大人の遠足昼の部で西伊豆を堪能した後は沼津に戻り大人の遠足「夜の部」へ。
自分が自分らしく「私一個人」として楽しめる時間を持つことはストレスマネジメントでありヘルスケア(健康維持)にもつながります。
私のサードプレイス。大人の遠足、夜の部スタート。
夜の部は行き当たりばったりではありません。予約していた釣り船に乗船しイカ釣りを初体験。
さあ、イカ釣るわよ~!
釣り船の船頭は沼津の漁師、松坂孝憲船長!帝京大学のラクビー部で副キャプテンを努めた腕っぷしの元ラガーマン!
家業が漁業だったわけでもなく会社員と薬剤師の両親に生まれました。海が大好きで小学生の頃から漁師になると決めていた松坂氏。高校時代のご学友の親御さんに漁師がいたので「将来漁師になるからそのときはヨロシク頼みます」と根回しそのご縁から帝京大学卒業後商社マンを経て夢だった漁師になりました。
夢を自分の力で掴み取る殿方。現在は総合格闘技の和術慧舟會駿河道場に所属。試合でも連勝中。マジかっこよすぎる~~~!
沼津で人脈がとっても広いアーユルヴェーダセラピストの神宮氏とこちらも半端ない人脈の漁師松坂氏がつながることで、沼津のイノベーションの橋渡しとなればと願い今夜はイカ釣りを選んだ次第です。
大好きなお二人と共に時間を共有する大人の遠足、雨が降り出しましたがハッピータイムスタートです。
ムギイカの釣り方(竿釣り初心者向け)
今回釣るのはスルメイカの子供の「ムギイカ」だそうです。私たち2人にイカ釣りの経験は全くございません。AOさんは釣り初体験、私もバス釣りと釣り堀ぐらいしか体験したことがないど素人。
何も知らない私たちに船長は丁寧に釣り方を教えてくれます。釣吉のような方も多く乗船されるそうですが、私たちのようなど素人も乗船されるそうです。
船長「中学生でも釣れるから大丈夫、今まで釣れなかった人は1人もいないから」
私 「(心の声)やべぇ、釣れなくて伝説作ってしまうかも・・・真面目にやらなあかん」
船長「雨の方が釣れるからね」
私 「はい、がんばります。(心の声)よっしゃ大漁や~、早くイカ刺し食べて~~~」
初心者向けで船長ありきの釣り方ですが・・・
・電動リールで船長の指定する水深を設定する(30m~50m)
・一気に釣り糸を落とすのではなく小きざみに釣り糸を止めて固定してある竿を手でゆらす(シャクリ?)を繰り返す(ちゃんと止めるのがポイントby船長)
・リールを巻く時の適切な速度を船長に教えてもらい設定
・巻き上げている時も竿を上下にゆらす(シャクリ?)
・イカが仕掛けについたのを察したら(これが難しい・・・)リールの設定をあげて高速で巻く
・1番上の仕掛けをキャッチしたら竿をホルダー?に固定する
・落ち着いて4番目つの仕掛けまで上から順にキャッチ。
・キャッチした仕掛けを利き手じゃない方の手に順番に持つ(順番を変えないのがポイント)
・釣れたイカは針を逆さにしてイケス状態のバケツへ(イカは噛むらしい?のでちょっと恐怖)
・仕掛けを持っている順番に投げる(投げる時に針が自分に刺さりそうになるので注意※実際刺さった)
上記の繰り返しです。水深(タナ?)は都度都度船長が乗船された方全員にマイクで指示されます。
釣りはじめて1番にイカを釣り上げたのはAOさんでした。さすが私のロールモデルです。
イカ釣りを体験したセラピストの思い
雨脚はどんどん強くなっていきます。カッパを来ているけど雨の5月の海の上は結構寒いです。
AOさんは釣りをしながら、魚を捕まえて食べるまでの大変さを実感されておりました。食材の大切さそして食に対して感謝の気持ちをひしひしと感じたそうです。
そして船のライトに照らされたキラキラ光る雨をじっと眺め、その美しさに感動するAOさん、さすがセラピスト。一般ピーポーとは感じ方が違うと思う。
海と向き合いイカが釣れるのを何も考えずただひたすら待つ時間を「マインドフルネス」だと言っていました。
釣れたてイカを刺し身で実食!
