3月に入り暖かい日が増えてきましたね。
まさにDIYのシーズン到来です!
と言いたいところですが、この時期は恐怖の確定申告の時期でもあります。
3月15日までの1ヶ月間、休日は事業を行っている妻、父親、義父の確定申告のお手伝いで1日が潰れてしまいます。
ということで、今回はDIYはお休みです!
過去の確定申告の記事はこちら↓
ティッシュケースが壊れた!
突然ですが、先日お気に入りの木製のティッシュケースが飼い猫が床に落としてバラバラに壊れてしまいました。それを確定申告の用で我が家に来ていた大工の義父が直してくれました。
バラバラになってしまったら使えないので、捨てるしかないと思っていたのですが、
「ボンドで貼って組み立て直せば使えるよー」
と言って、紐とボンドを持ってきてくれました。
ボンドで貼ってケースを固定するにはクランプが必要、買ってこなければいけないとハードルが高いと思っていましたが、まさか紐で締めることで代用できるとは思いませんでした。
もともと家具職人だった義父が言うには、物を量産するときにはクランプで固定すると膨大な数が必要になるので、紐を使ったのだそうです。
固定するときにはクランプという道具を使うという先入観がありましたが、昔はそうやって固定して物を作っていたんだと思います。
便利さの代わりに失ったもの
今回の件でティッシュケースは壊れたけど、そのおかげで生きた技術に触れられるとても貴重な経験ができました。
便利な物が揃っていて何でも簡単に買えるようになった今の時代は、人間は自分で考えることができなく(しなく)なってきている気がします。そして人間はあふれかえった情報に振り回されてしまっているようにも感じます。
情報が増えれば増えるほど、それに捉われてしまう・・・。
クランプはとても便利ですが、1つの用途に特化していて使い方が限定されます。
紐であれば1つの用途に捉われず、さまざまな用途に応用が効き、視野を広く持てます。
こういう技術は探してもなかなか出てきません。
DIYをやるのにも、こういった発想が役に立つのではないかと思いました。
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