「ホタルが舞い始めたよ!」
そんな話を聞き、行ってきました!ホタルを見に♪
場所はせせらぎの街・静岡県三島市の源兵衛川です。訪れたのは5月22日夜。仕事が終わった帰りに立ち寄ってみました。
実は行く前、ホタルがせいぜい2、3匹いて、ぽつんぽつんと飛んでいる程度のものを想像していたのです。
しかし、実際に行ってみると・・・
数匹のホタルが光を点滅させ、小川の上を優雅に舞うように飛んでいます!期待以上の光景に思わず興奮です☆
ホタルは多いときで同時に5、6匹ほど飛んでいました。しかもその光は力強く大きいものです。三島市のWEBサイトによるとゲンジボタルのようです。葉っぱにとまって光を発していないのもいるので、数はもっといるはずです。(※人が近づくと発光をやめたり弱くしているようでした)
夢中になって写真を撮っているとホタルが身体にとまってきたのにはびっくりしました。しかもそれが2回もです♪
最初にとまった瞬間は、まさかホタルとは思いもしないので蚊と勘違いしてあやく叩きそうになりました(笑)
ホタルの方から身体にとまりに来てくれるなんて、小学生以来のことで思わず心が躍りました。
そしてもうひとつ、嬉しいことがありました。それは人との交流です。源兵衛川に着いてホタルを見つけると、急いで持ってきたカメラを取り出し写真を撮り始めました。すると、近くにいた二人組のおばちゃんが
「ほら、こっちにいるよ!」とか、
「こっちも、こっちも」などと教えてくれます。
複数舞うホタルに興奮しながら教えてくれるおばちゃんたちの親切さにほっこりと心が暖かくなりました。他にもホタルを見に来ていた地元の方、ばったりと出会った会社の先輩など、ホタルを見ながら話をすると、多くを語らなくても心が暖かくなるから不思議です。
源兵衛川からの家路の途中で思いました。もっと多くの、数を数え切れないほどのホタルがいたらいったいどんな光景になるのだろうかと。
街中を流れる三島のせせらぎを無数のホタルが乱舞する。そんな風景を見てみたくなりました☆
源兵衛川
Text & Photo:sKenji
最終更新:
izunoshippo200000
「うわ、川に人のアタマが浮かんでる!」って思うほど、ゴミだらけだったと教えてくれたのは、せせらぎ美化活動の先頭に立っているNPO三島グラウンドワークのジャンボさん。彼が人のアタマだって勘違いしたのは、ゴミ捨て場に棄てるようなビニール袋入りのゴミがそのまま川の中をどんぶらこしていたからなんだとか。20年ほど前には、ゴミは川に棄てれば流れて行くものという意識が根強かったんだという話だった。
そんな時代から考えると、三島の川の復活はすごいことですよね。
sKenji
私は今の美しい澄んだせせらぎしか知らないのですが、昔はそんなにひどかったんですね。
今は、逆にゴミを捨てるのをためらうほど(もちろん汚れていてもすてませんが)綺麗ですね♪