海を渡ってお米をもらいに行った話

akaheru

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コロナ禍で遠出自粛の日々が続いてきましたが、とうとう久しぶりにちょっと遠くへお出かけをする用事が出来ました。

その用事とは、「ばあばの家に米を取りに行くこと」。

実家の田んぼで新米がとれたよ~というばあばからの連絡を受け、おすそ分けをいただくべくばあばの家に行くことにしたのでした。

ばあばにもしばらく会えておらず、子供達も会いたいと言ってましたし。

そんなわけで軽いノリで出発をしたものの、最終的にはちょっとした旅行になりました。

想定外の事態が起きて当初の予定を大幅修正

我が家は神奈川県東部、そしてばあばの家は千葉県中部です。

ばあばの家へは東京湾をぐるりと回っていくか、川崎から東京湾アクアラインに乗って海を渡るかの2択です。

(だいぶ前ですが)千葉側の圏央道が延びたことで圧倒的にばあばの家に行きやすくなり、それ以来基本的にアクアラインを使っています。

本当に道が空いていると、ドア・ツー・ドアで1時間20分くらい、少し混んでいても2時間はかからないので休憩なしでも到着できます。

今回もアクアラインに向かって家の最寄りのインターチェンジから有料道路に乗りました。

実はこの日は4連休の後半で、多少混んでいることを見越して少し時間をずらして午後一に出発したのですが、考えが甘かったことにすぐ気づきました・・・。
有料道路に乗った瞬間にアクアライン&東京方面の道路の渋滞情報が電光掲示板に表示され、すぐにノロノロ運転を余儀なくされる展開に。久しぶりに渋滞に巻き込まれて懐かしさ半分、やってしまった感半分。
(出発する前に調べればいいじゃん?その通りです)

すぐにそこから新しいルートを検討しますが、結局最終的には渋滞スポットを通らざるを得ないため、ミッションを中断することも考え始めました。

が、どうにかして米をゲットしたい我々はあきらめません。

そこで最終的に考え出した経路が、「船で東京湾を渡る」です。横須賀市の久里浜と千葉県富津市金谷をつなぐ東京湾フェリーを利用しよう!となったのです。

なんだか急に旅行の雰囲気が漂ってきてテンションもアップ。
(ちょっと西村京太郎サスペンスにありそうな展開?電車じゃないけど)

有料道路の分岐に差し掛かったところで、行先を北から南へ変更。

そこからひたすら南下をして(その方向も結構混んでいたんですけどね・・)、無事久里浜に到着。

フェリーはそれほど混んでおらずすぐに乗れました!

ばあばの家に米を取りに行くと聞いていた子供達も予想外の展開に大喜び?船内も混み合っておらず、密にもならず快適でした。
ばあばの家に米を取りに行くと聞いていた子供達も予想外の展開に大喜び?船内も混み合っておらず、密にもならず快適でした。

ばあばと再会!5m位離れて・・・

大冒険(?)を経て予定よりだいぶ遅めですがばあばの家に到着です。

普段とは一味違った経路で来れたことで子供達も久しぶりの旅行気分を味わえ、道が混雑していたことがかえってよかったのかもと思いました。

もしかしたらもっと楽しい経路があるんじゃないかと思い始めました。今後も新たな道をどん欲に探していこうと思います。

さて、プチ旅行をして若干疲れたのでばあばの家で休憩を、といきたいところなのですが、それはまだコロナウイルスの感染が怖いのでしませんでした。玄関口に出てきてくれたばあばとの会話も5m位離れて。1歳の次男の抱っこも今回はお預けです。

米泥棒のようにあっという間に去っていったわけなのですが、やっぱり子供達もちょっと寂しそう。

長旅の末にお米をゲットしたわけなのですが、今回の走行距離よりもばあばとの5mの方がなんだか遠くに感じてしまいました。

ばあばが次男を抱っこできるうちに状況が改善されればいいなと思います。
(すでにだいぶ重くなってきてますので)

ばあばと一緒にお出かけできるようになった時の為に、楽しいところを今のうちに見つけておこうと子供達と約束しながらそそくさと神奈川へ帰っていったのでした。
(帰りはアクアライン)

道中、休憩時に見た夕焼けです。「あれ、自分は今どこへ向かっているんだっけ?」と思っていたかもしれません。
道中、休憩時に見た夕焼けです。「あれ、自分は今どこへ向かっているんだっけ?」と思っていたかもしれません。

最終更新:

コメント(3

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  • C

    cha_chan

    船旅なんて大人でもテンションが上がっちゃいますね!
    自分も千葉に妹家族や従妹が住んでいるので、船で行ってみたいです。

  • B

    baikinman

    渋滞時の私の選択にフェリーはありませんでした。
    船旅なんて素敵です。

  • P

    pamapama

    とてもいい話です。なんだかホロっと来ちゃいました。