「親になにか起こる前」に

akaheru

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ある日の夕方のことです。

姉からこんな連絡がありました。

「母さんの勤め先から電話があって、今日無断で欠勤してるんだって!電話しても繋がらないっていうから、今から母さんの家に行ってみる。たしかに電話しても反応ないし、もしかしたら家で倒れてるんじゃない!?」

母は現在一人暮らし。自分もなるべく早く向かうと伝えて家路を急ぎました。
(母の家は我が家と勤め先の道中と言っても過言ではないところにあり、帰り途中に寄れる感じなのです)

姉と頻繁に「今どの辺?」みたいな連絡を交わしつつ向かいました。私より少し姉の方が早く着きそうな感じで、幸いにも姉は最近、母から母宅のマンションの合い鍵を受け取っていたということで、先に行って家の中を確認してくれるとのこと。

それから数十分後、そろそろ姉が母宅に着くころだな、という時間になったのですが、姉からはいっこうに連絡がない状態。最悪の事態も頭をよぎり心拍数が爆上がりする中、姉から連絡があり「今、マンションの管理人に向かってもらってる」という知らせが。

どういうことか理解できない中、とにかく急ぎました(まあ急いでも電車のスピードは変わらないのですが)

姉から遅れること数十分、母宅の最寄り駅に着くと、改札の外に姉(と駆けつけてくれた姉のだんなさん)の姿が。少し前に母と連絡が取れて無事が分かったということで、ホッとするとともにどっと疲れが湧いてきたのでした。


それにしても、母が現在どこにいるのか、どんな状態なのか、なぜ仕事を欠勤したのか、そしてなぜマンションの管理人に来てもらったのか?など気になる点がいくつかあったのでその場で姉に質問攻めです。

どうやら、姉がマンションに到着しいざ入ろうとしたところ、母から姉が預かっていた鍵が違うものだったらしく、家の中はおろかマンションの中にも入れなかったということ・・・。

ふと既に誰もいなくなっていた管理人室の方を見ると、マンション管理会社の緊急連絡先が書いてあったということで、どうにかならないかと連絡。しかしながら、その電話番号が前の管理会社(?)の連絡先だったみたいで相談ができず、慌てて現在の管理会社の連絡先を調べて電話をして事情を説明。

マンションの半数以上が高齢者向けに貸し出されている物件ということもあってか、そういうことならば鍵の開錠は可能、今すぐそちらへ伺いますという返事をいただき、その方がマンション前に着いたまさにその瞬間、母から「何度も連絡をもらってるみたいだけどどしたの?」という電話が姉のところにあり、無事を確認。駆けつけてくれた管理会社の方に平謝りをした、という展開だったようです。

ちなみに、欠勤の原因は母と勤め先の間のシフトのやり取りに不備があった模様。(主に母に原因があったようですが。。。)また、そんな日に限って外出中の母が携帯電話を確認しなかった、という点もこの騒動を大きくしたのでした。

とにかく、道中あれこれ想像をした中で最高と言える結末でした。

こんなことになる前に普段から確認を

とにかくきょうだいで肝を冷やした出来事でしたが、この経験でいろいろ気づけたこともありました。

まず鍵。姉が受け取っていた鍵でちゃんと開けられるのかの確認もしておくべきでしたし(まあ、これは母も自信を持って渡していたようなのでさすがに開かないという想定はしなかったようですが・・・)、そもそも私は母宅の鍵を持っていませんでした。いくら元気そうと言っても、一人暮らしでもう70歳。なにかあっても何らおかしくはない年齢。私の方でも鍵を用意しておくべきでした。

それと今回協力を仰いだマンションの管理会社のような緊急時の連絡先確認。マンションの管理会社の表示がまさか古いものだとは夢にも思いませんでしたが、こういった表示も定期的にチェックをしておく方が間違いなく良さそうです。いざという時に開けてもらえるというのも今回初めて把握しましたし、仮にチェーンがかかっていても開けることができると確認ができました。

そして、こちらも「連絡先」であるのですが母の勤務先の情報。今回は先方から連絡をくれるというパターンだったのでよかったですが、もしこれが母の勤め先にこちらから連絡をしなければならなかった場合、恥ずかしながらどの番号へ電話をしたらいいのかも自分は把握できていないことに気づかされました。


期せずして本番さながらの訓練が行えたと捉え(管理会社の方、母の勤め先の方々にはただただ申し訳なく思っています!)、「いざ!」という時に備えて他の漏れや抜けがないか確認をしなければと思っています。

みなさまもぜひ、備えを進めてください。

なお、ちなみにですが子供達を疲弊させた母はその後申し訳なさそうに自宅の方へ戻ってきて、我々に夕食をごちそうしてくれたのでした・・・( ^ω^)

一緒に夕飯を食べられるような結末になって本当に良かった・・・(&巻き込んでしまった方々、すみませんでした)
一緒に夕飯を食べられるような結末になって本当に良かった・・・(&巻き込んでしまった方々、すみませんでした)

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