台風15号災害ボランティアへの参加

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台風15号の影響により今年の9月23日の夜から明け方まで大雨が降り続いたことで、静岡県は中部や西部を中心に大きな被害を受けました。一部地域の住宅や施設等で浸水被害が発生し、掛川市や浜松市では土砂崩れもありました。

ライフラインに関しては停電や断水が発生。特に静岡市の断水は復旧までに長い時間を要しました。

少しずつ復旧は進んでいるものの、被害が広範囲に及んでいることもあり、まだまだ人手が足りていない状況だと聞きます。県内では10月13日現在、静岡市と磐田市で災害ボランティアを募集中。そこで今回は静岡市清水区の災害ボランティア活動に参加させていただきました。

活動当日までにやっておくこと

ボランティアセンターの方が参加人数を事前に把握することで、当日の作業内容や必要な資機材の準備がしやすくなるので、前日までにネットで仮予約を済ませておきます。また、ボランティア活動保険への加入は当日でも受け付けていますが、こちらも事前にネットで済ませておくことができます。

あとは活動に必要な服装、物を揃えて集合場所に向かうだけですので、参加しやすい仕組みだと思います。一つ注意点としては、天候や人数オーバー等に理由によって中止になることがあります。事前にスケジュールを開けておく必要がある場合は天候のチェックは欠かせません。

JR清水駅の東口から歩いてすぐの集合場所で受付を済ませて、駅と活動拠点の公園を結ぶ送迎バスに乗り込みます。

活動拠点に着いたら

こんな流れで現地で活動するための準備を行います。

名札の準備(ステッカー形式の名札を胸の部分に貼る)

オリエンテーション(活動の注意事項の確認)

隣のテントに移動し活動マッチング

担当グループに割り振られる
という流れです。

グループが結成された後、本部の方に貸出の資機材を用意していただく数分の間に、それぞれで簡単な自己紹介を行いつつ、ボランティア向けに手配(支援)していただいた備品の中から個人的に必要だと思うものは装備しつつ、ここから現場へ向かいます。

※参加者が円滑に作業に取り掛かれるようにボランティアセンターの皆様が日々改善されているので、活動の流れについて最新版はSNS等で確認するといいと思います。

注意点等

今回のグループでは、被害に遭われたお宅の片付け、家財運び出しを担当させていただきました。被災前のような日常を未だに取り戻せておらず、今もお宅の復旧作業に取り組まれています。その方のためにも現地での様子を書くことは控えたいと思います。

なので、ここでは今回の活動を通じて、個人的に持っておくと便利だと思った物を挙げてみたいと思います。

・作業用手袋(処分しない家財に触れる時もあるので複数あるといい)
・マジックペン(災害ゴミを袋や箱に入れた際に中身を記しておく)
・ガムテープ(箱や袋を止めたり細かいゴミまとめたりできる)
・メモ帳(依頼主から新たに頼み事を伝えられた際に控えるため。スマホでもいい)
・手を汚さずに食べられるもの(休憩の合間に簡単に食べられる)
・小銭入れ(貴重品は常に持ち歩き。必要最低限のお金を持っていけばいい)
・歯ブラシ(家の細かい隙間の汚れを落とせる)
・絆創膏(応急処置のため。万一怪我をした際は本部に報告する)

上記以外にも推奨されている物や服装があるので各ボランティアセンターの受付ページ等で確認をお願いします。

また、被災されたお宅や周辺の公園等のトイレを使用できるとは限りません。トイレは行ける時にこまめに行っておいたほうがいいと思います。

自分自身、災害ボランティア活動の経験は多くはないため、インターネット等でこれまで参加した方の意見を調べて参考にしました。また、今回はグループ内に災害ボランティアのベテランさんがいたことも大きく、これまでの全国各地で活動してきた時のエピソードやスムーズな作業の仕方など様々なことを教えていただきました。

初めて参加するという時は不安はあると思うので、参加時のこと(作業したお宅の詳細は除く)をできるだけ残していくことで少しでも解消されるといいと思いました。

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