変えるのは「食べる順番」だけ
食べる順番ダイエットというのをご存知でしょうか。なんでも普段の食事の「食べる順番」を変えるだけで、ダイエット効果が期待できるという、最近人気の手法だそうです。
要はあれをつまんでこれをつまんで・・・ではなく、おかずやごはんに順番を付けてキッチリ食べなさいってこと。雑誌などを読んでみると、つまりこういうことです。
第1段階
食物繊維から食べる。サラダやおひたしなどで、野菜、海藻、きのこ類といった食物繊維を先に食べるべし。
1回の食事で小鉢2~3皿がベター。
第2段階
次にたんぱく質を食べる。肉、魚、豆腐などの豆類といったたんぱく質をここで摂取。
この際、白ご飯と交互に食べるとおかわりをしがち。それは厳禁。あくまでたんぱく質を食べきること。
第3段階
最後に炭水化物を食べる。
このタイミングでご飯やパン、麺類などを摂取。誤解しがちだが、野菜と言えど、じゃがいもやかぼちゃ、とうもろこしは炭水化物が多いため、食べるならここ。
白ご飯は雑穀ご飯の素などを入れるとより良い。
これを3か月続けることで、「人によって0kg~約7kgと痩せた」という結果が、インターネットや雑誌などで見られました。
一切痩せなかった人も少数いたのは気になりましたが、なるほど、やってみる価値はあるようです。
そして最近、この「食べる順番」を心掛けています。
先日の献立は、食べた順番に・・・
トマト・レタス・きゅうりのサラダ小松菜のナムル
クーブイリチー(沖縄料理で昆布と豚肉がメインの甘辛煮)」鶏ささみカツ
白ご飯
感想としては、鶏ささみカツというたんぱく質を食べるあたりで、食事のテンションはピークに達します。
要するに一番「ウマい!」ところです。ところが、そのあとに待ち構える白ご飯が重たい・・・。
なんと残してしまいました。これは意外と効果があるかも?
幼少時の本能(?)
「あんた!またふりかけばっかりかけて!なんのタメのおかずやと思ってるの!おかずはご飯と一緒に食べなさい。」
「はーい・・・」
親に叱られた思い出がふとよぎりました。
幼少のころ、筆者は「出されたおかずは好きじゃない順番から食べていく」子供でした。
つまり、好きなものはあとに取っておいて、最後のお楽しみにするタイプです。
一方、筆者の弟は好きなものを先に食べてしまうタイプ。
兄弟でも違うもんです。
さて、そんな筆者でしたが、おかずこそ順番を付けるものの、ご飯は無関係。
いつもご飯は最後まで残り、仕方なくふりかけでもかけて食べる。
つまり、
「それほど好きでないおかず(野菜類)」 > 「好きなおかず(肉メイン)」 > 「仕方なくご飯にふりかけをかけて食べる」
こんな順番で食事をしていてよく怒られたのです。
ん、待てよ。でもこれ、ダイエット的には凄く理に適っていたのではなかろうか。
もちろん当時は知識もなく、なんとなくこんな流れで食べていただけですが・・・。
つまり、実は本能で「食べる順番」を実践していた筆者!!(?)もしかしたらすごい子供だったのかも知れない・・・。
待てよ、幼い当時にこの知識を知っていたら、親に対して「食べる順番」ダイエット理論で、反論するだろうし、あわよくば言い負かすことだって出来たのではないか?
あぁ、惜しかったなぁ。
・・・そんなどうでもいいことを思い出しながら、「食べる順番」ダイエット、しばらく実践してみたいと思うのです。
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