地元、静岡県三島市にある楽寿園は皇族の別邸として明治時代に造られ、現在は市が管理している公園です。その楽寿園の一画に動物を飼育している「どうぶつ広場」があります。
どうぶつ広場は一般の動物園と比べると種類、数ともに少ないものの、動物との距離が近く親しみが持てます。そんな楽寿園にいる愛らしい動物たちを数回に分けてご紹介していきます。今日は「ポニー」です!
ポニーについて
動物園などでよく見かけるポニー。実は特定の種の名称ではなく、小さな馬の総称です。大きさの定義は諸説ありますが、体高(※肩までの高さ)147cm以下(※楽寿園の説明板には110cm以下との記載あり)とするのが一般的なようです。日本では「木曽馬」、「道産子(北海道和種)」などがいます。
ポニーに共通する特徴として、温厚な上に頭がよく、耐久力があるとよく言われます。このような性質から、なかには盲導馬として活躍するポニーも存在します。
ちなみに最も小さいポニーはファラベラという品種で、体高は標準で70~78cmほど。小さいものでは40cm程度しかなく、まるで犬並の大きさなのだとか。
楽寿園にいるのは「シェトランドポニー」です。ポッキー(オス)とバンビ(メス)の2頭がいます。
シェトランドポニーはイギリス・スコットランドの北にあるシェトランド諸島が原産で、ポニーの中でも小さい部類に入ります。体高はおよそ70~110cmほどです。もともと石炭を採掘する際にトロッコを引く馬として小型に改良されましたが、現在は動物園のほか、乗馬用、ペットなどとしても飼われています。
楽寿園では時間・人数等の制限はあるものの、ポニーに乗ることもできます。対象は4歳以上の子供で、土曜・日曜・祝日の午前11時と午後2時からです。開始15分前にポニー舎前で整理券が配られます。ちなみにこのポニーの小屋は、箱根の間伐材を利用してスタッフの方が手作りで造ったそうですよ。
見るだけでなく乗ることもできる楽寿園のポニー。これからの季節、野外でも過ごしやすくなることですし、ポッキーとバンビに会いに行かれてみてはいかがでしょうか。可愛らしい馬に乗る経験は、きっと忘れられない思い出になると思いますよ☆
<「楽寿園の動物たち♪ Vol.4 ~ワラビー~」へ続く>
楽寿園
参考WEBサイト
関連WEBサイト
紹介:sKenji
最終更新: