竹富町青年サミットにお邪魔したい

tanoshimasan

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竹富町青年サミット in 波照間

 適当にニュースを眺めていると、なんだか面白そうなのが目に入った。【竹富町青年サミット in 波照間】

内容は以下。これを報じた琉球新報より引用すると・・・、

 竹富町青年団協議会(冨底義充会長)は27日、「竹富町青年サミットin波照間」を波照間集落センターで開催した。町内6青年団から約60人が参加し、日ごろの活動内容を報告。「もし、私が町長だったら」というテーマで活性化に向けた政策を発表し、討論した。
 サミットは2年に1度、町の各地域が持ち回りで開催し、波照間島で開かれるのは12年ぶり。討論では、波照間青年会が「Uターン・Iターン者の住宅確保」「婚活イベントの開催」「波照間島に役場移転」の三つの政策を発表した。
(中略)
 川満町長はサミットの開催に「青年が元気な地域は活力がある。交流を通じて情報交換することで新たな発想が生まれる。青年会活動を続けることが社会貢献になり、後輩の人づくりにもなる」と話した。


(引用:2012年10月31日付 琉球新報)

 というもの。取り組みにも興味があるのだが、とにかく内容を聞いてみたかった。僕も仕事柄、離島振興にはめちゃくちゃ興味があるのだが、出身は関西で島人でもなんでもない。好きな島々の離島振興を願う一方で、生まれ育った町には特別愛着もない。友人、家族に会いたいために時折帰郷はするが、もう一度暮らしたいかと言えば全くの別問題である。 そんな人間が、離島振興を願っているものだから、我ながらある種の矛盾を感じたりもするのだ。

 しかし、先日話題に触れた宮城県の田代島、寒風沢島、桂島でも感じたが、不便を感じて島を離れる人はそれなりに目立つ一方、島のためにとアクションを起こす人は稀だ(過疎化、高齢化が進んでしまい、仕方がない側面もある)。それが望ましいことかは別にして、本来はそれが普通なのかもしれない。 だからこそ、島の若い人々の取り組みを見てみたかった。個人的な興味なのだが。

 本来、このサミットは竹富町内の青年会で行われているものらしいのだが、この回は「Uターン・Iターン者の住宅確保」、「婚活イベントの開催」といった話題も登場している。言うまでもなく、竹富町を含む八重山諸島は観光の島々。島外からの観光客や移住者との関わりも大きいはずだ。可能なら、島外の人間を招いたイベントを期待したい※。 そしてその時は、「可能であればお邪魔したいなぁ・・・」とか、思っちゃっている。

※ それこそ「Uターン・Iターン者の住宅確保」はどの島にとっても共通のテーマ。「婚活イベント」であれば、八丈島(東京)や小値賀町、上五島町(ともに長崎)などが、イベントとして一定の手ごたえをつかんでいる様子。島を越えた交流があっても面白いかも知れない。

 日刊楽島コラム
potaru.com

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