――では、習い事を考える親へのメッセージをお願いします。
僕はまだ結婚もしていませんが、長男家族に3人子どもがいて5歳、3歳、1歳になったかな?賑やかになってきました。彼らと交流するときには、できるかぎり個人として、一人の人として対応しています。子どもだからとかそういうことは無しで話したい。どこまで理解しているかはわかりませんが容赦せず自分の意見は伝えます。僕は小さい頃「子どもだから・・・」と手加減されるのが気に入らなかった。僕は、子どもは経験的に苦手だなと思っていますが、子どもという属性として見るのでなく、子どもであっても個人として見たい。習い事も自分がやりたいということをやらせてもらえたので、それはよかったと思います。やはり何か習い事をするというのは可能性を広げるものだし、失敗する経験を含め主体性を伸ばしていく上で大事だと思います。僕の場合にも形にならなかったものが多くあったなぁと反省もありますが、だからこそ「今度こそは」と踏ん張れたこともあったので。もちろん習い事は経済的な制約を受けることも多いと思いますが、チャンスはあればあるほどいいなと。
編集後記
――ありがとうございました!映画を撮るんだ!という気負いなく、記録として撮って欲しいと頼まれてスタートした作品ですが、どのシーンにも人の温かさが溢れゲラゲラ笑えるのにホロリとするドキュメンタリー。田中監督のお話しのされ方も自然体で和みます。まだ29歳。これからの活躍が楽しみです!大学の先輩として応援しています。
2020年2月取材・文/マザール あべみちこ
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このページは株式会社ジェーピーツーワンが運営する「子供の習い事.net 『シリーズこの人に聞く!第170回』」から転載しています。
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