宮城と山形の県境にある蔵王山に出されていた火口周辺警報が今月16日、約2ヶ月ぶりに解除され、以前の噴火警戒レベルである「1」に引き下げられました。
警報解除に合わせて、地元自治体が様々な観光支援策を打ち出したり、検討しています。以下、今月16日に山形新聞が報じた記事です。
山形、宮城両県にまたがる蔵王山の火口域周辺に噴火警報が出されていることに関し、県は15日、警報解除後、御釜の近くまで行くことができる蔵王刈田リフトの無料化を検討していることを明らかにした。解除後2カ月間ほど実施する予定で、西蔵王有料道路についても、今月末までとしていた無料期間を再延長する方針。同日、吉村美栄子知事が定例会見で説明した。
(中略)
宮城県側でも、蔵王エコーラインから分岐し、御釜のレストハウスまでの有料道路「蔵王ハイライン」の無料開放を検討している。
エメラルドグリーンの水をたたえる御釜や樹氷など、一年を通して風光明媚な風景を楽しむことができる蔵王。この機会に訪れてみるのもいいですね♪
ただし、警報が解除されたとはいえ火山情報に注意を払い、ハザードマップを確認しておくことも忘れずに。
蔵王山
参考WEBサイト
紹介:sKenji
最終更新:
izunoshippo200000
地元の観光関係の方にとっては朗報でしょうが、火山は噴火するからこそ火山特有の恵み(景観や特異な地形や地質、それによる農産物など、もちろん温泉も)をもたらしてくれるわけですよね〜。
そして長い目で見れば危険な時間は短く、危険じゃない時間の方がはるかに長い。安全な時期にはたっぷりその恩恵を享受できるということなのだから、噴火するかもって話になって「すわ一大事!」ってのはどうなのでしょうか。。。
最近、風評被害という言葉が盛んに言われますが、危険性が拭いきれない間はとにかく安全第一でやっていってほしいと思います。
――火山だらけの伊豆の国より
sKenji
危険な兆候が少しでもあれば躊躇せずに噴火警戒レベルをあげてほしいと思います。その判断が難しい状況の場合もあるのでしょうけれども、少しでも懸念点がある際には、WEB上などでコメントを書くなど、状況を教えてほしいと思います。