復興支援ベース アーカイブス -2 iRyota25 2014.01.30 2 1,794 0 復興支援ベースに掲載された過去の記事から、もう一度読み返してみたいものを取り上げるこのコーナー、2回目はこちらの3本をご紹介します。 1本目は、ふる里と避難先で離れて生活することになった家族の物語。2本目は気仙沼にあった大型漁船「第18共徳丸」の写真記事。そして
雪の日の防災総合庁舎 iRyota25 2014.03.10 1 1,691 0 東北よりも南の地域に暮らす人たちには想像しにくいことかもしれませんが、当たり前のこととして冬は雪が降ります。いくら東北のなかで温暖とされ、「東北の湘南」との別名を持つ土地が10以上もあるような東北太平洋沿岸部でも、やはり雪は降ります。積もります。 今年のよう
【遺構と記憶】田老の防潮堤、1年という時間 iRyota25 2014.01.23 2 2,625 0 問題:どっちがどっち? 田老の防潮堤に1年ぶりに登った。下の2枚の写真のどちらが新しいか分かりますか? てっぺんばかりではない。防潮堤の周辺は時間経過を感じられない光景ばかり。知らないうちにタイムマシンに乗っていたのかなんて思ってしまうほど。 船の位置までほぼ
もう誰にもあんなこと経験してほしくないんだ iRyota25 2013.12.17 2 3,089 3 「私たちが経験したことを、もう誰にも経験してほしくないんだ」 あたまが真っ白になった。ついさっきまで料理の話とか石巻のイベントの予定とか話していたんだよ。 どうしてそんな話になったのか覚えていないくらい自然に、その言葉はぼくのところにやってきた。でも、その直
東日本大震災からまもなく3年 ~前編~ sKenji 2014.03.10 2 7,451 0 国内観測史上最大規模となった東日本大震災から、明日で3年がたちます。 復興の遅れが指摘されるなか、同時に震災の風化も懸念されています。 3月11日をむかえる前に、もう一度震災があった、あの年を振り返りたいと思います。 平成23年3月11日14時46分、東日本大震災発生。
息子へ。被災地からの手紙(2013年7月18日) iRyota25 2013.07.23 3 2,648 0 宮城県石巻市→女川町→石巻市→南三陸町→気仙沼市 昨夜遅くから石巻は雨。それもかなり激しい降り。朝起きて気象情報をチェックしたら宮城県東部には大雨警報が出されていた。 まいった。今日は女川から海沿いの道を通って雄勝、南三陸、気仙沼と走って陸前高田まで入る予定。大
地震動のサッコンって、どんなもの? Rinoue125R 2013.05.22 4 2,599 0 【まえ説】 世界三大がっかりと言えば、マーラ●オン、人●姫、小便●僧と相場が決まっているけれど、わが国の天然記念物「地震動の擦痕」も相当なもの。名前のものものしさとのギャップには唖然とするほかないのだが…。でも、よくよく見てみると、この天然記念物には、震災遺構
ガレキと呼ばないで(電柱) iRyota25 2013.05.24 2 3,269 1 陸前高田の町の中心部で、不思議な物体に出会った。 地面から鉄線の束が湧きだして、踊るように輪を描いている。 いったい何だろう? 地面から電柱の鉄筋が “ 生えている ” のは、あちこちで見かけるが、こんなの初めて見た。 鉄線の束のところどころに、亜鉛メッキされた金属
ガレキと呼ばないで(時計) iRyota25 2013.05.10 6 9,330 1 被災した地域に行くと、いまでも時計を見つけることがよくあります。 女川町(2012年11月19日) 女川の町なかと石巻を結ぶ女川街道のすぐ近くに残されていた時計です。 震災から1年8か月後。建物の解体や撤去が進んだ女川町でも、こんな生活の遺産が見られました。 「時」を示
