やってみよう!〈レールマウンテンバイク〉

baikinman

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海外や日本国内の各地に、廃線を活用したアクティビティーがあります。

今回は岐阜県飛騨市にある旧神岡鉄道の廃線を利用した「レールマウンテンバイク」にチャレンジしました!!

 旧神岡鉄道からレールマウンテンバイクへ – レールマウンテンバイク Gattan Go!!
rail-mtb.com  

旧・神岡鉄道は、古くは明治の中頃に完成した馬車軌道(神岡軌道)からの歴史を持つ、鉱山の町・神岡を支え続けた全長19,9kmの軌道。全線の6割がトンネルと鉄橋からなることから「奥飛騨の地下鉄」とも呼ばれ、全国でも有数の包摂地帯として知られる奥飛騨の生命線とも言える大切な鉄道でした。

しかし2004年、営業収益の8割を占めた神岡鉱山からの貨物輸送がトラック輸送へと切り替えられ、当時の職員たちの努力も虚しく、廃線の日を迎えました。

予約

レールマウンテンバイクは事前予約が必要です。

人気があるようなので早めに予約しましょう♪

コースは「まちなかコース」と「渓谷コース」の2種類です。

我が家は直前で奇跡的に空いていた「まちなかコース」を予約しました。

 レールマウンテンバイク Gattan Go!! – 自転車とレールで風になる、岐阜県飛驒市のロストライン・アクティビティ!
rail-mtb.com  

マウンテンバイクは色々種類があります。

今回は「2階建てシートセット(乗員:2〜5人、料金:1車両5,700円)」に乗りました。

出発!!

奥飛騨温泉口駅から神岡鉱山前駅までの、往復約6キロの道のり。

フレームに固定された2台のマウンテンバイクに乗ってレールの上を走ります。

レールマウンテンバイクは一度走り出したら停車や降りるのはNGです。

折返しの神岡鉱山前駅までは運転手を交代できません。

まちなかコースではありますが、線路沿いに川や橋もあって豊かな自然が楽しめます。

トンネルも抜けます!

往路真っ暗だったトンネルですが、復路は美しくライトアップされていていました。

トンネル内ではマウンテンバイクのライトが自動的に点灯されます。

行きは下りで帰りは上りです。

復路は上り坂は結構きついようで、娘と夫は「きつい~~~」と言っていました。

現在は電動アシスト機能が付いていますが、以前はなかったと伺いました。

普通の自転車だったら相当時間がかかりそうです・・・。

レールマウンテンバイク Gattan Go!! 2019_Long

YouTube

レールマウンテンバイク「ガッタンゴー!!」は、自転車と廃線後の鉄路を組み合わせたアクティビティ。

2台の自転車をフレームにがっちり固定したレールバイクで、旧神岡鉄道のレールの上を走ります。

サイクリングにはない「ガッタン、ゴットン」というレールの継ぎ目の音と振動を感じながら、トンネルや橋梁のあるスリル満点のコースを走ることが「とにかく楽しい!」と、これまでご利用頂いた多くの方から高い評価を頂いています。

まとめ

廃線を楽しく活用したとても楽しいアクティビティーでした。

所要時間も50分ほどです。

マウンテンバイクのゆっくりしたスピードで、「ガッタン、ゴットン」という音とともに線路から景色を堪能するのも楽しいです!!

全国には他にも廃線跡を徒歩でトレッキングしたり、エンジン付きのカートに乗って高さ105メートルの鉄橋を走ったりと様々な活用をしています。

維持費などコスト面の問題もあるとは思いますが、今後もこういった取り組みを応援していきたいです!!

最終更新:

コメント(1

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    cha_chan

    普段は入れない線路に入れるというだけでも何だかワクワクします!本物の橋を渡ったり、トンネルを抜けたり、遊園地のアトラクションよりも全然楽しめそう。渓谷コースやってみたいです。