役所に提出する書類作成が、どこでもオンラインで!

pamapama

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5月22日、会計事務所や官公庁向けソフトで知られる「TKC」が、「TASKクラウド子育てワンストップ支援サービス」の提供を5月末から開始し、このシステムを利用して、7月から全国35団体(5月16日時点)が子育てワンストップサービスをスタートすると発表しました。

簡単に言うと「子育てに関する各種の手続きがオンラインでできるようになる」ということです。

いま国は「子育て世代の負担軽減を図るため、オンライン化のニーズが高い『児童手当』『保育』『母子保健』『ひとり親支援』の申請・手続きについて、7月以降、速やかにワンストップサービスを実現するよう市区町村に求めている」そうです。

そこでTKCはこの4つの申請・手続きをワンストップで提供できる新サービスの提供を開始しました。

これにより上の4つに手続きに関しては役所に行かず、いつでもどこでもオンラインで申請・手続きが行えるようになるそうです!

児童手当の申請書類(これは茅ヶ崎市の記入見本)。全国どこでもほぼ同じだと思います。
児童手当の申請書類(これは茅ヶ崎市の記入見本)。全国どこでもほぼ同じだと思います。

誰でも経験があると思いますが、各種行政手続きのための書類の記入や提出はけっこう面倒です。

それが子育て中のお母さんともなるとさらに大変です。働いているお母さんだけでなく、家で子育て中のお母さんも子供につきっきり。それ以外の時間なんてなかなか取れないのですから、慣れない書類を記入し、提出へ行くのはとても大変です。

それがオンラインで済むのは素晴らしいですね。

ほかの書類もそうなりますように

わが家の場合はこどもに障害があり、それによっていろんな種類の支援を受けることができます。とてもありがたく思っています。

しかし、そのための申請・更新の書類の数はかなりのものになります。子供が寝たあとしか書く時間がないので、ついつい

「ウチの住所に郵送してくれる(住所がわかっている)んだから、改めて住所を記入して、さらに住民票も出すなんて無駄な気がする」

「シャチハタじゃないハンコだってだれでも買えるのに、なんでシャチハタじゃだめなのかな。そもそもハンコって必要かな」

「こどもの障害の程度とか、うちの情報をお役所同士でやりとりしてもらって構わないから、書類はもっと少なく済まないかな」

なんてグチったりしています。

娘の他にも障害のある身内が近隣に住んでいるため、その分の書類もあります。「こんどはパパが書いてよ」「やだよ」「メシ作らへんぞ」「ごめんなさい」なんて毎回モメながら書いています。

マイナンバー制度が始まった時に「これで違う書類を書く度にいちいち住所などを書くことはなくなるのかも」と期待したのですが、実際はまだまだです。

今回のTKCのサービスは「子育て」に限定したものですが、これを皮切りに「いつでもどこでも」「かんたんに」各種書類の作成や提出ができるようになることを期待したいです。

提出忘れもなくなる!

さらにこのTKCのサービスが導入されると「市区町村からの児童手当の審査結果通知や予防接種のお知らせなどのプッシュ型通知を受け取れ、確認・提出忘れを防ぐことが可能」だそうです。

障害者に対する支援など「普通の人は受けない支援」に関しては「その支援の存在を知らないため、受けずにいる」ケースもあります。ですから通知が来てくれると本当にありがたいですね。

ぜひこのようなサービスが「全部の手続き」で、「すべての市町村」までいきわたってくれるといいですね!

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