先日、近所の自然農をやっている長男の友人から、「マコモの刈り込みと麦まきをやるから、やってみたい方はどうぞ!」とお誘いがかかりました。
毎年この時期、田んぼにお誘いがかかるのを楽しみに待ち構えている我が家は、2つ返事で参加することになりました。
マコモの刈り込みが完了し、本日のセカンドミッション、麦の種まき体験が始まります。
麦の種まき体験
ファーストミッションのマコモ狩りでだいぶ体力を消耗してしまいましたが、子供たち(むしろ私以外?)はまだまだ元気いっぱい!
疲れ知らずの子供たちを見ていると、体力の衰えを感じてしまう今日この頃です・・・。
長男の友人の田んぼでは、麦の種まきも自然農法にこだわっています。
この日はバケツに入った茶色っぽい小麦の種を田んぼにまきました。この日まいた小麦の種は、来年の6月頃に収穫を迎えることになります。
自然農法の麦の種まきは、両手に種をもってただパラパラと土の上にまくだけ。
土を耕したり、うねを作ったり、種を土に埋めるのではなく、自然の中で麦穂から種が落ちるのと同じように、まさに自然と同じような方法です。
これは楽ちん。
種をまいた後は、種を土に定着させるために踏み固めます。
そういえば、どんどん庭を侵略し続けている我が家の芝生も、種まきをやったときに種をまいて踏み固めた記憶があります。その時はなぜそんなことをするのか気にも留めていませんでしたが、10年越しに理由を知ることになりました。
小麦の場合は、発芽した後に「麦踏み」という、芽を足で踏みつける作業もあるそうです。麦は踏まれることにより、茎が太く強く丈夫に育ち、たくさんの実をつけることができるようです。
踏まれれば踏まれるほど強くなる。小麦魂を私たち人間も精神的に見習うべきかもしれませんね!
最後に種をまいた場所に稲わらを敷いてセカンドミッション完了です(稲わらの上に思いっきり寝っ転がったら気持ちよさそう)!
稲わらを敷くことで土が保湿でき、大事な種を鳥に食べられないように守ってくれるのです。
そういえば子供たちは・・・。
娘は相変わらずしめ縄作りに夢中の様子ですが・・・だいぶ上達してる!
地道な作業を丁寧にコツコツできる娘は、大工のおじいちゃん譲りの職人気質な性格なのかも。
こちらはワンちゃんと一緒になって穴掘りをしていました。
どうやら里芋を掘っていたようです。
家から持ってきたカリンと田んぼで収穫した里芋の物々交換が成立したようです!
目標は小麦の自家栽培!
無事、自然農の麦まき体験が終わり、今回も貴重な体験をすることができました。
毎年、今のご時世ではなかなか体験することのできない貴重な機会を提供してくれる長男の友人に感謝です。
今度はこの体験を活かして、我が家の畑で自然農法で小麦を育てる予定です。
そして収穫した小麦を使って美味しい自家製パンを作るのが目標です!
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