震災の年の11月から営業を始めた「復興屋台村 気仙沼横丁」が3月で閉村した。
「ハモニカ」と呼ばれるカジキマグロの希少な部位やサメの心臓「モウカノホシ」といった地元ならではの素材を使った料理店などが人気を集め、震災後の気仙沼を代表する観光スポットでもあった気仙沼横丁。
3月18日には閉村式を行い、すべての店が20日までに営業を終えた。
営業が終了した現在も、解体されて行く屋台村の様子がFacebookで伝えられているところからも、気仙沼横丁がいかに愛されていたのかが伺える。
何度か訪れてお世話になった大漁丸さんは、気仙沼大島に移転すると聞いている。気仙沼市全域で約7割の飲食店が失われたとされる震災の後、いち早くオープンした気仙沼復興の希望の星。いつも賑わっていた気仙沼横丁の元気が、これからは形を変えて市内各地で再び輝いていくことを願う。
最終更新: