コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が約3カ月ほど遅れてスタートした今年のプロ野球。既に各地で熱戦が繰り広げられていますが、コロナウイルスに警戒しながらの例年より短い期間での開催となっているため、異例づくめです。
今年のプロ野球はこんなところが違う
1.試合数が少ない
最近は年間試合数が143試合でしたが、今年は120試合に
2.クライマックスシリーズをやらない、もしくは変則的開催
セリーグ:クライマックスシリーズをやらない
パリーグ:1位と2位で3戦先勝(1位のチームに1勝のアドバンテージありです)
※例年だと3位までがクライマックスシリーズに出場できた
3.セパ交流戦なし、オールスター戦なし
4.観客動員
無観客試合でシーズンスタートし、7月10日から観客を入れる予定
(上限5,000人)
5.延長戦の規定
最大12回→10回
6.移動を減らす工夫
開幕時に首都圏の球場で集中して試合を行う(セリーグ)、同一カード6連戦を日程に組み込む(パリーグ)など
※通常は3連戦
7.その他
・出場選手数が29名→31名
・ベンチ入り選手数が25名→26名
・外国人枠が4名→5名(ベンチ入りできるのは4名まで)
・勝率第一位投手賞の表彰規定が13勝→10勝 など
※登録選手数が増えるのは、過密日程に考慮したものです
現在テレビ中継を見ていて最も気になるのは「4.観客動員」です。まだ無観客試合期間なのでお客さんの声援は球場にありません。
ただ、お客さんの声がないことで、ベンチの選手たちの声が実に良く聞こえます。
ファールで粘ったりいい守備をした時も味方ベンチから大きな声が飛んでいるので、そういった声を聞くのも楽しいです。
順調にいけば7月10日からはお客さんが入りますので、無観客試合の雰囲気を楽しめるのは今だけかもしれません。
時代に合わせた観戦の仕方?
いざシーズンが始まってみると、「ああ、野球がある日常ってやっぱりいいな」と改めて感じてしまいました。しばらくはコロナウイルスに細心の注意を払いながらとなり、まずは予定通りこのシーズンをこなす、というところが目標になると思います。そのためにも、チームだけではなくファンも一体となってこれまで以上にコロナウイルスの感染拡大防止に向けた努力をしていく必要があります。
歴史的な無観客試合もこれはこれで貴重かもしれません。
ただ、やはり選手とファンが一体になって盛り上がる球場の雰囲気が大好きな自分としては、一刻も早く以前の形に戻って欲しいです。
どうか1日も早く満員のスタジアムで試合観戦ができる日が戻ってきますように!
最終更新:
pamapama
選手たちの声やバットやミットの音が生で聞こえたら興奮するでしょうね!ジェット風船は「空気入れで」と一瞬思いましたが、守らない人もいるでしょうし、やっぱり味気ないかな…。