ミックさんごめんなさい

akaheru

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先日、一枚の喪中はがきが届きました。

それはミックさんの奥様からで、ミックさんが亡くなったというご連絡でした。

ショックでした。

ミックさんとの思い出

ミックさんは私の「飲み友達」。

かみさんのお知り合いの旦那様で、アメリカ人。

二回り以上年は上なのですが、なんか自分と合うというか落ち着くというか。

彼のおうちに家族で遊びに行ったときには、ギターを弾いてくれて自分と一緒に歌いました。

彼が愛してやまなかったモンキーズの「Daydream Believer」とかビージーズの「New York Mining Disaster 1941」 とか、1960年代の名曲を自分も(親の影響で)少々分かったことも幸いして、ものすごい勢いで当時の音楽のことを語ってくれました。(酔ってくると向こうの英語のしゃべりが速くなるし自分の頭は止まるしで、ほとんど理解できなかったけど)

その後は野球観戦にも連れていきました。私の愛する広島カープの試合を見に神宮へ。途中からは試合そっちのけでどっちが勝ったのかすら覚えていないほど一緒にビールを飲みまくりました。帰り道の「アメリカで今、子供達にはサッカーが一番人気なんだよ」と言われたのは、なぜかよく覚えてますが。

その後は自分の方の子育てが徐々に忙しくなってきて、だんだん会えなくなっていきました。

でも、お互いFacebookの投稿に「いいね!」はするし、毎年年賀状はくれるしで、それほど遠くに感じることもありませんでした。

ミックさんご夫婦が送ってくれる年賀状には絶対ビールの絵を描いてくれていたから「これは飲みの誘いだよ!いつ会いに行けるかなあ」なんてかみさんとよく相談していたのです。


だから、また自分たちは飲む予定だったんですよ、ミックさん。長男の成長も見てほしかったし。

ミックさん、ごめんなさい。

大事なことをすぐ忘れてしまう

今年はコロナウイルスの影響で人と会うことすら注意をしなければいけない状況が続いています。

だから今年に限っては正直会いに行くのは難しかったと思います。ただ、去年も一昨年もその前の年も、会おうと思えば会えたと思います。自分たちさえ都合を付ければ。それが悔しい。

東日本大震災で大切な家族を亡くした方から「今ある日常が明日も続くかどうかは分からない」という話を聞いて、当たり前に存在しているように見える毎日に感謝して周りの人を大切にしようと思いました。

親しい仲間が急死した時も、もう「なんとなく会わなかったこと」を後悔したくないと思って、すぐに気の置けない友人と呑みに行く約束もしました。母親にも突然会いに行ったり。

ただ、この気持ちがどうしても続きません。日が経つにつれて薄れていって、そのうちすっかり忘れてまた元通り。いろいろなものに気を取られているから見えなくなってしまうという気もするけど、そんなのは自分への言い訳で、本当はそこまで大切なことだと思ってないのかも。そう思うくらい忘れてしまうのです。

幸運にも、自分は人生において多くの素晴らしい人たちと出会うことができて、今も多くの人とつながっていて支えられて生きているわけだけど、その人たちとの出会い自体も奇跡に近いこと。周りの人にもっと感謝をしながら生きていかないと。そうしないとまたすぐ大事なことを忘れてしまうのです。

たまにミックさんのことも思い出したら少しは忘れないかな。自分が大切なことを忘れないように、ちょっと協力をお願いできればと思います。



そういえば今日は12月25日。ミックさん、Merry Christmas!

最終更新:

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  • C

    cha_chan

    今年は毎年恒例の学生時代の仲間との飲み会や、地元のお祭りの飲み会ができませんでした。友人と会ったり話をするのは飲み会の機会がほとんどだったので、今年は友人と話をする機会がほとんどなかったです。体質的にまったくお酒が飲めず、飲み会はあまり好きではありませんでしたが、今思うととても貴重な時間だったんだと思います。

  • P

    pamapama

    「会おうと思えばいつでも会えるさ」と思っていた友人が亡くなってしまうと、どうしようもない後悔に襲われますね。ことしは「会えることのありがたみ」がわかった年でしたね。