【2015年・防災イベント】今年はアウトドア流防災ガイドの「あんどうりす」さんをお招きしました!

sKenji

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「国際防災の日」の翌10月14日、社内防災イベントを実施しました。

イベントでは、アウトドア流防災ガイドの「あんどうりす」さんを講師にお招きし、災害に対する備えについての貴重なお話を聞きました。

今日はあんどうりすさんの講演について、その一部をご紹介します。

あんどうりすさんについて

アウトドアの知識やスキルを防災に生かしたアウトドア流防災ガイド、あんどうりすさんのプロフィールについて、ご自身の公式WEBサイトから引用してご紹介します。

阪神大震災被災体験とアウトドアの知識を生かし、2003年より全国で講演活動を展開。当時、誰も提唱していなかったが、現在では当たり前になっている毎日のカバンを防災仕様にというアイデアを提案。とりわけ子育てグッズと防災グッズをイコールにしてしまうアウトドア流の実践的な内容が好評。楽しくてすぐに実践したくなる、毎日の生活を充実させるヒントがたくさんあると親達の口コミで全国に広まり、毎年の講演回数は100回以上。

定期的に乳幼児の親むけ講座や保育園、幼稚園、学校での先生対象の講座を実施。乳幼児を持つ親だけでなく、小学校、中学校、高校での講演や地域の自治体、弁護士会、助産師会、女性消防団、企業研修などでも講演している。モンベルの布オムツの提案者でもある。

プロフィール - あんどうりす の防災・減災 りす便り

あんどうりすさんは講演活動以外にも、”「震災を生き延びる100の知恵」第7章(山と渓谷社 )”、”自然災害最新サバイバルBOOK(枻出版社)”など、災害に関する本も執筆されています。

講演では「沢登り」、「フリークライミング」、「カヌー(旅系)」などのアウトドアの経験や阪神淡路大震災での体験を元にした、実用的な防災知識やスキルを学ぶことができます。

あんどうりすさんの体験談とオススメ防災グッズ

講演では役に立つ防災術など、多くのことを教えてくださいました。それらの中からあんどうりすさんの体験に基づいたお話と防災グッズについてご紹介します。

■あんどうりすさんの体験談について
<地震の揺れは一気にくる>
あんどうりすさんは阪神淡路大震災を実際に経験されており、講演ではその時の状況についても話をしてくださいました。なかでも特に参考になったのが「地震の揺れは一気にくる」という体験談です。

私たちが普段よく経験する地震は、最初に「カタカタ」と小さな揺れがきて、その後しだいに大きくなるものがほとんどです。しかし、巨大地震の震源地に近い場所では、なんの前触れもなくいきなり大きな揺れに襲われます。また、音も激しく、あまりの轟音にほとんどの音がかき消されてしまいます。阪神淡路大震災の時の揺れは体の自由がきかないほど激しいもので、避難行動をとることができなかったそうです。

これまで、巨大地震を想定してとるべき行動をいろいろとイメージしていましたが、この話を聞いて、「巨大地震では揺れている間はほとんど身動きがとれない。揺れが収まった後には部屋が散乱している」ことを想定して、避難行動を考え直す必要性を感じました。

■あんどうりすさん、オススメ防災グッズについて
<いのちを守るための5点セット>
災害時に身を守るため、あんどうりすさんは次の5つのものを持ち歩くことをすすめています。

1.スマートフォン、携帯電話
緊急地震速報をキャッチするだけではなく、防災に役立つさまざまなスマートフォンアプリがあります。

たとえば「Yahoo!天気」などの気象予報アプリを利用すれば、事前に豪雨の情報を知り、備えることができます。ほかにも有益な防災情報を得られるアプリについて、具体的に紹介してくださいました。

2.ホイッスル
ホイッスルは、住宅などが倒壊して閉じ込められた際、自分の位置を知らせて救助を求めるのにとても役に立ちます。

ただし、球が入っている笛は水に濡れると音が出なくなるので、球がなく、軽い息で吹けるものを選ぶのがポイントです。

3.LEDライト
夜間や停電した屋内での移動等に備えて、「灯り」を携帯しておくことも重要です。いわゆる懐中電灯よりも、両手が空くヘッドランプが適しています。白熱電球ではなく、長時間使用できるLED電球のものを選びます。

4.マルチツール
ハサミ、ピンセット、ナイフなど、様々な機能を備えているマルチツールがあると災害時に大変重宝します。

ただし、ナイフの所持・携帯は銃刀法や軽犯罪法に触れる恐れがありますので注意が必要です。

5.知恵のある自分自身
これが最も重要なものかもしれません。防災に役立つ知恵はグッズとは異なり、購入すればすぐに手に入るというものではありません。そのため、日ごろから情報を収集するなどして身につけておく必要があります。

その際に大切なのは、ただ単に役に立つ防災グッズを調べて揃えるのではなく、そのアイテムの仕組みや原理についても理解しておくことです。

講演では「さらしを使って小さな子供をおんぶする方法」などを始め、災害時に生きる様々な知恵について、実演も交えて説明してくださいました。

いのちを守るための防災グッズ
いのちを守るための防災グッズ

あんどうりすさんはこれらのグッズを毎日持ち歩くカバンにいれておくことを推奨されています(※知恵はあたまの中に)。

カバンは両手が空くリュックタイプが良く、揺れると重く感じられるので、体にぴったりとフィットするものが望ましいです。

【あんどうりすさんの講演会を聞いて】防災で大切なことは・・・

講演では防災グッズなどの話以外にも、自宅のブロック塀が壊れて通行人が怪我をしてしまった場合には賠償責任が生じるなどといったことまで、有益な情報をたくさん教えてくださいました。

様々な話のなかで最も忘れられない言葉があります。それは「大切なことは仕組み(原理)を知ること」ということです。

例えば、乳幼児用のオムツを自作する場合、必要な材料と作り方をただ知っているだけでは、その材料がない状況では作ることができません。しかし、オムツの素材について、肌に接する内側は吸水性が高いもの、外側には防水性があるものを使用するといった原理や仕組みについても知っていれば、別の材料を用いて作成することができます。

災害発生時、現場の状況は様々であり、想定していなかったことが起こる可能性があります。そのような時、役に立つのは原理や仕組みです。講演ではこれらを知った上で応用することの大切さについても伝わってきました。

今回ご紹介したのは、あんどうりすさんが教えてくださったことのごく一部です。講演会ではそのほかにも古武術を活用した介助方法や、実用性だけでなくデザイン性も高い防災グッズなど、実践的かつ新鮮な情報を得ることができました。

あんどうりすさんの講演は家族や友人に教えたくなるような情報ばかりで、今年の社内防災イベントはとても有意義なものになりました。

参考WEBサイト

 あんどうりすの防災・減災りす便り - あんどうりす の防災・減災 りす便り
andorisu.jimdo.com  
 防災・減災 りす便り
www.facebook.com  
 あんどうりす(@andorisu)さん | Twitter
twitter.com  

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