ】防災用品を考える ~前編~ - By sKenji - ぽたる
potaru.com

Text & Photo:sKenji

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