おばあとピーチパインでゆんたく(西表島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.06.07 1 1,967 0 おばあとピーチパインでゆんたく 西表島のとある宿に住み込みで働いていた。滞在日数に直せば2ヶ月半程度だったが、ゴールデンウィークをまたいで忙しかったこともあり、西表島のことはあまり詳しくならないまま、月日だけが過ぎていた。もっとも、遊び半分で働いているつも
毎日サファリパーク!戦慄の西表島【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.04 4 2,020 0 「南国の島で非日常を体感したい。まぁいい経験になるでしょ。」 そんな気持ちで、気軽に考えて始めたのが西表島の宿での住み込みスタッフ。21歳の時のことである。社会人経験もないような青二才だったが、飲食店をはじめとしたサービス業のアルバイトはそこそこにこなしてい
船浮集落 - その2.陸の孤島で音楽祭「船浮音祭り」【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.27 0 1,722 0 ←その1.「無形の価値」溢れる船浮 陸の孤島で音楽祭「船浮音祭り」 ちいさな集落にたくさんの人が集まった。 4月下旬のこの日はGWの1週前にも関わらず、多くの観光客で賑わっていた。あとで新聞で確認すると、東京や大阪といった遠方からのファンも駆けつけていたそうだ。
船浮集落 - その1.「無形の価値」溢れる船浮【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.27 0 1,754 0 「無形の価値」溢れる船浮 この場所に初めてきたとき、その雰囲気に感動した。月並みな感想だが、こんな場所があるんだと思った。西表島の船浮集落は、大原、上原といった中心集落から道路が通っていない。陸続きでありながら、船でしか渡れない“陸の孤島”なのだ。 聞いたとこ
船で石垣島へ。今は亡き有村産業・・・【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.14 0 4,194 0 安上がり!船に乗って石垣島へ行く 僕は那覇新港から船に乗った。名古屋発、台湾・基隆行き。クルーズフェリー飛龍21。名古屋から、大阪、沖縄3島を経由し、3日かけて台湾までを結ぶというフェリーだった。僕は貧乏旅行をしながら目的地・西表島を目指していた。その西表島に
竹富島、昼の顔と夜の顔【旅レポ】 tanoshimasan 2013.03.12 0 1,913 0 西表島の宿で長期的に働いていたことがあった。多忙を極めたGWを乗り越え、ほぼまる1ヶ月休みなしで働いた僕は、まとめて3日の連休をもらうことになった。うち、2日間を黒島で過ごし、最終日の3日目は西表島からも近い竹富島を訪れた。 短時間でサクッと楽しめる竹富島 八
三重県某島、”島民の足”に見る”大らかさ”【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.20 1 1,589 0 地図を必死で読む観光客 三重県某島にて下船した。初めて降りる島。下船したものの、地図と風景を照らし合わせて「ここはどこ、どこへ行こう、方角は・・・」と考える。『話を聞かない男 地図が読めない女』なんて本もあったが、僕は男のくせに地図を読むのが得意ではない。読
佐久島の伝統・・・ってワケじゃないんだ。「貝紫染め体験」で感じるゆるい空気とゆる文化【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.13 0 2,682 0 佐久島ゆる文化?貝紫染め体験 貝紫染め体験をやってみよう 愛知県・三河湾に浮かぶ佐久島。その休憩所、弁天サロンにやってきた。さすが夏、外は炎天下、海で泳ぐ観光客はちらほら見かけても、海辺以外ではあまり人を見かけない佐久島。こうなると、島を遊ぶ側の立場にとって
しいちゃんお手製かわいい小物、売るはご主人商売上手(佐久島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.08.16 1 2,779 0 佐久島発、手づくりみやげ 東側・西側に2つの集落がある佐久島。その双方を結ぶメインの通りを西の方へ向かって歩いていると、なんだかかわいらしい看板が目に入ってきた。木の看板に風鈴、ベンチ、その日はおそらく35度近いと思われる暑さだったが、なんとも涼しげだ。思わず
初島歴82年。島のばーちゃん、語る。【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.08 5 2,800 1 静岡県唯一の有人島・初島を散策中、お土産屋「やまさ」に立ち寄った。特別何が欲しいわけでもなかったが、お土産を色々と眺めるのが好きな筆者。商品を手にとっては裏面を見たり感触を確かめていた。 (初島港の風景。毎日7~12本の船が往来する。) 島のばーちゃんは何でも
手軽で優雅★初島グルメに舌鼓!【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.09 2 2,501 1 岩のり丼 熱海港から20分でアクセス可能な初島。伊豆諸島からも近く、周辺に島々も多い。色々なガイド本を眺めていたりするとすぐにわかるのだが、島が近くにたくさんあると、名産品や島のグルメなんかも似通ってくるものだ。それでも美味なものは多いのだが、やはり旅先での
硫黄島に行く。~硫黄3島クルーズ その2~ バードウォッチング【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.24 4 2,138 0 バードウォッチング 朝5時30分頃には目が覚めた。船内は消灯時間になると暗くなり、夜更かしするような理由もなくなるので素直に寝てしまう。もちろんその分早く起きるわけだが、当時お気楽大学生だった筆者には考えられないほどの早寝早起きだ。それが自然体で出来てしまうの
硫黄島に行く。~硫黄3島クルーズ その1~ 船内の風景【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.16 0 2,255 0 船内の風景 夜18時、お邪魔していた宿の食事風景を眺めつつ、父島・二見港へと向かう。小笠原諸島初日、本来ならば初日の夜は他のお客さんや島民の方々と親睦を深める時間だ。一人で島に訪れようと、見ず知らずの誰かと関わらずにはいられないのが小笠原流である。しかし、今
硫黄島に行く。~硫黄3島クルーズ~【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.15 2 2,277 1 硫黄島に行く。 硫黄島と書いて何と読むか。日本には「いおうじま」、「いおうとう」と、それぞれ同じ漢字で呼ばれ方の違う2つの島がある。ただ、おそらく多くの方が知っている『硫黄島からの手紙』で有名な硫黄島、これは正式には「いおうとう」だ。(この呼び方にまつわる
北港で雷に追われる(母島)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.12.28 0 4,297 0 北港で雷に追われる 島の遊歩道を歩いていて雨に見舞われることは珍しくない。島の天気は変わりやすいからだ。僕は歩くときはいつもレインスーツ(キャンプ用のカッパ)を常備しているので、雨に降られる前提の準備をしてから歩く。だからこそ、「目的地への道中、引き返す」
台風が来た!母島名物・激辛「島カレー」を急いで食べて涙目。(小笠原諸島・台風シリーズその1)【旅レポ】 tanoshimasan 2012.05.10 2 3,336 0 (小笠原諸島・台風シリーズ) その1>その2>その3>その4 「小笠原に台風が上陸するらしい。」 小笠原諸島に滞在中の2009年9月16日、そんなニュースが舞い込んできた。定期船は台風が通過するまで欠航が決定。本州から1000km離れた小笠原の地で、台風をしのぐことになっ
【旅レポ】野尻湖・琵琶島めぐり、15分1本勝負! tanoshimasan 2012.09.10 2 2,094 0 国内では珍しい湖上の離島、琵琶島 片道8時間・・・やっと着いた。 長野県の北部、斑尾山と黒姫山の合間に位置する野尻湖。その野尻湖をのんびりと移動する大型遊覧船「雅」の上で、僕はひとりあれこれ悩んでいた。 野尻湖には、琵琶島という湖上の離島がある。島と言えば、海