【世界一周の旅・アフリカ編 Vol.21】ナミビアの首都で迷いに迷ったナミブ砂漠ツアー

sKenji

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ナミビアの首都・ウィントフック
ナミビアの首都・ウィントフック

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南アフリカのケープタウンで3泊した後、国際長距離バスでナミビアの首都、ウィントフックへ向いました。

ナミビアと言えばナミブ砂漠です。世界最古といわれるこの砂漠は約8000万年前に作られたと言われており、世界で一番美しい砂漠と称える人もいます。その色は赤に近いオレンジ色。幻想的な砂の世界を見てみたいと以前から思っていました。

そのため、ウィントフックに到着すると早速、ナミブ砂漠ツアー探しを開始したのです。

ところが、1軒の旅行代理店を見つけて中に入り、料金を聞くととても高いのです。物価が高いことから、ある程度覚悟をしてはいたものの、想像以上の値段です。しかも、ツアーは毎日開催されているわけではないらしく、直近のツアーは首都のウィントフックではなく、4時間も移動した別の街から出ると言うのです。

話を聞いた時、行くのをやめようかと思いました。

しかしその後すぐに悩みます。なんと言ってもナミブ砂漠です。さらに、ツアーではウェルウィッチアという興味深い植物も見ることができるというのです。なんでもこの植物、1000年以上も生きる長寿の生き物らしく、話を聞いて見てみたくなったのです。

ほかに安いツアーはないか、別の旅行代理店もあたってみることにしました。

行こうか行くまいか。葛藤しながら代理店を回ること数時間。最も安いお店で300ドルでした。日本で生活していれば、ほぼ間違いなくその値段ならば行った方がいいと思うかもしれません。しかし、当時の金銭感覚は完全にバックパッカーモードです。南米・ボリビアのウユニからチリのアタカマまでのウユニ塩湖ツアーの料金が3泊4日でたしか70、80ドルだったはず。砂漠を見に行くツアーとしてはとても高額に感じられたのです。

迷いに迷い、散々悩み抜いたあげく、世界最古の砂漠へ行くことを諦めることにしました。

行かないことを決めると、その日出発のザンビアへ行きのバスのチケットを取り、ウィントフックを後にしたのでした。

ただ、ザンビアに向かっているバスの中、これでよかったのだろうかと考えずにはいられませんでした。そして、これはこのバスの中だけでなく、ナミビア以降の旅の途中でも時々思い返し、最終的に「行くべきだった」という結論に達したのでした。

「どうするか迷ったならば、行っておけ」。ナミビアでの苦い経験から得た教訓です。以降、同じような状況の時になった際にはほぼ行くようにし、結果、行ってよかったと思う場所も数多くありました。もし、行こうか迷っている場所があるようでしたら、「どうするか迷ったならば、行っておけ」です(笑)。

<【世界一周の旅・アフリカ編 Vol.22】ド迫力!びしょ濡れになったヴィクトリアフォールズ」 へ続く>

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ナミビア・ウィントフック

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