早咲きで知られる河津桜。静岡県の河津町に原木があることから名付けれられた桜です。
河津桜は沖縄などの暖かい場所での生育に適した緋寒桜(ひかんざくら)と早咲きで知られる大島桜(おおしまざくら)の自然交配種と推定されています。こんにち桜と言えば染井吉野がよく知られていますが、その染井吉野は大島桜と江戸彼岸の交配種であることから、河津桜とは兄弟のような関係です。
2月21日、その早咲きの桜を見に行ってきました。
河津の桜と聞いてイメージする光景は町を流れる河津川沿いに咲き誇る桜です。川の岸辺がピンク色に縁取られる光景は見応えがあります。
浜橋付近から上流を撮影した写真です。この日、一部の区間では桜と菜の花のコラボを見ることができました。川辺にピンクと黄色のラインが2本伸びる様は華やかです。
鉄道橋を走る伊豆急行の電車です。橋には1本しか線路がないせいか、上り下りのどちらかが行くとその逆の列車が来ることが多かったです。写真を撮る際、1本目が通過した後、ちょっと待っているとすぐに2本目の電車が来るかもしれないですよ♪
一部の区間では歩道の両脇に桜の木があり、さながらピンクのトンネル。圧巻です!
この日、前日の雨がウソのように晴れ渡りました。花の色が鮮やかです。
太陽の光を受けると、ほのかなピンク度合いがよりいっそう高まって、目を楽しませてくれます♪
桜の観賞路は河津川河口の浜橋から峰橋までおよそ4キロあります。下流付近は大勢の人がいますが、上流に行くにつれて少なくなってきます。写真の区間は歩道も茶系の色で、桜のピンクとうまくマッチングしています。
河口から出発して川に沿って上流に向かって歩き、峰小橋付近まで来ると再び河口方面へ戻りました。ゆっくり見て歩いて所要時間はおよそ3、4時間でした。
ちなみに夜になると桜のライトアップもされるそうなので、次回は夜桜も見てみたいです。早い春の訪れを楽しむことができた日曜日でした☆
河津桜
アクセスについて
河津桜へのアクセスですが、交通渋滞が大変激しいです。私が訪れたのが見頃の日曜日ということもあってか、河津の街中から新天城トンネルの先まで約20キロ近くに渡って車が連なり大渋滞でした。お花見に行かれる場合は断然電車がおすすめです。
もし、車で行かれる場合は東京方面からは伊豆スカイライン、名古屋方面からは駿河湾フェリー(清水港~土肥港間)を利用すると渋滞の影響が少ないと言われています。ちなみに伊豆スカイラインは河津桜が見頃な時期に割引を行っています。
また河津駅の隣駅、今井浜海岸駅周辺にも駐車場がある(※有料。約500台)そうなので、こちらに車を停めて見に行かれるのもいいかもしれません。河津駅から桜並木がある河津川までは約250メートルと近い上に、途中の歩道には桜の木々が植えられているので花を楽しみながら歩けますよ♪
参考WEBサイト
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