8月2日から9日にかけて東アジアカップ2015が開幕します。
この期間は国際Aマッチデーではなく、リーグ開幕に向けて重要な時期でもあるためヨーロッパで活躍する海外組の招集は見送られました。それも影響し、いまいち盛り上がりにかけるなんて意見もあります。
しかし、この状況は国内組にとっては自分たちのプレーをアピールする絶好の機会。前大会で代表戦初出場となった柿谷曜一朗、山口螢はこの大会でブレイクを果たし代表の主力選手に定着しました。
今大会でもそのような存在になり得る可能性を持った選手ばかり。その中でも個人的に期待している選手を挙げていきたいと思います。
日本の「太陽」になれるか!?MF柏木陽介
Jリーグ1stステージの優勝チームをけん引する司令塔。昨年主に務めていたセカンドトップからポジションをボランチへ移し、プレーの魅力がさらに増しました。浦和レッズでは特徴的なビルドアップをするチームの重要な役割を担い、チャンスを幾度も演出するゲームメーカー。そのプレーぶりやキャラクターから「浦和の太陽」と称され、彼無しで無敗優勝は成し遂げられなかったはずです。
今まで代表に招集された時期もありましたが、攻撃的な中盤は層が厚く、なかなか定着できませんでした。本職をボランチに移した現在も、日本サッカーのホープ・柴崎岳という強力なライバルがいますが、この大会でぜひJリーグで見せているようなパフォーマンスをみせてほしいと思います。
代表の新プリンス!DF米倉恒貴
今回の招集メンバーで気になったことは右サイドバックが手薄なこと。ガンバの丹羽や湘南の遠藤らサイドバックもできるセンターバックを何人か招集していますが、所属チームでそのポジションを担当しているのは米倉恒貴ただ一人です。
この選手の魅力は攻撃センス。もともと中盤の選手だけあって、ドリブルさらには正確無比のクロスは大いに期待できます。個人的には左に太田、右に米倉というJリーグを代表するクロッサーを両サイドに配置する布陣を見てみたいです。
また、守備戦術に定評がある長谷川健太監督のもと、ディフェンス力も向上しました。そして、もう一つ話題になりそうなのがアイドル系のルックス。同じポジションで圧倒的の人気を誇る内田篤人に匹敵するほどです。代表に定着すればさらに女性人気が増えそうです。
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