わたしの生まれ育った三島市とその近辺は湧水に恵まれた町です。近頃はウォーキングに訪れる観光客のみなさんも良く見かけます。来た人みんなが訪れる湧水スポットから、ちょっと脇に外れたツウな場所、そして散策の途中で立ち寄りたい食事スポット、安心して使えるトイレなどをご紹介します。
≪第1回≫ 雷井戸(かみなり いど)
第1回は、敢えてほとんど観光客が訪れない湧水スポットをご紹介します。川の中を歩けることで人気の源兵衛川もそろそろ下流、遊歩道を歩きながら「三島中央病院」という大きな病院が右に見えたら、その「次の次の橋」のところ(ここにはクレソンやミントがびっしり!摘む人はあまりいませんが)で上の道路へ上がります。
上がった道路を左へ行くとすぐに突き当たるのでそこを右へ。10メートルほどのところで道路を注意深く見ると「雷井戸」という案内板が埋め込まれていますので、そこを入っていきます。一般のお宅の間、細い道を通って(静かに通りましょう)階段を下りると高さ1m、直径3mほどの「井戸っぽい円柱」が。その「中」ではなく、下の部分からとてもキレイな水がこんこんと湧き出ています。
井戸の目の前にある小さな川までの2メートルほどは、湧き出たばかりの透き通った水の中に三島固有種の水生植物「三島梅花藻(ミシマバイカモ)」が。流れに揺らめく葉の色と形も可愛らしく、さらに小さな白い花の美しいこと!思わず写真に撮りたくなりますが、小さいのでなかなか難しいんです。ここは是非一眼レフでどうぞ!でも、水の中には絶対に入らないでくださいね。
そのあと再び源兵衛川へもどって最後まで散策するのもいいですし、この雷井戸でおしまいにして、近くにある、ベルギービールを飲めるお店「どてかぼちゃ」さんに行くのもおすすめ。おいしいビールとオリジナリティあふれる、お酒好きにはたまらないお料理の数々を堪能するのもいいですよ。
本場ベルギーの「デュベル」や「シメイ」「レフ・ブラウン」も勿論おいしいですが、昔ながらの「ブリキの円筒ガラン」で、泡が立ちあがるように注いでくれる「エビスの生」も格別です。
最終更新:
pamapama
いいですねー
potao
雷井戸、私も何度か訪れたことがあります。湧き出る湧水や揺れる三島梅花藻なんかを眺めているだけで、疲れた心が癒されますね。
nezumisenpai
どてかぼちゃ懐かしいですね。 どてかぼちゃのアドボというブラジル料理よく注文してました!
gontake45
nezumisenpaiさま
アドボはフィリピン料理なのですー。なんとも言えないコクがあって、あれもビールがすすじゃうんですよね。