私はAOさんとは真逆の思考回路。雨がキレイとか全然気づかずです。
「(心の声) もっと釣れないかな~、釣りって楽しいかも、早くイカ食べたい、ゲソの唐揚げもいいな、ライトに群がる蛾がキモイ・・・」
そればかり考えていました。食に感謝しマインドフルネスをしているセラピストは対象的な私・・・あらためて魂のレベルの差を実感。
船長が話しかけてこられました。
船長「イカ食べる?」
私 「はい、食べます!!!(心の声) キタ~~~船上で釣りたてのイカ刺しや~~~~~(喜)」
手際よくイカをさばいく船長。心して実食・・・。
私 「おいしい!!!(心の声)やわらかいのにプーリプリ。これは刺し身ではなか。違う食べ物や。うますぎるぅぅぅ(感動)海が教えてくれた味の初体験や~~~」
AO 「おいしいですね~」
船長「醤油じゃなくて、つゆの素で食べてもうまいよ」
あまりにもおいしくて写真録ることを忘れました。そして慌てて食べたので二回も唇をかんだのでGW後半は口内炎に悩まされました。AOさんは上品に落ち着いてイカを味わっておられます。
釣りたてのムギイカをクッキング~
17:30から始まったイカ釣り体験は23:30まで約6時間の奮闘でした。長いとは感じない充実した時間。
AOさんをご自宅にお送りして帰ってきたのは1時過ぎ。明日早速料理男子の中学1年生の次男坊にイカを調理してもらおう。
AOさんがお知り合いから教えてもらったイカ刺しのおいしい食べ方を伝授してくださいました。すごくシンプル。
・イカをさばく
・ごま油と塩であえる
・韓国のりをちらす(これは私のアレンジ)
おいしそう。
翌日、次男坊にイカをさばいてもらい、AOさんオススメレシピのとおり調理してもらいました。
心して実食・・・。
私「おいしい、さすがマッチ、食べてごらんおいしいよ。(心の声)さすがAOさんレシピ・・・うますぎます。ごま油とムギイカのハーモニー・・・味のおしどり夫婦や~~!!」
次男坊「?あ、食べるよ。(無言で食べる次男坊)」
私 「ママが釣ってきたイカおいしい?」
次男坊「・・・おいしいよ。」
「まあまあ」が口癖の次男坊。私の反応とかなりのギャップがありますが、さすがに釣れたてのイカはおいしいようです。「まあまあ」は言わずパクパクと食べています。
行きあ旅ばっ旅で始まった大人の遠足は浮島海岸の絶景にはじまり堂ヶ崎と松崎のお花畑、そして夜の部のイカ釣り、充実した1日。
お休みのときはめいっぱい遊び、エネルギーを満タンク。チャージしたエネルギーを仕事や勉強で放散します。
いつでも、どんなときも仕事も遊びも学びも楽しんで「フルスイング・フルスロットル」できる大人のための「春の遠足」です。
最終更新:
baikinman
釣れたてを船でさばいて食べる!
憧れです!
これ以上に美味しいものなんてないですね!
cha_chan
イカ釣り体験、体験と言ってもかなり本格的ですね!息子さんの調理するムギイカが美味しそうです。
記事から神宮氏の鋭い感性、松坂氏の強い意志が感じ取れ、自分との違いを感じました。とても良い刺激になりました!
akaheru
ムギイカ、美味しそうですね~。
>仕事も遊びも学びも楽しんで「フルスイング・フルスロットル」
これ、すごく大切なことですよね。子供たちもそんな姿を見ているから、なんでも全力で取り組む人に成長するのでは。
なお、うちの子は石橋を叩いて叩いて叩きまくって橋を破壊してしまって向こう岸に渡れないといった状況がちらほら・・・私と一緒で。(ちょっと比較がおかしいですかね?)
見習わせていただきます!
pamapama
ムギイカがスルメイカの子供のことだと初めて知りました。やっぱり釣りたては透明&ピカピカでめっちゃウマそうですね!それにしてもふつうにイカを捌くお子さんの将来が楽しみすぎます(^^♪