【世界一周の旅・南米編 Vol.13】世界最南端の都市、ウシュアイアで見た風景は・・・

sKenji

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アルゼンチンのウシュアイアは世界最南端の都市と言われています。南米大陸の末端に位置し、地の果てという言葉がまさにふさわしいウシュアイアは、南米を旅行する多くの旅人を惹きつけている街です。

ウシュアイアについて

ウシュアイアはビーグル水道に面した港町。背後には緯度の高さを物語る低い森林限界線の山脈がそびえるなど、周辺には厳しい気象条件が創りだす美しい自然が広がっています。

南米大陸を周遊するバックパッカーの多くはこの最南端の都市を目指します。理由は人それぞれあるのでしょうけれど、やはり「最果ての地」に何か惹かれるものを感じるのでないかと思います。なかには、この地を旅のゴール地点として南下してくる旅行者もいるほどです。

ウシュアイアの見どころは雄大な自然。そして、最果ての地を売りにした観光スポットです。街やその周辺には世界最南端の鉄道などがあり、多くの観光客が訪れます。ビーグル水道を訪れるツアーも人気です。

街を訪れてまず最初に私が驚いたのは、日の長さ。夜の23時を過ぎたというのに空にはうっすらと明るさが残っていたのです。南米大陸の最南端へ来たことを痛感しました。

地の果ての丘から見た光景は・・・

アルゼンチンのエル・カラファテを基点にペリトモレノ氷河などを見た私は、再びチリに入国して南下を続けました。そして、プンタ・アレーナスからバスでウシュアイアを目指したのです。

この区間の移動には印象深い出来事がありました。それはマゼラン海峡越えです!

マゼラン海峡は、歴史上初めて世界一周を成し遂げたマゼラン艦隊が太平洋へ抜けた海峡で、強風と複雑な水路のために航海の難所として知られています。

海峡の両岸からは道路が伸びており、細長い海によって隔てられている2本の道路を渡し船が結んでいます。渡し船と言っても、江戸時代の日本に見られるような小舟ではなく、大型のトラックも積むことができるフェリーです。

プンタ・アレーナスから乗ったバスを北側の岸で降りるとフェリーに乗船です。2つの海岸の距離はおよそ4キロメートル。短い船旅ではありますが、心が踊ります。歴史的な海峡を渡りきった南の岸はフエゴ島。ここから再びバスに乗ってウシュアイアへ向かったのでした。

ウシュアイアに到着してまずしたことは現地の旅行代理店巡りです。世界最南端の都市であるウシュアイア。一番南にあるということは当然、世界で最も南極に近い街でもあります。そのため、南極を見て回る極地探検ツアーの船がこの街からでているのです。

南極大陸は小学生の時に映画・「南極物語」を観て以来憧れ続けていた場所です。当然、行ってみたいとは思ったものの、ネックは高額なツアー代金でした。そこで、安いツアーがないか、現地の旅行代理店を片っ端から調べたのです。

とはいえ、ウシュアイアにいるあいだ極地探検ツアーだけを調べていたのではありません。せっかく最果ての地に来たわけですから、観光をしないのはもったいない話です。そこで、同じ宿に泊まっていた日本人旅行者数人とレンタカーを借りて、ウシュアイア観光へ繰りだしました。

まず最初に向かったのは、車で西へ40分ほど行った所にある国道3号線の末端。ここは、アラスカから南北アメリカ大陸を貫く道路・パンアメリカンハイウェイの終着点(※出発点でもありますが)です。

3号線の末端の観光には、泊まっていた宿にこの大陸を貫く道をスーパーカブで南下してきた旅行者がいて、彼の記念すべきゴールを祝う目的もありました。彼と共にパンアメリカンハイウェイの終端を目指し、到着すると記念撮影をしました。

そして次に向かったのが、「斜めの木」です。斜めの木は、ウシュアイアを訪れる旅行者に絶大な人気の誇る名木で、パタゴニアの過酷な気象条件を感じずにはいられないものです。

木はその名の通り、吹き付ける激しい風のために写真のように斜めに成長してしまっているのです。これほど大きく変形したものはこれまでに見たことがなく、目にした瞬間、びっくりしました。

そしてこの日、最も印象的な場所だったのが、斜めの木の周辺でした。

草が生える少し小高い丘の上から見るその光景は、ウシュアイアの街やその周辺で見た最南端シリーズのいかなるものよりも、自分が「地の果て」に来たことを強く感じたのでした。

<「【世界一周の旅・南米編 Vol.14】地球最後の秘境、南極大陸へ上陸!」 に続く>

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