こころのつぶやき Vol.1 ー被災地に咲く花 sKenji 2013.07.04 3 1,763 0 被災地に咲く花 福島出張から戻った後に、何度も被災地を訪れている知り合いから取材した久之浜の震災後についての話を聞いた。 久之浜は五重の苦難に直面した町とのことだった。 地震、津波、火災、原発、そして盗難。 自然災害である地震、津波、火災の後に、原発の放射能問
震災記録写真・富岡町から南へ ~その2(久之浜)~ sKenji 2013.07.04 2 1,749 0 楢葉町から久之浜へ (2013.6.22) 楢葉町からいわき市久之浜地区に移動する。 車を降りて最初に目についたのは、家の基礎部分だった。今朝から見てきた震災の爪痕だった。薄曇りの天気がさらに圧し掛かってくるようだった。 海岸線を歩いてみた。女子学生が二人いた。 学校帰
東北の友人たちが言うことには。その11「聞きたくない話」 iRyota25 2013.07.04 5 2,006 0 今年の春、被災地からこども達の受け入れ活動のお手伝いをしていた時のこと。 バスの到着を待つ間、東北から付添で来ていたNさんと、5分間ほど立ち話しした。 いま住んでいる町のこと、商店街の先行きのこと、昔住んでいた町の再開発のこと。話しているうち、震災直後の話にな
震災記録写真・富岡町から南へ ~その1(楢葉町)~ sKenji 2013.07.03 3 2,751 0 福島県双葉郡富岡町から海岸沿いに車で南下して、楢葉町、いわき市久之浜・薄磯・豊間を写真取材する。 広大な草地の所々に壊れた車が放置されたままの光景と家の基礎だけが無残に残る被災地。 海岸線の開けた土地という、通常なら人が住んでいるはずの立地にも関わらず、家屋
震災記録映像 ー富岡町2(富岡駅→海岸) sKenji 2013.07.03 2 1,592 0 福島県双葉郡富岡町のJR富岡駅から海岸までの区間の動画を撮りました。 富岡町は福島第一原発から約10㎞に位置し、2013年3月に警戒区域が解除された町です。まだ、震災直後のような状況が残ったままです。 富岡町 (富岡駅→海岸) 撮影日:2013年6月22日 場所:富岡町(富岡駅
震災記録映像 ー富岡町1(月の下交差点→富岡駅) sKenji 2013.07.03 1 2,019 0 福島県双葉郡富岡町の「月の下交差点」から「JR富岡駅」までの区間の動画を撮りました。 富岡町は福島第一原発から約10㎞に位置し、2013年3月に警戒区域が解除された町です。まだ、震災直後のような状況が残ったままです。 富岡町(月の下交差点→富岡駅) 撮影日:2013年6月22
いわき市からのショートステイ。田植え体験へようこそ! iRyota25 2013.07.02 5 2,857 0 6月22日からの土日を使って、伊豆の国市にこども達がやってきました。 いわき市の久之浜第一小学校から。 今回のショートステイは、福島から静岡に避難している県外生活者をサポートしている「はままつ東北交流館」の佐藤大さんと、伊豆を拠点に被災地支援を続ける「伊豆どろ
浜風商店街 ーからすや食堂 sKenji 2013.07.02 3 2,291 0 浜風商店街は、福島県いわき市久之浜にあります。もともと、久之浜の海沿いにあった商店街が被災して、現在は少し内陸側に移動しています。 浜風商店街 – 久之浜町商工会 浜風商店街 小学校のすぐ隣にあります。駐車場有。 日本福島県いわき市久之浜町久之浜糠塚15 商店街は
宛名書き大作戦 sKenji 2013.07.02 5 2,017 0 会議室のドアを開けると何かを黙々と書いている男性達がいた。 ここは、株式会社東北イノベーターの会議室。東北イノベーターは、福島県いわき市久之浜にある企業で、本業はプラントエンジニアリングの会社だが、原発事故の影響を受けている農家の方々を支援もしている。 今回
時間が止まった町・富岡町 ~その3~ sKenji 2013.07.01 3 1,732 0 海岸沿いを歩いた後、富岡駅に移動する。 途中、アスファルトの道路が所々で陥没している。スクラップのような無残な姿の車があちこちにあり、駅周辺にある建物の一階部分の窓やドアは、ことごとく津波で壊されている。 家屋の中には、津波により流された、ありとあらゆるもの
久之浜の里山にて sKenji 2013.07.01 3 2,348 0 6月21日、福島県久之浜で放射能に負けない米作りをしている、稲作農家の佐藤さんを訪れて取材をした。 新幹線と特急を乗りつぎ、いわき駅で下車してレンタカーを借り、佐藤さんのご自宅に伺う。 居間で現在の米作りや田んぼの放射線の状況について話を聞き、その後、ご自宅裏
時間が止まった町・富岡町 ~その2~ sKenji 2013.07.01 3 1,843 0 月の下交差点より、写真取材を始め、海岸方面へ移動する。 海が近づくにつれ、建物の損傷が激しくなり、壊れた車が、無数に転がっている。 海岸にでると、福島第二原発がすぐ間近にあり、海には、福島第一原発を警戒している海上保安庁の巡視船が見えた。第一原発までおよそ10
富岡町は花の町 iRyota25 2013.06.28 5 2,570 1 原発から約10キロ。今年の3月にようやく警戒区域が解除された富岡町には、 いまもなお震災の爪痕と、原発事故の影響が色濃く残る。 そんな富岡町に初めて入った。 人の姿をほとんど見かけることのない町の中に、色とりどりの花が咲き乱れていた。 富岡駅近くの住宅前に咲いて
