今月12日、宮城県仙台市で夜間における初の防災訓練が実施されました。
県内で死者27人が出た昭和53年の宮城県沖地震から37年となった「県民防災の日」の12日、県総合防災訓練が行われ、大規模災害に備え関係機関が連携強化を図った。同地震で大きな被害を受けた仙台市は初めて夜間に総合防災訓練を実施し、参加者は真剣な表情で取り組んだ。
通常、防災訓練は晴れた日中に行われることが多いと思います。
しかし、必ずしも避難しやすい状況で災害が発生するとは限らないのは言うまでもないかと思います。日没後に地震が発生し、停電した状況下で避難せざるを得ないケースも考えられます。
今回の仙台市のように夜間など、避難しづらいコンディションで訓練を実施することにより、災害発生時の落ち着いた行動や、事前の問題点洗い出しにつながります。
仙台市以外でも実施している自治体があるようですが、まだごくわずかです。夜間の防災訓練、全国的に広がってほしい取り組みです。
紹介:sKenji
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