歌手の名前を聞いただけで歌が聞こえてくるように、那須野公美さんという五文字を目にしただけでよみがえるフレーズがあります。「とんびの兄ちゃん」「オレの心は女川にある」「もう誰に会っても話しかけんな、な?」……
うれしいこと、悲しいこと、悔しいこと。直接語りかけてくる那須野さんの言葉。あなたの心に響くフレーズがここにあります。
那須野公美さんの最新コラム
「震災を経験して」
あの日からずっと心に秘めてきたこと。今だから話せること、聞けること。あの頃の空気の感触がよみがえってくる言葉。描かれているのは「にんげん」です。
那須野公美さんの連載コラム「つつじ野」
石巻エリアの地方紙「石巻かほく」紙上に2013年6月から掲載された記事を元に、著者自身が手を加えた9本のコラムです。震災の話、震災の後の時間を生きていく姿、生い立ちと性格など、明るくあたたかい那須野さんのコラムをお楽しみください。
つつじ野 第9回「未来へ向けて」
potaru.com
そして大切な家族・親類との間にはどんな素敵な出来事が起こり運命を共にするのか?なんだか映画の予告篇みたいでワクワクしている自分が今ここにいます。
いまは石巻で家事・子育て・会社勤め・友だちづきあい・町の応援に毎日フル回転の那須野さん。応援メッセージは、那須野さんの記事のメッセージ欄へ。 Zehi!
最終更新:
onagawa986
iRyota25さん、コメントありがとうございます。
私は当事者だから見たもの全てをありのまま文章にしているけれど、新聞で読んだ知り合いの人たちは、その事実を知っていたのにもかかわらず「旦那さんこんな大変な目にあってたの?」って改めて驚いていました。
「オライの旦那も津波で流されでさ~」って会話で聴くのと。
活字にした記事を読むのとでは、伝わり方が全く違いました。
それは、読んだ方の想像力が強ければ強い程、確実に心に響き、心をつかむからなんだと気付きました。
震災の記憶、忘れてはならない記憶。
文章にして、読んで頂き、それを想像してもらう。
そこから生まれる「力」を復興への原動力としていけたら…!
iRyota25
「主人は生きていました。海と化した会社近くの建物の屋根の上で、吹雪の中滑り落ちまいと必死に耐えていました」って文章に会えた瞬間、涙腺が緩みまくりました。つつじ野で一週間待ったみなさんも、きっとそうだったんじゃなかいかな。