原発から10km。富岡町のいま iRyota25 2013.06.28 5 9,522 0 JR常磐線富岡駅。 たんまりと水がたまった「立入り禁止」の標識。 印刷した紙をパウチしたものらしいが、 虎ロープに括り付けるための小さな穴から入ってきたのだろうか。 原発事故から2年余り、警戒区域に指定され続けていた時間の重さを感じる。 月の下交差点から駅方向へ
時間が止まった町・富岡町 ~その1~ sKenji 2013.06.28 3 1,989 0 富岡町へ 6月22日朝、震災の復興支援を行っている団体、はままつ東北交流館館長の佐藤大さんと取材先でお会いした。 佐藤さんは双葉町出身で、現在は静岡県浜松市で避難生活をしながら震災復興支援活動をされている。 当初のスケジュールは、楢葉町などを中心に取材する予定だ
東北の友人たちが言うことには。その10「原発の地元の現実」 iRyota25 2013.06.25 4 1,906 0 被災地では、支援慣れという言葉や、自立をサポートすることが大切といった話を耳にすることが増えてきた。被災地から帰ってそんな話しをすると、「震災は終わった。あとは自助努力だけで十分だ」と勘違いする人がたくさんいる。 簡単に理解できることなどない 早朝のいわき市
放射能に負けないコメ作り 2013「田植え」 iRyota25 2013.06.21 3 2,920 0 いわき市久之浜の西に広がる田園地帯。小久集落の佐藤三栄さんの田んぼ。もう何度も通ったつもりだったが、実際に田んぼにイネが植えられているのを見たのは始めただった。 しかも、ぜひとも田植えをお手伝いしたいと思っていた田んぼなのだが、田植えは数週間前に終わってい
祝!ユネスコ記憶遺産登録。サン・ファン号発進せよ! iRyota25 2013.06.20 2 3,269 0 江戸時代が始まったばかりの慶長18年(1613年)、太平洋を渡った日本生まれのガレオン船がありました。その名はサン・ファン・バウティスタ号。 海外貿易を徳川家が独占する中、仙台の雄、伊達政宗が遠くヨーロッパへ向けて送り出した西洋式大型船には、数々のロマンが込めら
【遺構と記憶】季節のめぐりの中で。陸前高田の米沢商会 iRyota25 2013.06.19 2 2,349 0 旧市役所庁舎も体育館もマイヤも見えなくなって、ランドマークがなくなった陸前高田の町中に立つのは、米沢商会さんのビルです。 町のほぼ中心部、市役所のすぐ近くの東浜街道沿いにあって、パッケージプラザという包装用品のフランチャイズ店として、町並みのなかで営業して
走る!大船渡線&気仙沼線BRT iRyota25 2013.06.18 4 2,931 0 大船渡線BRTの車窓に船が! 鹿折唐桑駅前を経由して、バスは気仙沼駅へ向かいます。 BRTというのは、鉄道並みの高速運行をバス利用で目指す交通システム。 被災地では、大船渡線の気仙沼~盛と、気仙沼線の柳津~気仙沼の2路線で運行されています。 仙石線などのバス代行運行
ガレキと呼ばないで(あの電柱との再会) iRyota25 2013.06.14 3 2,834 0 クローバーが咲き乱れる陸前高田の町なかで、あの電柱と再会した。 初めて会った4月には、周囲は寒々しい景色が広がっていたが、シロツメクサが白い花を咲かせているだけで印象が少し違って見える。 2カ月ほどの間で変化したことといえば、日中ならそろそろ半袖でも過ごせるか
被災地を埋める白いクローバー(2013年6月4日の陸前高田) iRyota25 2013.06.14 5 1,917 0 こうして眺めていると、 なんだか夢の中にいるみたいだ。 すぐそばで動いている重機の音もかき消されて、 空から鳥たちの声が聞こえてくるような気がしてくる。 でも、現実の陸前高田は、走り回る大型ダンプや、働き続ける重機の音に満ちている。鈍い音、甲高い音、連続する音
海辺の地をゆく「大船渡市越喜来・崎浜」 2013年6月4日 iRyota25 2013.06.13 5 2,692 1 2013年6月4日(817日目)の岩手県大船渡市越喜来・崎浜漁港 大船渡の中心部からクルマで30分ほど。越喜来(おきらい)湾に面した崎浜は、三陸らしい漁師町。定置網によるサバやイカ、ホタテやワカメの養殖、さらに釣り船でも知られた港だった。 崎浜の防潮堤は壊されずに残っ
ガレキと呼ばないで(2013年6月4日・岩手県大船渡市越喜来) iRyota25 2013.06.13 2 2,606 0 岩手県大船渡市から国道45号を北上。三陸道路と呼ばれる自動車専用道路区間が終わって、坂を下ったあたりから海沿いへ。 地名は越喜来。「おきらい」と読む。吉浜村、越喜来村、綾里村が合併して気仙郡三陸町になった後、2001年に大船渡市に編入された海辺の町だ。 45号から海
つながっていく石巻。新台湾壁画隊とコラボ制作 iRyota25 2013.06.12 4 2,891 0 可愛いあんよが入っていく、ここはどこ? ここは石巻の中瀬。旧北上川に浮かぶ島。石ノ森萬画館のすぐ南。 「新台湾壁画隊」との額が掲げられた、壁じゅうがアートでできた屋根のない小屋。 晴れた空に映える、色鮮やかな台湾アート。 とにかく中に入ってみましょう。 立て看