【遺構と記憶】季節のめぐりの中で。陸前高田の米沢商会 iRyota25 2013.06.19 2 2,349 0 旧市役所庁舎も体育館もマイヤも見えなくなって、ランドマークがなくなった陸前高田の町中に立つのは、米沢商会さんのビルです。 町のほぼ中心部、市役所のすぐ近くの東浜街道沿いにあって、パッケージプラザという包装用品のフランチャイズ店として、町並みのなかで営業して
GWにおすすめ。2泊3日で被災地へ(PLAN-1) iRyota25 2013.03.28 3 6,850 1 「まだ被災地に行ったことがない。いまさらちょっと行きづらいなあ」 なんて、そんなご心配は無用です。 被災地に行って、お買い物をして、美味しいものを食べるのがいま一番求められていること。行けばきっと多くの出会いが待っています。たくさんの物語に接する機会もあるで
【遺構と記憶】東日本大震災・復興支援リポート 「最後に残った1隻――気仙沼」 iRyota25 2012.11.08 3 2,829 0 2012年10月24日の「第18共徳丸」 気仙沼の魚市場からクルマで走ること5分ほど。かつて鹿折唐桑駅があった近くに「第18共徳丸」はある。 鹿折(ししおり)地区は津波と津波火災で文字通り壊滅的な被害を受けた。ほとんどの瓦礫が撤去された町には、建物の基礎だけが残っている
東日本大震災・復興支援リポート 「ここで何を感じるのか――南三陸」 iRyota25 2012.11.08 3 3,420 0 2012年10月24日の防災対策庁舎 大型観光バスで、貸切のマイクロバスで、そして自動車やバイクで、今日もここに人々が集まってくる。 南三陸町、旧・志津川市街地に残る鉄骨の骨組み。周辺では建物残骸の撤去が進み、防災対策庁舎は廃墟の中で孤立しているように見える。 町の
津波で流れたおひな様のこと、知りませんでした hometown_of 2018.03.04 0 1,222 0 3月3日はお雛様。全国的にもそうだが、東北でもこの日に合わせてたくさんの雛飾りイベントが開かれる。古今雛や享保雛など江戸時代から旧家に伝えられてきた貴重な雛人形、そしてつるし雛の展示の数々。岩手県南部では遠野、千厩、花巻、石鳥谷などが有名だが、今年は2月末か
【復興支援ツアー2015】防災・減災につなげる東北旅行 by sKenji sKenji 2015.11.11 0 2,193 2 昨年に引き続き今年も実施される「復興支援ツアー」。昨年は東北の復興に少しでもつながってほしいという思いから東北の魅力を探しに行きました。今年は東北旅行を通して、次に来ることが予想される大災害の被害を少しでも減らすことにつながるものを見つけたいと思います。
【東北復興支援イベント】「ひまわりのおか」の朗読会 sKenji 2015.03.17 0 1,822 0 2015年3月11日。東日本大震災から4年が経過するこの日、亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、震災を風化させてはいけない、東日本大震災を教訓として次に来る災害に対して備えなければいけないという想いから、勤務先の会社で東北の復興を中心に考える社内イベントを全
息子へ。東北からの手紙(2013年11月30日) iRyota25 2013.12.09 0 2,624 0 今日の手紙は東北ではなく東京から。 このところ、東北で活動する人たちが東京など被災地外の場所で「報告会」を開くことが多い。10月からの2カ月間で、こども∞感ぱにー(こどぱにー)、ロシナンテスといった、親しくしてもらっている団体の報告会が3回。来週には大船渡の新沼
東日本大震災・復興支援リポート 「津波から、そして津波火災から奇跡的に難を逃れた小学校」 iRyota25 2012.11.07 0 5,052 0 石巻市立門脇小学校(1/5) 石巻市の南、海から約800メートルに位置する門脇(かどのわき)小学校。明治6年5月に開校した歴史ある小学校(※注)は、津波とその後に発生した火災で大きな被害を受けました。 大地震直後、教室からグラウンドに避難した子どもたちは、教員の誘導