今のマンションに越してきて4年。イベントの企画担当になったこともあり、初めて様々なイベントに参加している中、今回はマンションを飛び出し、連合町内会の盆踊りに出店側のスタッフとして参加してまいりました!
今回は同じマンションに住む人たちと一緒に、子供向けのブースでの販売です。
スーパーボールすくい、ヨーヨー釣り、くじ引きなどを分担して対応。
自分はスーパーボールすくいのコーナーを担当。企画運営を担当するようになり、少しずつ知り合いも増えてきていたので、緊張することもなく終始楽しく参加ができました。
スーパーボールすくいをする子供たちを見ていると実にいろいろな子がいて、見ているだけでも楽しかったです。
大物を狙って全く取れない子、ポイの紙が全くなくなってしまっているにも関わらずどうにかしてすくおうとしている子、すくったボールと違うボールを交換できないかと交渉をしきりにしてくる子・・・。
そんな彼らの様子を見ていると、ふと自分が昔楽しみにしていた近所のお寺のお祭りの事を思い出しました。
楽しみにしていたお祭りがなくなって・・・
毎年夏に行われていたそのお寺のお祭りが、自分はとにかく楽しみでした。毎年幼馴染の友達と遊びに行き、綿菓子を買って、おせんべいに絵を書いて、射的をして。
ところが、自分が中学生になった時くらいでしょうか。理由ははっきりとは聞いていませんが、ある年を境にそのお寺のお祭りが行われなくなりました。
あの時のショックは今でも覚えています。また、そのころから幼馴染の友達はみんな違う部活に入ったこともあり、その後あまり交流をすることがなくなりました。結局今も連絡を取っている幼馴染は残念ながらいません。
今考えると、あのお祭りが続いてくれていたら、もしかしたら今でも付き合いが続いていたかもしれません。
皆で自分たちの地区を盛り上げることの大切さ
この子たちが夏休みに体験したこのお祭り。楽しい思い出をいつまでも心にとどめていてほしいし、これからも毎年参加してもらって、友達とのコミュニケーションをいつまでも取り続けてほしい。
そんな感情が湧いてきました。
自分の子どもたち、またこの地域に住む子供たちにはいつまでも今の友達と交流を続けていってほしいと思います。それが地域の活性化につながり、やがては住みやすさにつながります。そのためにも、こういったイベントでみんなが盛り上がることができる「風通しのよい街づくり」が一つのポイントなるのではないかと感じています。
それは運営する側ではなくても、ただお祭りに参加してみんなと馬鹿な話をして盛り上がる、という事でも十分貢献することができます。
運営する側の人も参加する側の人もみんなで心から楽しみ、当たり前のように毎年続けていく。そのことの大切さを一人感じた盆踊り大会でした。
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