これまで定期的に家族で参加させていただいている「自然農のお米づくり体験」。
今年も田植えからお米の収穫、精米、お正月の注連縄づくりと、一年を通して貴重な体験をすることができました。
そんな体験をさせていただいている長男の友人である農家さんから、今年も収穫したお米をおすそ分けしていただきました。
一年を振り返って
自然農の体験談はこれまで何回か記事にしてきましたが、記事にしていない話もあります。せっかく素敵なおすそ分けをいただいたので、この機会にどんなことをしてきたか一年を振り返ってみたいと思います。
一年の始めは4月27日。この日は暦の上で一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)でした。一粒の種籾からたくさんのお米が実ることを表す言葉で、何かを始めるには縁起の良い日とされています。宝くじを買うのは一粒万倍日が良いと言われます。
そんなわけで、この日は妻が自然農の赤米の種まきに参加しました。この時、種は水に浸して中身の詰まった良い種を選別します。何事も最初が肝心で、しっかりした良い種を選別するのがとても重要になってくるわけです。
GWには水路堀りをやりました。5月の中頃には気温も高くなってきて、まいた種から小さい芽がたくさん出ていました。何でも小さいものはカワイイですね!
5月の終わり頃には田んぼの畦塗り(あぜぬり)と苗代の除草を行いました。畦塗りは田んぼの水を溜めるための作業ですが、富士宮でちょうど畦塗りの講習を受けたばかりの妻の知識が役立ちました。
6月には田植えがありました。今年は新たな試みとして田んぼアートにも挑戦。田んぼには子供たちがいっぱい集まりました。全身泥んこになりながら活き活きと走り回っている姿は、昔ながらの古き良き日本の田園風景を思い出させてくれます。
7月には草刈り。今年は台風被害もなく9月にはきれいにお米が実りました。10月の始めにはいよいよ収穫の時期です。田んぼアートも大成功。ドローンからの空撮で、しっかりとコロナ終息祈願のアマビエが出来ていました。
稲刈りは記事にも書きましたが、初めて稲架掛け(はさかけ)を体験することができました。収穫したお米は昔ながらの機械で脱穀、唐箕かけ(とうみかけ)、籾摺りをして精米します。
精米した新米は時計型ストーブで炊いていただきました。自然農法で手間暇かけて作られたお米の味は最高でした!
今年は年の締めとして、刈り取った稲で注連縄づくりも体験させていただきました。
こうやってあらためて見ると、一年を通して本当に色々な素晴らしい体験をさせていただいたと思います。
進化する自然農のお米づくり
素敵な体験をさせていただいている自然農のお米づくりですが、これもすべて長男の友人がみんなを楽しませようと色々と考えてくれているからです。もちろん、当のご本人も参加しているたくさんの人たちと一緒に楽しんでお米を作っています。
そんなお米だから美味しくて当然です。
自然農という枠に収まらず、毎年色々と新しいことにチャレンジしてくれます。またこれからも面白いチャレンジが待っていると思います。
来年もとても楽しみです!
最終更新:
pamapama
> またこれからも面白いチャレンジが待っていると思います。
楽しみにしています!ところで
>しっかりとコロナ終息祈願のアマエビが出来ていました。
は「アマエビ」ではなくて「アマビエ」ですね(*^-^*)
cha_chan
ご指摘ありがとうございます!直しました。
一度見返したのにまったく気づいていませんでした(汗)
今年は自然農のお米をキャンプでハンゴウで炊いて食べてみたいです。